横濱kabitanの、あれこれ話

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「宇宙パトロールホッパ~宇宙っ子ジュン」あれこれ//第一稿

2007年01月22日 03時22分19秒 | 宇宙パトロールホッパ~宇宙っ子ジュン
 今回は、放送初日にあった新聞各紙の番組紹介記事&私蔵とネットからの、ストーリー&設定紹介を、載せます。

・新聞各紙【番組紹介記事】
≪読売≫
『空想科学(SF)まんが映画。SFまんがものとしては舞台が、地球で無く宇宙であることや、スーパーマンの主人公が、1人大活躍するのではなく、集団のチームワークで活躍する点が、いままでの作品とは違っている』
≪朝日≫
『東映動画プロ制作の空想科学まんが映画。物語の舞台は銀河系のはずれにある惑星“ホッパ”。ホッパ人に救われたジュン少年と4人のホッパ人のパトロールが一段となって宇宙をかけめぐり平和を守る為に活躍するというもの』

・東映アニメーション公式サイト
『地球人のジュンが、家族と一緒に宇宙旅行中、事件に遭い重症を負い、ジュンだけがホッパ成人に助けられた。
 サイボーグ手術を受けて復活したジュンは、ダルトン隊長率いる宇宙パトロール隊に入隊、ドンキー・ブー・ダー・フック・ドッグ博士と共に大宇宙を舞台に悪人との戦いが繰り広げられる。
 地球人と、エラン水をエネルギー源にするというホッパ星人の能力がミックスされ、スーパーパワーを手にしたジュンの、大活躍が始まる』

・朝日ソノラマ ソノシート
『美しい銀河系の中に、科学と文化の、素晴らしく発達した、平和の星・ホッパ星があります。
 このホッパ星の平和をみだそうとする、悪い武装地球人に、おそわれた地球の少年・ジュン君は、あぶないところで、ホッパパトロール隊にすくわれました。
 ホッパ星にきた、ジュン君は、宇宙から悪いひとを、なくすため、ホッパ人のような、すばらしい身体になって、ホッパ・パトロール隊に入る決心をしました。
 ホッパ人になる手術は、大成功でした』

・書籍4冊
1)二見書房「懐かしのTVアニメ ベストエピソード99 <東映動画>編」
 きっちり、#1・21の内容紹介されて(#1は、『悪人にだまされて宇宙に出たジュンとその父。ジュンは、意識を失っている時に、ホッパ・パトロールに寄って無事救出』と、若干の間違いあり)ジュンの地球人だった時と改造手術後の全身画と、#21のライマンの大首画付。
 ここでは、LD「こねこのらくがき もりやすじの世界」でハイライトが見られる、と紹介。
2)秋田書店「TVアニメ大全集」
『武装地球人に父を殺されて宇宙を漂流中に、高度の文明を持ったホッパ星のパトロール隊に助けられ、サイボーグ化され行きかえった地球人(ジュン)』
 登場メインアイテムで、ジュンのヘルメットは『シリーズ後半で地球に帰ってきたジュンは、宇宙空間をも飛べるようにつけた』、パトロール艇は『ホッパード≠エラン水をエネルギー源にとして、銀河を自由に飛びまわれる宇宙艇』と、解説。
 メインキャラ解説では、ジュンとブー以外はひとまとめに誰とはイラストでは説明せず『たよりになるダルトン隊長・ものしりドッグ博士・あわて者のドンキー隊員・食いしん坊のダー隊員』と、文のみ・・・。
 一応、メインキャラ6人の様子が分かるような写真が3枚掲載されているので、誰か誰がは解りますがね・・・。
3)ケイブンシャ「全アニメ大百科」
『宇宙旅行の途中で事故に会い、高度な化学文明をもつホッパ星人の手でサイボーグ化された地球人の少年ジュンが、ホッパ星のパトロール隊に加わって仲間の隊員達と共に活躍する、テレビアニメ初の宇宙もの』
 口頭カラー≪懐かしのテレビアニメ集≫にも、紹介されましたが上の文と写真一枚のみ。その上、放送終了日を12月31日と誤る。
4)秋元文庫「テレビアニメ全集」
『地球から飛び出した宇宙船に事故が発生、宇宙を漂流しているところを、ホッパ星の宇宙パトロール隊に救助される。
 ホッパ星は、銀河系のかなたにあって、地球でいえば30世紀程度の文明を持った高等惑星である。
 宇宙空間を自由に飛びまわれる宇宙艇を持ち、宇宙の安全と平和を維持するために宇宙パトロール隊を組織していた。
 ホッパ星人は、カッパによく似た体型と、体質を持っており、頭のテッペンにお皿が合って、その中に、重水素でできたエラン水をたくわえ、それをエネルギーとしていた。エラン水が切れると、活力が低下し、へたってしまうのだ。
 ホッパ星のパトロール隊に救助された地球のロケットの中にいた地球の少年ジュンは、ホッパ星に連れて行かれて、サイボーグ化された。
 ジュン少年は、ホッパ星の宇宙パトロール隊員となり、ダルトン隊長や仲間の隊員たちとともに広い銀河系を舞台に活躍するのである』
 


 第一話のジュンのエピソードが、東映公式サイトでさえも間違っているのは驚きです。それに、紹介した書籍4冊もジュンが助けられサイボーグ手術を受けるまでのいきさつがバラバラ。二見書房版のみ、救助される所が間違っていますが手術までの話は書かれていました。
 ジュンの初登場エピソードについて、こうもバラバラなのはどうやら、ソノシート盤の解説があると思います。ソノラマというのは朝日ソノプレス社のソノシート商標名で赤いビニール製レコードで音質が低く安い、今のCDドラマの祖に当るモノ。
 当時の、TVアニメサントラ盤というと≪朝日のソノシート≫だったらしいです(他社物を知っている人いましたら、御一報を)。


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1 コメント

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秋元文庫「テレビアニメ全集」 (KAZU)
2007-02-10 10:31:26
秋元文庫の「テレビアニメ全集」は資料としてはかなり信頼がおけるものと思っているのですが、いかがでしょう。
直接見ないで記事や文章を書いてしまうと起きるようなストーリーの歪曲、誤記はありがちです。そのまま信用するとウソ書いてしまいますから、注意ですね。

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