ハチの家文学館

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ある夫婦の物語

2020年10月16日 08時59分50秒 | ハチパパのひとり言

10月2日夜放送のNHK・Eテレ ドキュランドへようこそ「旅路 ある夫婦の物語」に感動!あらためて録画を観る。

妻の介護を続けるスイス人写真家が、画家である寝たきりの妻と、改造したキャンピングカーで思い出深いギリシャの島へ旅立つ。

美しい地中海の景色を背景に、老夫婦の深い愛情を描きながら、2人は人生の答えを見つけ出そうとする。

妻が突然の病で首から下がまひして以来、夫は20年間介護に専念している。夫に申し訳ないという思いから日々死にたいとさえ感じていた妻、車椅子の生活であっても女であることを忘れず、夫の深い愛情に支えられ生きる。

もしもこのような事態に自分たちがなったら、この写真家のように妻のために献身的に介護出来るだろうか、今76歳の自分は、70歳の妻に介護してもらうことを先に想定してしまう。

どちらが先に介護を必要とするかは天のみぞ知るで、イザとなったら自分が妻を介護しなくてはならない。妻とはいずれ老々介護ねと軽口をたたいてきたが、その覚悟を本当にしておく必要がある。

しかし、いまから先のことをあれこれ考えるよりも、今の一日一日を大切に生きることが大切で、先のことはその時に考えればいいぐらいの気持ちでいたいのも本音である。

ちなみに、6年前私が60歳、妻が54歳のとき、足かけ2年にわたって愛犬ハチとともに車中泊しながら全国行脚したことを思い出す。「旅路 ある夫婦の物語」のように、夫婦で車中泊の長旅をすることはもうないだろうが、近場でもいいから元気なうちに夫婦旅を楽しむようにしたい。

 



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2 コメント

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Unknown (cyogorri(雨音))
2020-10-16 09:49:53
おはようございます
これ見ました、録画していたので昨日かな、あそこまで相手を思いやれたらと、気持ちを新たにして、私も生きる勇気を頂いた思いになりました。
こんにちは (ハチパパ)
2020-10-16 11:49:58
cyogorriさんへ

コメントありがとうございます。
久しぶりに感動したので投稿したものです。
夫婦のあり方を改めて教えられた気がしました。

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