朗人日記

今までのこと・今からのこと

鱧を食す

2007年06月28日 | 食べ物
この時季の鱧は実に美味い!知り合いの魚屋のおばさんに鱧を仕入れてもらうんだけど、たまたま先日生きのいいのが手に入ったものだから、友人達を呼んでご馳走した。私は鱧が好きなもんだから、夏になると丸ごと買って調理するんだが、この魚小骨が多いのが難点で、食べたい一心で骨切りに挑戦しプロ並みには行かないけれど、何とか骨が触らないようにはなりましたね。

骨切りしながら一口大に切り分け、薄塩したたっぷりの熱湯にさっとくぐらせ氷水にとる、このタイミングがずれると良くないね、口に入れて皮の歯ごたえが残る程度でないと美味しくない。また、頭とあらで採った吸い物が絶品で、これは寄せ鍋の出汁として使っても最高、海老などの食材を加える事で更にうま味が増しますね。

当たり前の事ですが新鮮でなければいけない、骨切りして時間をおいては良くない、鮮度が良くて骨切りしてすぐだと、お湯に入れた瞬間、身が花のように開くね。もう一つの食べ方として、骨切りした身の間に小麦粉をまぶし、油揚げにする方法もあるが、鮮度のいい鱧の食べ方としてはいただけない。

たれは梅だれが一般的だが、酢みそで食べてもいいね、相性とすればどちらも甲乙付けがたい、しかし梅だれなど誰が考えたか、相性ものだね。そうそう、先日の鱧あまり生きがいいので、洗いにしてみたんだが、皮が固くてどうにもならなかった、誰かいい方法を教えてくれないかね。


食して辛うじて元気

2007年06月25日 | 健康のこと
私はHな男で・・・と、言っても【血液検査】の事なんだけどね、ほとんどの結果が基準値を超えていて、H、H、Hと表示されているんですね。それで「どこか自覚症状があるか?」と言えば、筋力が落ちているため、少し歩くと疲れやすい事を除けばこれといった異常は無い。血液の数値が基準値を超えていることだけで不健康と決めつけられるんだろうか?

この歳になると、食べたい物が、昔母や祖母が作ってくれた素朴な物になってくるんだけれど、さりとて、血が滴るようなビフテキも時には食べたい。ただ、食材には一種のこだわりみたいなものがあって、基本的に輸入した素材特に中国産は使わない、最近になって中国産食材が問題になっているけれども、こんな事は昔からで、中国人はそんな事を問題視するような国民性は持ち合わせていない、何を今更と思うね。

健康によいとされる食べ物でも、美味しくないものは食べたくない。納豆なんぞは食べたくない物のNo.1だったんだが、食べ方を変えるとこれが旨いんですね。友人が田舎で出来た大豆をくださるので、これを圧力釜で柔らかく炊き、市販の納豆の納豆菌を植えつけて一晩おいて作った物に、岩手産の【きのこ南蛮(通販で買います)】と卵の黄身を入れ、ネギをたっぷり掛けて食べるんですが、これだと結構いけますね。

パンも食べますが、やはりお米がいいね。米は息子が玄米を一年分買ってくるので、これを発芽玄米にします、玄米は身体に良いといいますが、まともに圧力釜で炊いても、とてもじゃないが食えないね。ところがこれを専用の電気釜で発芽させたものを炊くと、これは甘みがあって実に旨い!特に焼き飯やカレーにはピッタリなのでこれが主食。

もう一つおまけで、自家製ヨーグルトを常備します、通販で種を買って牛乳に仕込むだけでこれは簡単に出来ます。これは優れもので、果物と一緒にジュースにしても良いし、濾してチーズにします、濾し出た乳精という水は、色々な利用法がありますが、私は寒天で固めてデザートにします。

友人を集めて食事を一緒にする事が多いんですが、年代的に和食中心ですね。それも魚が多い、旬の魚を自分で調理します。大きな魚を丸ごと買って、お刺身・吸い物、これにちらし寿司でもあれば充分です。ちらし寿司にも工夫があるんですが、それはまたの機会としましょうか。

老人クラブ

2007年06月17日 | いろいろ
差別用語が含まれているため聴く機会はありませんが、落語のまくらに「いくら悪口を言っても構わない相手は3ボーといって、どろぼー・けちんぼー・××ぼー・・・なんて言いますが・・・」要するに、寄席になんか来ない相手の事をオチョクッているんですが、同じ事が一部の老人クラブの指導者にも言えますね。こんなブログ見ませんから・・・。

私がどうにも断り切れずに、老人クラブのお世話をする事になったのはもう15年も前、50歳の後半でした。市老連とは別にこの地区は地区老連という組織を作っていました、これには8単位クラブが所属していたのですが、実質的には一つのクラブと同じで、何をするにもみんな一緒、他と異なる事をすれば批判されるんですね、もっとも各単位クラブは楽と言えば楽です、みんな地区老連の誰かがやってくれますから。

私の住んでいる地域は新興住宅地ですから、サラリーマンが多く、多くはよそ者です、従って他のクラブと行動を共にするのは無理なんですね。それと、お金の管理がいわゆる「丼勘定」、これは堪らないと思って数年後、地区老連を離脱(と、言うより追い出された・・・)して独立しました。市老連からは独立できませんから、会合には出席しますが、あまりの時代感覚のずれに異次元に入り込んだような気がしますね。具体例を挙げるのは、はばかりますが正に「老人クラブの常識は、世間の非常識」です。

5年ほど前になりますか、全国的に高齢者にパソコンを修得させようようと言う施策がありました、そのための研修が度々行われ、多くの高齢者が受講しました、行政としては、決して少なくない税金を使っているんですから、老人クラブの諸報告くらいは電子化しても良いんではないかね?こういった作業を義務化する事によって、あるいは老人クラブの「構造改革」になるかも・・・?