一目惚れしたこの瞬間に、感謝と乾杯!!

人生長く生きていると種々雑多な事・物が頭に鬱積してすっごく重たい今日この頃です。今こそリフレッシュ!それでは、よろしく!

「小粒でもピリリと辛い」のように、新人モデルに今後の成長を期待!!於2011年新人モデル選抜撮影会

2011-02-25 | Weblog

上野・水上音楽堂で、恒例の新人モテセル選抜撮影会開催!

 ようやく暖かな日射しが、縁側に射し込んでくる日も多くなってきました。日に日に春めく陽気とは裏腹に、まだまだ寒い季節は続くようですね!皆様、如何お過ごしでしょうか?当ブログ主宰者「一目惚れ」です。今回も、最後までお付き合いください。

 2011年2月20日(日)に、上野公園、水上音楽堂で開催されました、全東京写真連盟主催、「2011年 新人モデル選抜撮影会」の模様や当方の感想を、「下手の横好きスナップ写真」を交えて、お伝えいたしましょう!

 今回は、ほぼ毎日晴天の中、何故か曇りのち雨という「微妙なコンデション」で開催されました。実際午後の一瞬?小雨が降ってきて、新調なったカメラが濡れて「ヤバイ」と思ったのも束間、その後は撮影会終了まで降らなかったのは、本当に「ラッキー」だったのでしょう!ただ、当方は風対策用のダウンジャケットを着てこなかったせいか、開会式から身体がやや寒い感覚での参加となりました。もちろん撮影が始まってからは、選抜モデルさんの熱気にあおられて、まったく気にはならなくなっていましたが、、、。

今年のフォト・グランプリの栄冠は、どのモデルに???

 今回は、既に全東と新人モデルとの間での専属モデル契約が済んだと言うことの様ですので、モデル撮影の写真を掲載いたします!ただし、開会式や閉会式のモデル紹介は、契約ならなかったモデルさんが一緒に写っているため、掲載出来ません!このブログの読者の皆様、申し訳ありませんが、ご容赦くださいね!

 さてさて、契約されたモデル名のみ、ここに記しましょうか?その前に、最終選考に残ったモデルは16名、当日参加したモデルさんは12名で、4名が辞退したようです。さらに契約しなかったモデルが一名おりまして、結局11名の新人モデルの誕生となりました!契約更新モデルが12名在籍していますので、都合23名の専属モデルが、現在は全東のモデルと言うことになりました(当方には、ちょっとだけモデル数が少ない気がしますが、、、??)。名前は当日配られたチラシの記入された順としました。

  1. 夕紀 (ユウキ、2011年新人モデル)
  2. 恵梨 (エリ、2011年新人モデル)
  3. 桐生 清香 (キリュウサヤカ、2011年新人モデル)
  4. (リン、2011年新人モデル)
  5. 柴田 朋子 (シバタトモコ、2011年新人モデル)
  6. めぐむ (2011年新人モデル)
  7. 高室 仁見 (タカムロサトミ、2011年新人モデル)
  8. 里崎 ゆう (サトザキユウ、2011年新人モデル)
  9. 光川 真由 (ミツカワマユ、2011年新人モデル)
  10. 麻絵 (アサエ、2011年新人モデル)
  11. 橘 環 (タチバナタマキ、2011年新人モデル)

 以上の11名が、契約なった今年の新人モデルです。この中から、フォトジェニック・グランプリ1名、フォトジェニック2名、準フォトジェニック3名を、我々参加カメラマンが投票によって、選出したわけであります。全東役員にしか分からない多少の裏事情?はあるようですが、まぁ、上位に選ばれたモデルさんは、間違いなくカメラマンの投票によって栄冠を獲得したと言えます!

 最初は2組交代で撮影する予定だったのが、欠席が多かった為、A組B組と二つに分ける必要がなくなりました。12名を休憩時間を挟んで、いつもの撮影会の様に、連続して撮影することになりました。まぁ、12名という人数ですと、余程のことがない限り全東のモデルになれないということは考えられませんから、つまり朝の開会式の時点で、フォトジェニック・グランプリを選出する為の撮影会になったと言えるかも知れません!でも、全東のモデルにならんとした12名の皆さんには、そんなことを考えている余裕などは、まったくなかったのかもしれませんが、、、???

以下、11名のモデルさんを、ご紹介しますが、誰がフォト・グランプリになったのか、ご覧になって、お考えくださいね!

 

橘環さん

めぐむさん

恵梨さん

 昨年の新人モデル選抜に参加されたカメラマンはご存知かと思いますが、モデルの夕紀さんは、今回が2度目の挑戦です。そして、今回は見事に新人モデルとなりました!前回も写していて、結構ポーズとか表情とかが、フォトモデルとして経験している方だなぁと思っていましたら、なるほど個撮などでネット上に写真が出てきます。まぁ、肩の力は抜きつつ、しかし頑張って、全東を盛り上げくださいね!

桐生清香さん

夕紀さん

高室仁見さん

 いつも若い笑顔のモデルさんを撮影していて、帰ってモニター画面を見て慌ててしまうことの一つに、その屈託のない大きな笑顔の中に、歯が「キラリ」と光っている場合があることです。これは、致し方のないことなのでしょうけれど、フラッシュを点灯させて、目に「キャッチライト」を入れるため、その時のフラッシュ光によって「虫歯を修理した奥歯がキラリ」と光ってしまうんですね、、、!なかなかお金が掛かる問題でして他人がとやかく言えませんが、金歯などの「光る歯」は、モデルの写真撮影上やや難しい点と言えます。どうぞ、ご理解の程、お願いいたしますね!あっ、これは新人モデルさんに限ったことではありませんが、気が付きましたので、ここに書かせてもらいました。

麻絵さん

凛さん

 当方の短いながらも2年半の全東のモデルさんとカメラ越しに接していて、ふと思いついたことがありまして、今年の新人モデルさんに「ひとこと」言わせて下さいね!一つめは、カメラマンのモデルとしての評価(マイナス評価)を、あまり気にしないことです。特に全東はベテランから若手まで、そして何十年も撮影会に参加しているカメラマンも多いです。そんな彼らの評価も、すべてが同じな訳がありません!また、カメラマンも「人の子」ですので、好みが偏ることもあろうかと思います。いちいち「マイナス評価」を気にしていたら、くたびれますね。疲れますね。何でもそうですが、「他人の評価・評判」は、ほどほどに聞こえてくるぐらいに留めましょう!「馬耳東風」的な感覚も、時には必要かと、、、。

柴田朋子さん

里崎ゆうさん

光川真由さん

 上野公園不忍池の柵に、こんな水鳥も!あまり人を怖がらないようだ!※ここに掲載したモデル写真は全て全東の「2011年新人モデル選抜撮影会」で当方が撮影したものです。モデルさんにも肖像権がありまして、故に二次使用は禁止です。

 もう一つ。新人モデルになられたばかりで恐縮なんですが、「モデル」として色々な誘惑が多くなるかも知れませんが、全東のモデルとして「専属契約」された方は、「浮気」をしないよう専念してくださいね!全東は多人数のモデル撮影会を開催している「趣味の団体」でありますので、他のれっきとした大手の団体の様に「プロ的な団体」ではありません!そのため、運営方法や流儀などが「アマチュア的」で「ご都合主義的」な一面も、多々あるかと思います。そう言う訳でして、変なトラブルやハプニング、誤解、曲解、勘違い等々で、モデルさんが「とばっちり」を受けることも、今後ひょんなことから生じるかもしれません。「大人の事情」を察して、あるいは理解力不足なら同僚、近しいカメラマンや元モデルさんなどに相談されてから、言動を起こした方が何かと宜しいかと思います。くれぐれも、「独りよがり」や「大人げない」行動はとらない方が賢明でしょう!ご本人は「一生懸命」なのに、結局は、誰もそれを理解出来なくて、「空回り」して「消えていく」なんていうのは本当に惨めなことですので、絶対「客観的な見方・考え方」が必要になります。そう言う意味では、全東でモデルをやっていくというのは、大げさに言えば「処世術」を磨いていく、ということにもなりますねっ!!

あと、当方も以前経験がありますが、「ブログ」を書いている、あるいはこれから始めるモデルさんは、「暴露」や「内幕」について言及する際は、特にご注意を!何しろ「ブログ」は、誰でも見られる「情報発信地」でもありますので、何らかの事実をコメントする場合は、お気を付けて下さい!特に特定の人やグループに対する「誹謗中傷の類」は避けた方が無難でしょう!

 さてさて、色々とジンクスをブログなどで言っておられるモデルさんもいらっしゃる?ようですが、そんなジンクスは破られる為にあると思って、フォトジェニックに挑戦したモデルで誰が栄冠を勝ち得たのか???

  • 準フォトジェニック・・・恵梨(左端)、桐生清香(右端)、光川真由(左から2番目)の3人
  • フォトジェニック・・・・・柴田朋子(左から3番目)、高室仁見(左から5番目)の2人

そして、フォトジェニック・グランプリは、、、

  めぐむ(左から4番目) さんでした!

フォトジェニック・グランプリの「めぐむ」さん以下、入賞者6名の記念撮影から

ちょっと今回は、堅苦しい事を、沢山書いてしまって、申し訳ありませんでした!

ところで、当方も、次回の撮影会は今から楽しみです!!彼女たちが、さらにどんな風に、変わっていくのかですが、、、

 

それではご機嫌よう!一目惚れでした!


嗚呼、あのモデルが好きだったんだなぁ!モデルの卒業により一時失恋に状態に陥る??於府中の森公園撮影会

2011-02-12 | Weblog

府中の森公園の「花の広場」

 昨日からの雪で、一時道路は真っ白になりましたが、今年はえらく寒い冬になりました!皆様、寒さに負けずに仕事に写真に、そして「日々精進」されているかと思いますが、如何でしょうか?当ブログ主宰者「一目惚れ」です。今回も、簡単ですが、「下手の横好きスナップ写真」を交えて、撮影会を振り返ってみたいと思います。最後まで、お付き合いくださいね!

 2月6日(日)、京王線東府中駅から徒歩10分のところにあります「都立府中の森公園」で、全東京写真連盟主催により開催されました「2011年 都立府中の森公園撮影会」の模様を、お伝えいたしましょう。今年からこの撮影会は、前年まで開催されていた「府中郷土の森」に変わって行われることになりました。また、今年の「新人選抜撮影会」に先駆けて行われる「今年の全東契約更新なった」モデルが一堂に介しての撮影会という位置づけですね!

深い緑色に染まった冬の木々

 冬型気候となりまして毎日晴れが続いていたのに、この日に限って、薄日が射す程度の曇り空になってしまいました!まったくお天気ほど先の読めないモノはありませんよね!今回の「府中の森公園」は、ちょうど梅の花が開花している頃となりまして、冬の枯葉色の木々や草花以外にも、ロケ場所として利用できて、それはそれで良かったと思います。

 さてさて、モデル名の紹介ですね!今回は12名出演予定の所、3名が欠席でした。モデルのファンファンさんは中国の旧正月で本国に帰っていて不可。その他、就活とかで、2名ほど出られなかったようです。ここで先走って言うのもなんですので、正式な契約更新については、全東のHPでご確認くださいね!つまり、都合9名という、やや少ないモデル出演による撮影会となった訳です。今回出演できなかった下の3名のモデルも、契約更新されたモデルです。

開会式間のモデル紹介

  1. 水原 みう (2011年契約更新モデル、4or5年目?)
  2. さとみ (2011年契約更新モデル、4年目)
  3. 水嶋 夏月 (ミズシマナツキ、2011年契約更新モデル、3年目)
  4. 神木 きよら (2011年契約更新モデル、3年目)
  5. No ri ko (2011年契約更新モデル3年目)
  6. 宮沢 磨由 (2011年契約更新モデル、2年目)
  7. 羽原 なおこ (2011年契約更新モデル、2年目)
  8. 香川 あすみ (2011年契約更新モデル、2年目)
  9. 高橋 弓 (2011年契約更新モデル、2年目)
  • ファンファン (2011年契約更新モデル、2年目)
  • 優華 (ユウカ、2011年契約更新モデル、2年目)
  • 神崎 由莉 (2011年契約更新モデル、2年目)

 ロケ場所は、大きな噴水あるの花の広場と隣接した展望広場、武蔵野の森、日本庭園とその周辺ということで、要するに東府中駅に近い南側です。人工の池が2つほどありまして、撮影場所としてはGOODでしょう。ただここは、春になりますと、「花のプロムナード」に植えてある桜並木が満開になるようでして、一度そんな中でモデル撮影をしたいと思いました!

宮沢磨由さん

No ri koさん

羽原なおこさん

 ここに書くと、またまたあちこちにバレバレ(特にモデルさんは、ちゃんとカメラを見ていないと、「一目惚れ」だと判りませんよ!?)になりますが、今回からカメラを「α55(ソニー デジタル一眼レフ α55(ズームレンズキット) SLT-A55VL)」に新調しました!以前使っていた「α200」の内蔵フラッシュの寿命が尽きて、点灯しなくなったからです。当方の場合は、太陽が高い時間帯は、内蔵フラッシュ、2時過ぎの4度目の撮影時間からは外部フラッシュを使用しています。ですので、内蔵フラッシュがないと、ちょっとNG!2年近く使ってきたこともありますが、修理に出しても1万円数千円以上かかりますので、思い切ってα55にしました。※以前より画素数が増えた為、縮小写真の「シャープさ」が減りました!勉強して、きれいにしてから掲載したいと思いましたが、今回は間に合いませんで、今後に期待して下さいね!今回はこれでご容赦くださいませ!

午後のモデル紹介

 さすがに、2世代も違うと、まったく別のカメラのようですね!ただ、基本的な操作方法は、以前と同じなのでまごついたりはしませんが、やたらと「新機能」が盛り込まれていまして、覚えて実践で使うまでに時間が必要ですね。聞き慣れない新用語「トランスルーセントミラー・テクノロジー(要するに透過ミラーのことだそうで?)」によりライブビューが、シャッターを切った瞬間に遮られない(まばたきをすること)仕組みは、重宝ものですね!あと液晶画面が結構色々な角度に変えられて、それを見て撮影できるのは、とても楽しいですね!水嶋さんのローアングルからの撮影など、以前はかなりの低位置からでしか出来なかったもので、撮影アングルが非常に広がって、これからが楽しみでもあります。あと視野率100%の電子ビューファインダーは、フレームがしっかり確認出来て、これはいいかも!ただし、カメラのスイッチオフ時には、ファインダーを覗いても黒いまま何も見えないのは、残念な気がしますが、長短併せても、これは長所が勝ったかな?それと同様、液晶画面がやたらと「綺麗すぎる」のは、どうしたものかと、、、?明らかに、実物(し、失礼しました!モデルさんは、本物も液晶画面上でも、まったく同じようにお綺麗です!!)より、綺麗に見えてしまうのは、逆に自分の腕が上達したように錯覚してしまいますので、ちょっとヤバイかもしれませんね!

神木きよらさん※変身モノが板に付いた様で、様になっていて素晴らしいですね!今年も頑張って下さいませ!!

水嶋夏月さん

さとみさん※暖かくなったら、またまた、「スタイリッシュ」なコスプレに期待してますよ~!

 ついでに、他に現時点で重宝している機能としましては、「水準器表示」です。どうも当方の場合、水平にならずに傾いて撮る癖がありますので、ここでモデルさんをしっかり垂直に撮りたいといった最高の場面では、非常に役立っています。あと、合焦すると緑色に表示される15箇所の四角い「フォーカスエリア」、「顔検出枠」等々、モデル撮影には心強い新機能があって、以前に比較してもカメラとしては相当格上ですね!まぁ、当方の腕は「初心者」の域を出ませんので、何とかカメラに「オンブにダッコ」して撮るしか、現在のところ「勝利への近道?」はありません!?また、何とGPS位置情報計測機能がありまして、写真のRAWデータに「緯度・経度」が表示されました!30Mぐらいの誤差が出る場合もあるようですが、これを使えば、どの時間に何処で撮影したのかも自然と写真に記録されて、「一目惚れの一日の撮影会マップ」情報を作ることも可能です。

日本庭園にて

武蔵野の森にて

 動画(全東の撮影会では禁止ですよ!)なども撮影できるため、奮発してメモリーは16GBを奢りました。写真では1620万画素( 4912x3264画素、約16MB)で928枚程度撮影でき、動画では約2時間弱の撮影が可能ということになります。話が、前後してしまい恐縮ですが、オートフォーカス用のセンサーが高精度になったように感じました!α200の時には、手ぶれ以外の写真も、フォーカスが甘い場合が多かったのですが、α55では結構シャープに撮れる割合が増えてきました!まだまだ撮影技術は低いですが、シャープに撮れた場合のモデルさんの表情は、パソコンのモニター画面に映し出された場合、高画素と相まって本当にビックリするほど「なまめかしくて!」、すかさず三度も拝みました!!※腕が上がった為ではないと思いますが?、カメラのAFセンサーが本当に良くなったようですね!

高橋弓さん

水原みうさん

香川あすみさん※ここに掲載したモデル写真は全て全東の「2011年都立府中の森撮影会」で当方が撮影したものです。モデルさんにも肖像権がありまして、故に二次使用は禁止です。

 今回は契約更新なったモデルさんの、「お披露目」の撮影会でもあった訳です。それにしても、全東は「大英断」で、1月まで39名在籍していたモデルを、よくぞ一気に12名まで絞り込んだものですね!そこで困ったのは、当方「一目惚れ」です!撮影会の前々日に全東のHPで所属モデルを見ていまして、、、さらにモデルさんのブログなどを見ているうちに、ちょっと「失恋状態みたい」になってしまいました!こんな感じに陥るのは、2年半の短い全東の撮影会通いの中でも、以前はなかったものです。ところが、今回の契約更新で、何と絶対残ると思われた胸中の「希望の光り」がかなり消えてしまって、、、ヤバイヤバイ!まぁ、それでも残ったモデルさんもいまして、嗚呼、ヨカッタ!良かった!!こんなことになった理由としましたは、全東の撮影会通いにも慣れて心のゆとりも出てきて、何となくモデルさんとの接し方も解ってきて、カメラを通じてではありますが、結構「懇意」になってしまいまして(当ブログも役だっているかな?)、その結果ピヒーッと波長の合うモデルさんがハッキリ見えてきたからですね!

 このブログは、誰でも見られますので、あまり熱烈な「依怙贔屓」は書けません!でもでも、やはり「一期一会」と言うことは、幾つになってもあるんですね。人生そのものが、一期一会の連続かと?!一つには「笑顔」、そして選ばれた「乙女たち」ということなのです!当然「花」があり「美」があり、そして「大和撫子」なんですね!こんなことを書いても後の祭りですが、昨年のモデル契約更新時に、一つの区切りとして必要とするモデル契約のケジメを付けることも必要だったかと、、、。まぁ、「新人選抜」でのカメラマンによる投票があるのですから、「契約更新モデル」についても何らかの形で全東の会員が、「残って欲しいモデル」を「推薦」するような、あるいは「投票」する様なことが、今後は必要かもしれませんね!その後に、裏方の役員さんで微調整された方が、カメラマンもスッキリして良いと思いました。あくまで「趣味の会」でして、所属するカメラマン大多数の意向や嗜好、そして趣味性を反映したモデルさんが、引き続いて全東のモデルをやって欲しいと思います!これにつきましては、さらに開かれた、ガラス張りの運営を切に望みたいと思います!※一番ガッカリしていることの一つに、フォトジェニック・グランプリに選ばれた、波木玲奈、加奈、Ma riの三年連続モデルが、現在は誰も全東に残っていないことです!つまり現在は、フォトジェニック・グランプリが不在と言うことです!当方は、何だか「変?」と言うか、「複雑」な気持ちでもあります、、、。

閉会式 

 

 閉会式後、卒業された加奈、恵理さんが来ていましたので(残念会でも契約なったモデルさんとやるのかな??)、お別れの握手をしました。そして、卒業して受付を担当していた華さんともおそらく最後となるであろう握手をしました!華さんは、やや暖かい手の感触でしたが、加奈さんと、恵理さんは、寒かったせいか、あるいは「冷え性?」のせいか、とにかく冷たかった!どうも日本女性は、冷え性の方が多い様で、、、。でも、この「ご縁」は永遠に忘れませんよ!良い思い出を、たくさん、沢山ありがとう!元気で歩んでくださいな。それでは、またお会い出来る日まで、、、。

卒業生を代表して、Vサイン入り笑顔の恵理さん-「お疲れ様でした、そして こころより あ・り・が・と・う!」

 

それでは、ご機嫌よう、、、一目惚れでした!


You Tubeで見かけた期待の女流ピアニスト3人!小林愛実、横内愛弓、植原晴子さんをご紹介!!

2011-02-03 | Weblog

 今回は、前々回に書きました「You Tube」に当方のmidi曲掲載の件に関連することを一つ。

 実際ピアニストが演奏した曲目を「You Tube」に掲載されていては、いくら何でもmidiで作った曲は、まったく歯が立ちません!そう言うこともあり、色々リサーチしていてあまりと言うか殆ど上梓されていない曲を掲載している訳です。そんなこんなでちょくちょく楽曲をチェックしていて、ふと聴き惚れてしまった(演奏者にも惚れちゃったりしていて!?)、プロの女流ピアニストを三人、小林愛実、横内愛弓、植原晴子さんを取り上げたいと思います。つまり、当方のお気に入りのピアニストと彼女たちの「YouTube動画」を、簡単ですがここに紹介しちゃいますね!!

 

小林愛実さん(C)Ryota Mori/EMI Music Japan

(1) 「早熟の天才ピアニスト」と言われている「小林愛実(こばやしあいみ)」さんは、現在弱冠15歳ながら、既にCDデビューを果たしたピアニストでもあり、ご存知の方も多いと思います。去年メジャーレーベルのEMIクラシックスから、「小林愛実Debut!(DVD付)」でメジャーデビューしています。※2008年6月(まだ12歳!)頃、ニューヨーク、マーキンホールにて録音されたもので、現在の愛実ちゃんの演奏ではないため注意が必要

  「天才少女ピアニスト」として、随分前からあちこちのテレビ局に出演していて、どこかで名前とその聴き手の魂を揺さぶるごとき情熱的な演奏も聴いたことがおありかと思いますが、、、!そうなんです!世界的な名ピアニストのアルゲリッチやキーシンも大絶賛している若き日本の有力ピアニストなんです!

 最近では映画に初出演を果たして(「ネムリユスリカ」)、「女優」としてもデビューしたそうです!有り余る才能と言いますか、何にでも積極的のようで、素晴らしい「お嬢さん」ですね!今後さらに期待して、応援しましょう!!

 紹介しますYou Tube動画は、「Aimi Kobayashi in Russia」という2008年2月にロシア・モスクワ、サンクトペテルブルクにてスピヴァコフ指揮モスクワ・ヴィルトゥオージ・オーケストラとベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を共演した時、聴衆の鳴りやまない拍手に応えてアンコールしたショパンの即興曲第1番を演奏した時のものです。当時12歳の愛実ちゃんの「子供」とは思えないスケール感があり豊かな情感を湛えたピアノの音に驚嘆すると同時に、その練り上げられた音楽性豊かな演奏に、何故かジワーッと涙が出てきてしまいました!You Tubeでの閲覧者も全世界通算で10万回を超えている、本当にビックリするほど凄いものですね!

Aimi Kobayashi in Russia

 

 ★2011年2月28日追加:何と新しいCDが、3月9日に発売されるそうです!タイトルは、「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ「熱情」」と言うことで、ベートーヴェンのピアノソナタ「熱情」と「悲愴」、そしてシューマンの「子供の情景」が収録されているそうです。これこそ、正真正銘の小林愛実15才の新録音ということになりますね!


(2) 「You Tube」から広く知られる様になった国内における女性ピアニストとしては、「横内愛弓(よこうちあゆみ)」さんが、最もポピュラーでしょう!ピアノを演奏している姿をそっくりそのまま動画にしてYou Tubeにアップすることで、ライブらしい雰囲気ある映像と迫力満点な音楽が視聴できます。自宅?でのグランドピアノによる演奏ですから、それはそれは他のピアニストとの演奏とは一線を画しており、音の鮮度がまるっきり違うんです!※他のライブ演奏動画と違って高音質な録音をそのまま使用しているようですので、、、!

横内愛弓さん(ファーストDVD『音の扉』発売コンサートのパンフレットより) 

 2007年からプロのピアニストとしてリサイタルを開催しているようですが、こちらの方は昨年ブレーク?して、これからが「旬の時」となりそうですね!You Tubeへの動画のアップは、所属しているインディーズレーベルのアット・レコーズによるもののようです。調べてみますと2007年10月の「花の歌 (ランゲ) 」が最初のようですが、現在まで30以上のピアノ曲の実演スタイルによる動画があるようですので、大変精力的に、動画サイトへのアップに取り組んでいらっしゃるようですねっ!

 モデルをしても良い様なお顔立ちですので、ピアノを弾いている姿も、非常にビジュアル的には効果的で「さま」になっていますよね!当然ながら、彼女のファンも増加の一途を辿っている様でして、閲覧数はどの動画も軒並み万を超えています!

 ブログも2010年8月よりスタート。「横内愛弓 ピアノな日々」と言うタイトルで、ピアノとの格闘?のことや日常生活のこと等々を書き綴っています。midiなどでピアノ曲を打ち込んでいますと、意外とピアニストさんが曲をどのようにして料理していくのかなど、裏側の苦労した点や工夫などについての知識があった方が、「音作り」の参考にもなったりします。何でもそうですが、誰でも努力したり苦労したことについては、得てして表に出しづらいところがあるもんですよね!※個人的なハウツーやノウハウがあり、基本的にはプロの演奏家の場合は「企業秘密」と思います!

 こちらがレコード会社にある愛弓さんの紹介でして、当方と同じようにクラシック音楽が「元気の元」となって、幼少時よりピアノを始めたそうです。

 さて、ここに紹介する動画は、ご存知「パッヘルベルのカノン」を少々短くしたバージョンで弾かれているものです。段々音が大きくなっていってクライマックスに達して曲が終わる様は非常に感動的なものでして、これでは誰でも自然と「横内愛弓ファン」になってしまいますよねっ!

★カノン(パッヘルベル)横内愛弓

   

 


(3) 最後に登場していただく女流ピアニストは、上のお二人より年長の方です。しかしその分、音楽に深みと彼女しかないオリジナルな味わいがあります!

 「本物の響きを持つピアニスト」と、植原晴子(うえはらはるこ)のオフィシャルサイトには書いてあります。そして当方が非常に興味を持ったのも、そう言う彼女の奏法による「ショパンのノクターン」でした!実は、ショパンのノクターン(夜想曲)は、既に何曲かmidi化(midiで音を作って、音楽を表現することですが、)しているんですが、音に独特の厚みがあり、midiで鳴らすのは、結構様にならなくて大変なんです。そんな中で、ふと耳を傾けたピアニストが植原さんでした。非常に理に適ったショパンの音楽を弾いているんですね!こういう風に弾く日本のピアニストも少ない様な気がします。

 ショパンと言う作曲家は、ノクターンの場合、2曲3曲まとめて作品番号付けていますが、これらが共通することに、「優美な曲」と「ドラマチックな曲」を対にしたりしていることです。そして当方がmidiで鳴らそうとしたのは、もちろん「ドラマチック」な方でして、意外とプロレベルですと、女性ピアニストでは弾いている方が少ないように感じました!そんな中で、当方が選んだ曲を、植原さんも弾いていたりして、結構参考にさせてもらったりしています!

植原晴子さん(ピアニスト 植原晴子のホームページより)

 You Tubeにおける閲覧数が極端に少ないのは、海外の有名ピアニストの陰に隠れてしまっている為でして、決して演奏が上手くないということはありません!本格的な奏法をマスターするのに結構時間をかけてきたようですが、間違った方向ではないと思います。

 既に教え子が何人かいるそうですが、まだまだリサイタルなどを沢山開催して、コンサート・ピアニストとして頑張っていただきたいものです!まぁ、そういうこともあり、You Tubeにリサイタルや室内アンサンブルの動画をアップされているかとも思いますが、、、。今後のご活躍を陰ながら応援いたします!ちなみに、植原晴子さんのホームページには、You Tubeの動画が多数掲載されています!

 さてさて、紹介する動画は、ショパンの「ノクターン第15番 作品55-1」です。物思いに浸りながら静かに歩いていく様な出だしが印象的な曲ですが、途中で大きな葛藤を経て、最後は霧が晴れた様な気分となり、ほんのちょっとだけ後ろを振り返りますが、静かに、穏やかに終わります。シンプルでありながら、非常に印象的なメロディーから紡ぎ出したショパン晩年の魅力的な「渾身の作品」ではないでしょうか!!

★HARUKO UEHARA: CHOPIN NOCTURNE No.15ーショパン・ノクターン第15番

   

 

今後は、こういうYou Tubeなどの動画サイトから脚光を浴びるクラシック演奏家が、ますます増えそうですね!

それでは、ご機嫌よう!一目惚れでした!


今年最初の撮影会は晴れ後薄曇り。雨に祟られない予想と受け止め、今年こそ飛躍の年に!於新春晴れ着撮影会

2011-01-22 | Weblog

府中市郷土の森博物館前の「梅まつり」催事広告

 皆様、お元気でしょうか?巷はインフルエンザが猛威をふるっておりまして、体調などには充分お気を付けてください!当ブログ主宰者の「一目惚れ」です。今回も、簡単ですが、スナップ写真を交えながら撮影会を自由に綴っていきたいと思います。最後まで、お付き合いくださいね!※※※じらしている訳ではありません!ただあちこち色んな野暮用と重なると、遅れがちなものが、さらに遅れてしまうだけのことです!アシスタント(モデルさんがいいなぁ?)を雇いたいぐらいだ!誰か助けて~、、、。

 今回は、全東の今年最初の撮影会です!1月16日(日)、東京・府中市南町にあります「府中市郷土の森博物館」園内で開催されました、全東京写真連盟主催、「2011年新春晴れ着撮影会 -府中市郷土の森博物館-」の模様です。

 昨年まで開催されていました「都立府中の森公園」ではなくて、今年は「郷土の森博物館」での開催に変更されました。恐らくですが、着物の着付け場所や公園の混み具合などで、こちらで行うことになったのでしょうか?

 そのため恒例の「梅まつり(2月1日~3月6日まで)」の催事期間前の開催となりまして、まだ梅が見頃ではなかったのは惜しまれました。ただ、少々ではありますが梅の花や、ここにあります復元建物・水車小屋などには、まさに「きもの」にはうってつけと言いますか、願ったり叶ったりのロケ場所になったことは、喜ばしい限りですねっ!!

晴れ着のモデルさんを、今や遅しと待つ大勢のカメラマン

 午前9頃には、既にモデルさんはここに駆けつけいて、着付けに大忙しだったとのことですが、結構時間が掛かりますねぇ!でもでも、確かにきものだけではなく、髪の形やエクステンション、飾り物など、どのモデルさんも「コリコリに」凝っていて、着付係が3~4人では時間が足りないと言うことなもうなずけますね!

 そして、まったく雨音の聞こえない最近の東京ですが、当日は朝からピーカンとなりましたが、12時前あたりらやおら雲が出始め、午後は薄曇りのお天気となりました。雲一つない快晴というのも「何だかなぁ?」とは思いますが、雲がちょっと多かったですかね??日が沈むのが早い日本の真冬ですので、やはりモデルの野外撮影には、「お天道様」は非常に重要なアイテムでもありますね!?

 さてさて、モデル名を記しましょうか?今回は12名の出演予定で、個人的な?スケジュールの都合で何回か出演モデルが変更されていますが、結局全員出席でした。

  1. 宮沢 磨由(2010年フォトジェニック)
  2. ファンファン(2010年準フォトジェニック)
  3. 神山 みゆき(2010年契約更新モデル)
  4. (ハナ、2010年契約更新モデル)
  5. 優華(2010年契約更新モデル)
  6. 水嶋 夏月(ミズシマナツキ、2010年契約更新モデル)
  7. 恵理(2010年契約更新モデル)
  8. 森 雪(2010年契約更新モデル)
  9. 愛結(2010年契約更新モデル)
  10. 神崎 由莉(2010年新人モデル)
  11. 柴田 芙美(2010年新人モデル)
  12. 高橋 弓(2010年新人モデル)

開会式のモデル紹介※参加できたのは何と6名でした!

 やはり、きものとなりますと、「大和撫子(今回は外国の方もひとりいますが、)」も、日本人の源DNAが大きく蘇るのでしょうか?何故かモデルさんの心が「舞っている」ような雰囲気や気分が、こちらにも伝わってきて、それはそれは素晴らしいことでもありますね!いつも書きます様に、きものの柄と色の艶(あで)やかさと言ったら、やはり「世界広し」といえども、日本が最高なのかも知れません!もう、本当に、惚れ惚れ!ああっ、モデルさんにもですね、ねっ!!

水嶋夏月さん

宮沢磨由さん

ファンファンさん

神山みゆきさん

華さん

 今回は、ロケ場所については、基本的には、園内の「武蔵野の面影」がバックになる様な所でと言うことでして、園内全域が自由な撮影場所となったようです。とは言っても、例年の様に、水車小屋や復元建物、梅の花の下、やすらぎの池畔が中心だったようです。博物館では園内南側の一番奥にあります多摩川に近い「ロウバイの小径」を宣伝していましたが、モデルさんで足を伸ばした方はいらっしゃったのでしょうか??

午後のモデル紹介※ようやく全員勢揃い!

 午後のモデル紹介で、ようやく12名全員が出揃いました!これだけモデルさんが、様々な色・柄のきものを着た姿を見ますと、「艶の饗宴」ですねぇ~、、、!素晴らしいと同時に、壮観な眺めでもあります!当のモデルさんにしてみれば、結構寒い思いをしているようですが、そこは「若さ」と「インスタントカイロ?」で冷えを凌ぐ訳であります!でもでも、この寒い最中、本当にご苦労様です!

神崎由莉さん

柴田芙美さん

高橋弓さん

恵理さん

森雪さん

 話が前後しますが、今回は11時過ぎと遅れて開始された関係上、休憩時間を短縮したりして、撮影時間を確保したのですが、ロケ担当の役員さんの足並みがやや違うため、あちらでは撮影中、こちらでは休憩時間という、変則的な撮影時間になったりしていました。まぁ、こういうところが「アマチュア団体」の「緩さ」でもあり、逆に格上の団体ではちょっと遣りづらい「臨機応変」さと言えて、当方は全東の「趣味の団体」としての「フレキシブル性」を高く評価しているところです!もしも今後、格上になったとしても、こういう「良いところ」は、ずーっと維持したいものですね!

閉会式

 開会式では、今回着付けをするため早起きして、重たい荷物を持ってきたこともあり、さらには貸しきもの?と言うことで色々と気を遣っていたのでしょう!ややモデルさんに元気が残っていない様子でした。そのため、全員が正面を向いている記念(記録?)写真を、まったく撮れませんでした!撮影技術が未熟で、誠に済みません。開会式の最後には、一部のモデルさんの卒業や引退が予想されているため、例の「一言」をいただきました!

 4年生の神山みゆきさんが、最初の一声から涙声での話となりまして、カメラマンから「ガンバレー」の声援が飛んでいました。多分全東での4年間の楽しい思い出が脳裏に浮かんでいたのでしょう!他にも何人か「引退宣言」をされたモデルさんがおられるようですが、ハッキリ決定していませんので、ここには公開しないことにしましょうね。

 まぁ、例年のことではあるのでしょうけれど、モデルさんにとっては、まさに「青春真っ盛り」の時期のこの一年は、我々年長者より非常に長く感じ、それだけに充実したものとなれば、その後の「実のある人間」として魅力度を高めることができると言うものでしょう!また彼女らにとっては全東での撮影会は、「一期一会」に等しい出会いでもあります。何れにせよ、今年のさらなるご健勝、そしてご発展とご繁栄を祈って、今年最初の撮影会模様を終わりにしたいと思います。

 

 最後に、お二人とも次回モデルとして登場するのか心配ですが、意外な2ショットです!

宮沢磨由さんと恵理さんです。

ほほえましい笑顔が、何とも素敵な一枚となりました!

ありがとうございました。

今年最初で最後のベスト2ショット!?宮沢さんと恵理さん

それでは、ご機嫌よう!一目惚れでした! 


クララ・ヴィークとファニー・ヘンゼルのピアノ作品をYouTubeにアップしました!

2011-01-07 | Weblog

クララ・ヴィーク-シューマン

新年、明けましておめでとうございます!

今年も、当ブログを、何卒よろしくご贔屓の程、お願い申し上げます!

さてさて、今回は、手前味噌となってしまいますが、最近流行りの「You Tube」にアップした動画(midi音楽)についてです!


 クララ・ヴィーク(Crala Wieck、1819-1896)と言えば、ご存知の方も多いと思いますが、ドイツ浪漫派大作曲家シューマンの妻であり、女流ピアニストとしてもあのリストに絶賛されたクララ・シューマンの独身時代の名前ということですね。 正式にはクララ・ヴィーク=シューマン(Crala Wieck-schumann)と言います。

 シューマンとの大恋愛、そしてクララの親父とシューマンの法廷闘争にまで発展した結婚反対にまつわる「確執」はつとに有名なお話で、数あるシューマンの音楽映画のストーリーにも必ず登場しますよね!

 今回は、そんな彼女の独身時代に、ピアノ演奏家兼作曲家としてドイツ内外で有名になりつつある最中に作曲された「ヴィーンの思い出 作品9」という曲を、midiで打ち込み、ソフト音源を使ってHD録音、絵付きでmp3にて「You Tube」にアップしましたので、ここに初めてではありますがご紹介します(出した以上はアクセス数を稼ぎたいものですから!)。

 クララが、19才の時に作曲したものです。恐らくは、ウィーンで新進女流ピアニストとしてデビューの頃に作曲されて、ウィーン子に拍手喝采されたでしょう!ハイドンが神聖ローマ皇帝・フランツ2世のために作曲された「神よ、皇帝フランツを守り給え(後にはオーストリア帝国の国歌、弦楽四重奏曲第77番「皇帝」第2楽章として、皆さんも学校で聴いたかと思われますが、超有名ですね!)」のメロディーを使用したヴィルトゥオーソ的な即興風変奏曲です。それ程ふかいものはないと思いますが、すごく出来映えが良くて、非常に印象に残るピアノ曲です!

Clara Schumann "Souvenir de Vienne (ヴィーンの思い出)" Op.9 ★midiで作って演奏!!

 

 


 

  ファニー・ヘンゼル(Fanny Hensel、1805-1847)と言う名前は、クラシック通でもあまり知られていなくて、ほとんどの人が初めて聞く名前でしょう!ただ、近年ファニーについての生涯や作品についての研究が盛んになり、ようやく20世紀最後の頃になって、クラシック音楽の表舞台に出てきたと言うのが現状です。また当時女性作曲家がほとんどいなかった為、ジェンダーの研究対象にもなっていて、アカデミカルな方面などでも盛んに取り上げられているようです。

 そう、弟の名前は、フェリックス・メンデルスゾーンと言えば、お分かりでしょう?!つまり4人兄弟の長姉と次弟となりまして、フェリックスからみると姉貴ですね!ファニー・ヘンゼルという名前は、結婚後の名前でありまして、正式にはファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(Fanny Mendelssohn-Hensel)と言うことです!宮廷画家のヴィルヘルム・ヘンゼルと結婚したために、ヘンゼル姓になったわけです。

 敢えてミドルネームとなった「メンデルスゾーン」を隠してしまったのは、ドイツ人だけではないでしょうが、「女流」という部分と弟フェリックスとの「因果関係」を隠蔽しようとする西欧の古い体質(男尊女卑的なものとかでしょうか?)が当方には見え隠れしますが、いかがなものでしょうか?

 

 ところで、大昔、六本木に音楽などの発信拠点となった「WAVE」で、CDを色々と探していた時に、ひょんなことからジャケットに美しい女性の絵が描かれていたものを発見。それが「ファニー・ヘンゼル」だったのです。それ以前から、どうして西欧音楽には有力な女性の作曲家がいないのかと、当方はいぶかしげに思っておりましたが、クララ・シューマンやこのファニー・メンデルスゾーンのピアノ作品などに接して、それが間違いであったと確信する様になったのです。

 「CPO」と言う旧西ドイツの音楽レーベルから発売されたCD4枚を、先ずは集めました。ピアノ作品が2CD、歌曲が1CD、そして何と4人の独唱者とコーラスとオーケストラのためのオラトリオ(30分くらいの曲)が録音されたCDです。こんな素敵な「スケッチ画」がジャケットになったりしていれば、それは、もう、購入するしかありませんね!実際これらの肖像を描いたのは夫君のヘンゼル画伯でして、多分に美化されているとはいえ、本当にファニーを愛していたのが分かりますよね!

 もちろん、音楽が素晴らしかったのは言うまでもありません!ファニー特有の息の長い歌唱的なメロディーと、大胆な和声法とで、短いけれどドラマチックな作品も多く、ちょっと「女ベートーヴェン」的なものも、持ち合わせているようです。ただ基本的には、短調を軸とした、切ないメロディーを切々と歌い上げていく、その中に見事に昇華した音楽的な「感動と深み」を湛えていて、世紀を超えて未だに我々の心に染みいるのだと思います!

収集したCPOレーベルの4CD 

 「ピアノの詩人」ショパンと似ていて、歌曲とピアノ作品が大半を占めています。あまり大規模なオーケストラなどで演奏するようなものは、恐らく演奏機会がまったく無いと言うこともあり、ハナから諦めてしまっていたのかもしれませんね!実に生涯に600曲近い作品が残されたと言うことですが、当時ほとんどが未出版だったため、ファニーの作品が世の中に広く知られるのが、本当に最近になってしまったということです(詳しくはフリー百科事典のウィキペディアなどで参照してください)。

 そんなピアノ作品から、4曲ほどYouTubeに上梓していますが、生前に出版された「6つのメロディ 作品4&5」から4曲目と6曲目をここには掲載しました。

★Fanny Mendelssohn #3:Six Melodiesから第4番Lento appassionato★midiで作って演奏!!

★Fanny Mendelssohn #4:Six Melodiesから第6番Andante soave.★midiで作って演奏!!

 ファニー・メンデルスゾーンの音楽家としての才能は作曲家(ただし曲の出版などで生活していたのではないため、アマチュアどまりですが、)、ピアニストとしてもフェリックスと同等以上の音楽性とテクニックを持ち、また音楽サロン(日曜音楽会として何十人、時には300人を超える招待客を招いて開催されたようです。あのリストも、ここで演奏をしているそうです!)で、指揮者としても活躍しており(弟フェリックスが、プロの音楽家になってからは、多分ずーっと指揮をしていたようですが、、、?)、まったく、す、凄い才能ですね!

 一つ逸話を。ファニーの結婚式用のオルガン曲を弟が作ることになっていたのですが、馬車から落馬して怪我で式に出られなくなったため、代わりにファニー自信が自分の結婚式用の曲を作って、式を挙げたそうです!作曲家というのは、こんな時には大変便利なこともあるものですね!もちろん、この曲は、現在は出版されていますよ。オリジナルはオルガンと2本のトランペットで演奏されたそうです。

 詳しくは、山下剛著「もう一人のメンデルスゾーン―ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼルの生涯」 をお読み下さい。ところで、楽譜は発見されていても、まだ未整理の為、出版社から出されていない曲も多々あるそうでして、まだまだ、これからが楽しみな作曲家ですね!!

 

今回は、ここまでにしておきます、それでは!

一目惚れでした!