朗人日記

今までのこと・今からのこと

鯖茶漬け

2010年01月20日 | 食べ物
今年は鯖が豊漁らしい、スーパーでは形の良い新鮮な鯖が近来に無い安さで並んでいる。この時期の【寒鯖】はどうやって食べても美味しいが、我が家での人気の食べ方は茶漬けですね。

まず、3枚に下して刺身状にします(皮は剥かなくて可)、器に入れて生姜をたっぷり摺り入れ、しょう油をひたひたより少し控えめに入れます、我が家では酒と昆布ダシを少量入れることにしていますが、これで少しまろやかになるように思います、最後にゴマを入れます。

こうしておいて半日ほど冷蔵庫に入れておきます、翌日まで置いてもかまいませんが、少し塩気がきつくなります。

丼を暖めておいて、熱いご飯をつぎ真ん中にしょう油につけておいた鯖を乗せます、その上から熱いお茶を掛けます、お茶は少し上等なものにする方が美味しいようです。食べる前に海苔とわさびを入れて食べます。

刺身を取った後のあらは捨ててはいけません、綺麗に洗って薄塩をしておきしばらく置いて熱湯を掛け、水を入れて灰汁を取りながら煮出し、少しお酒を入れてだしをとります、あらは出し殻ですから漉して捨てます、それに大根を細く切っていれ、塩味の吸い物にします、「船場汁」といってこれば絶品です。



成人式に思う

2010年01月13日 | いろいろ
今年の成人式にも荒れた若者がテレビを賑わせている。成人式に限らず一部の若いもんが、馬鹿なことをしでかすのを見るたびに思うんだが、家庭が大家族から核家族になったのが遠因ではないかね?

年寄りが孫と暮らすことが無くなり、子供達が老人と接する機会が少なくなった。それで、(※1)敬老(嫌な言葉だね・・・)の気持ちが希薄になり、一方たまに接する爺婆達は躾けることよりご機嫌取りに終始し、猫可愛がりに走りやすい。

一般的に年寄りに育てられた子は優しいというが、それはともかく、家にいつも誰か居る、そして何かとお節介を焼く、子供は「煩い!」と、思いながらも、社会の約束事を知ることになる、もっとも双方に愛情があればのことだが・・・。

(※1)敬老などと言うからよくないね、【敬う】なんて言わず、老人の気持ちを理解し、愛情を持って接する、一言で言えば最近流行の【友愛】かね。