東京国立博物館 吉祥天立像 木造・平安時代 京都府亀岡市大宮神社伝来
関東地区に住む郷里浜松の小学校のクラス会で、上野駅に集合して上野公園と東京国立博物館に出かける。満開の桜見物に上野駅公園改札口から長蛇の列で、外国人観光客も多く見られた。
先に東京国立博物館に入場、「国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅」と「御即位30年記念 両陛下と文化交流」の2つの特別展が開催されていたが、私は昨年11月に東寺に行ったばかりなので、「御即位30年記念 両陛下と文化交流」を観賞する。
2日後には新元号が発表され、4月30日には天皇退位、5月1日には皇太子が新天皇になられる。節目となるこの時期に天皇皇后両陛下の特別展に来られてよかった。
個人的には、東京国立博物館には毎年1～2回来ている。本館の常設展の仏像拝観が目的で、今日も写真撮影可能な仏像を撮影させていただいた。ここでは彫刻美としての展示が主な目的であろうが、黒を背景に柔らかい照明に照らされたみ仏の姿は、とても神秘的である。
博物館を出てしばらく上野公園の花見がてら不忍の池方面まで皆で歩く。上野駅前の「音音 上野バンブーガーデン店」で昼食会を開く。満席状態で少し待たされたが、運よく8人全員一緒のテーブルに座れて話が弾んだ。
しかし、メンバーの中には前立腺がんが見つかったとか、やはり健康に関する話題が、毎回のようになされる年齢になってきたことを痛感する。お互い少しでも長く健康でまた会うことを願って解散した。31/3/30
