場末の雑文置き場

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「ワンダーウーマン」とシオニズムとホワイトフェミニズム

2021年01月09日 | 政治・社会

「ワンダーウーマン」の新作が先月公開された。主演は引き続き、ガザ攻撃を支持したシオニストのガル・ガドット。
実写版「ムーラン」が公開されたとき、主演俳優が香港弾圧を支持しているということなどでボイコットすべきだ、という声がかなりあったが「ワンダーウーマン」に関してはそういった声がほとんどない。

思えば「ワンダーウーマン」の第一作が公開されたときもそうだった。所謂「リベラル」の人でこの映画を賞賛する人もそれなりにいたし、批判の声は少なかった。「ボイコットすべき」とまで言っている人はほとんどいなかった。それよりも問題の指摘に対する反発の声の方が多く聞こえてきたし、「役と役者は別」と盛んに言われていた。その当時に私が感じたことは「ワンダーウーマンにモヤモヤ」で書いた。

この国の人たちはなぜガザの問題に関してはこんなに冷淡なんだろう? 香港と対応が全然違うんだが。報道が少ないから? 
ともかく、「ムーラン」をボイコットした人は「ワンダーウーマン」もボイコットして欲しいし、「ワンダーウーマン」を擁護する目的で「役と役者は別」なんて口が裂けても言うなよ。

第一作の公開時はそこまで言えなかったけど、「ワンダーウーマン1984」はボイコットすべきだと今は思う。
この映画に金を出すというのはどういうことか。イスラエルによるアパルトヘイトと虐殺の支持者の地位を押し上げる手助けをするということだ。「ワンダーウーマン」に限らずガル・ガドット主演作がヒットすればこのシオニストの発言力も増し、ギャラも上がる。そのギャラから幾分かがイスラエル軍に提供され、ガザの市民を虐殺する弾丸に変わる可能性だってなくはない。
まあ、ガル・ガドットは既にハリウッドでトップクラスに稼ぐ俳優だし、2018年にはTime誌の「最も影響力のある100人」にも選ばれたらしいが。

ガル・ガドットにはある意味トランプなどより厄介だと思える点もある。自分のことをリベラルだと思っていそうで、女性の権利問題に関する発信を積極的に行うことなどから、一部リベラルからの支持もあること。この人が有名人たちに呼びかけて「イマジン」を歌いつぐ動画を発信したという話を聞いたときは嫌悪感が更に増した。よりによってお前が「イマジン」か、歌詞の意味分かってんのかって。

「ワンダーウーマン」は私から見るとホワイトフェミニズムの権化のような映画だ。なお、ユダヤ人という人種はないので、ユダヤ人であることと白人であることは当然に両立する。そしてイスラエルは白人至上主義国家だ。たとえユダヤ人であっても白人系でなければ厳しい差別を受ける。
「ホワイトフェミニズム」という観点から「ワンダーウーマン」を批判したフェミニストの記事を見つけたのでリンクを貼っておく。2017年(第一作公開時)の記事だけど。

WONDER WOMAN IS YOUR ZIONIST, WHITE FEMINIST HERO


志葉玲氏の記事も。日本語で読めるものだと、ガル・ガドットとシオニズムの問題については下の二記事が一番詳しいのではないかと思う。これも2017年のもの。

“正義のヒロイン”似合わぬ『ワンダーウーマン』主演女優のコワモテ素顔、日本の映画ライター達の平和ボケ

『ワンダーウーマン』、日本の映画ライターが書かない暗黒面―イスラエル最強のソフトパワー


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