介護のグチ話~母と私の静かなるバトル~

「ねぇ、ちょっと聞いてよ~」って感じの愚痴話

ついにきたか?

2017-02-27 08:01:18 | 日記
2月後半のお稽古の日。
私が床の間の花を生けていると、
母が部屋から出て来た。

お母ちゃん、
まだお稽古の時間じゃないから、
ベットで横になっていてば?


私の声を理解できたかどうか分からないが、
お稽古時の椅子に座る。

「今日は、何日っしゃ?」
25日だよ。
「今頃から始めていると、余裕ができるんだよね。」
何のこと?

無視していると、
「息子が暮れに来るって言っててけど、いつ来るの?

はぁ?

母のところに行って、
お母ちゃん、
今、何月だと思っているの?


「12月。」



そんな事があったが、
無事に稽古が終わり、
母は一寝入り。

お稽古の片付けをしていると、
母が緊張した顔で起きて来て、
「あんた、何してるのっしゃ?」
何してるって、後片付けだよ。

薄暗い和室に向かい、
「懐中電灯を持って来てけさい。」
お母ちゃんこそ、どうしたの?
「誰か、怪しい人がいるから。」

・・・・・・

この頃は、
時間の観念もおかしくないし、
幻聴もないなぁ〜と思っていたが・・・

もうすぐ、春だから・・・かなぁ〜