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聖書から人生を考えよう

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聖書から「人生」について真剣に考えてみませんか?

★偶像崇拝の罪

2006-09-13 | 「人間の罪の問題」
   

 今日は、みなさんにとってちょっと耳の痛い話になるかも知れませんが、一般的に日本人は偶像崇拝(礼拝)に関して無知であり、また、その偶像崇拝の空しさとその罪の恐ろしさについて、理解されていない方が多いように思われます。このことについて、聖書はどのように告げているのかを見てみたいと思います。人間の手で作ったものであっても、生きている人間や動物であっても、あるいは死んだ人であっても、自然界や太陽であっても、創造者である唯一の神以外のいかなるものであっても、それを礼拝することは、みな罪であると聖書は語っているのであります。「・・・・の神」と簡単に何でも神にしてしまう日本人は、唯一の絶対者である全知全能の神だけを礼拝するということはなかなか理解できないようであります。
    
【1】偶像崇拝の空しさ。
●「異邦人の道を見習うな。天のしるしにおののくな。・・・・・・国々の民のならわしはむなしいからだ。それは、林から切り出された木、木工が、なたで造った物にすぎない。それは銀と金で飾られ、釘や、槌で、動かないように打ちつけられる。それは、きゅうり畑のかかしのようで、ものも言えず、歩けないので、いちいち運んでやらなければならない。そんな物を恐れるな。わざわいも幸いも下せないからだ。」(エレミヤ書10:1~5)。

●「この世界とその中にあるすべてのものをお造りになった神は、天地の主ですから、手でこしらえた宮(神社)などには、お住みになりません。また、何かに不自由なことでもあるかのように、人の手によって仕えられる必要はありません。‥‥」(使徒17:24、25)。

●「偶像を造る者はみな、むなしい。・・・・だれが、いったい、何の役にも立たない神を造り、偶像を鋳たのだろうか。見よ。その信徒たちはみな、恥を見る。それを細工した者が人間にすぎないからだ。・・・・・鉄で細工する者はなたを使い、炭火の上で細工し、金槌でこれを形造り、力ある腕でそれを造る。彼も腹がすくと力がなくなり、水を飲まないと疲れてしまう。木で細工する者は、測りなわで測り、朱で輪郭をとり、かんなで削り、コンパスで線を引き、人の形に造り、人間の美しい姿に仕上げて、神殿に安置する。彼は杉の木を切り、あるいはうばめがしや樫の木を選んで、林の木の中で自分のために育てる。また、月桂樹を植えると、大雨が育てる。それは人間のたきぎになり、人はそのいくらかを取って暖まり、また、これを燃やしてパンを焼く。また、これで神を造って拝み、それを偶像に仕立てて、これにひれ伏す。その半分は火に燃やし、その半分で肉を食べ、あぶり肉をあぶって満腹する。また、暖まって、『ああ、暖まった。熱くなった。』と言う。その残りで神を造り、自分の偶像とし、それにひれ伏して拝み、それに祈って『私を救ってください。あなたは私の神だから。』と言う。・・・・」(イザヤ書44:9~17)。


 偶像は人間が考え、造り出した神の代用品です。私たち人間は神によって造られたのです。この造られた人間が神を造ることは出来ません。人間は人形を造ることが出来ても、人形は人間を造ることはできません。これらのことは幼い子供でも分かることです。また、偶像は人を救うことができません。関東大震災の時の話ですが、一人のお婆さんが、一番大切にしていた神棚の神、仏壇の位牌を風呂敷に包み、背中に背負って、安全な所に逃げ出して、「ああ、よかった!神さまと仏さまを救い出すことができて!」と言ったとのこと。人を救うのではなく、人に救ってもらわなければならない偶像の神々は無力で、空しいものだとは思われませんか。

【2】偶像崇拝の罪。
●「あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。上の天にあるものでも、下の地にあるものでも、地の下の水の中にあるものでも、どんな形をも造ってはならない。それらを拝んではならない。それらに仕えてはならない。・・・・・」(出エジプト記20:3~5)。

●「なぜなら、神について知りうることは、彼らには明らかであるからです。それは神が明らかにされたのです。神の、目に見えない本性、すなわち神の永遠の力と神性は、世界の創造された時からこのかた、被造物によって知られ、はっきりと認められるのであって、彼らに弁解の余地はないのです。・・・・・・彼らは、自分では知者であると言いながら、愚かな者となり、不滅の神の御栄えを、滅ぶべき人間や、鳥、獣、はうもののかたちに似た物と代えてしまいました。それゆえ、神は、彼らを・・・・それは、彼らが神の真理を偽りと取り代え、造り主の代わりに造られた物を拝み、これに仕えたからです。造り主こそ、とこしえにほめたたえられる方です。アーメン。」(ローマ人への手紙1:19~25)。

●「あなたがたは、正しくない者は神の国を相続できないことを、知らないのですか。だまされてはいけません。不品行な者、偶像を礼拝する者、姦淫をする者、男娼となる者、男色をする者、盗む者、貪欲な者、酒に酔う者、そしる者、略奪する者はみな、神の国を相続することができません。」(Ⅰコリント6:9,10)。

【3】偶像崇拝と悪霊の関係。
●「私は何を言おうとしているのでしょう。偶像の神にささげた肉に、何か意味があるとか、偶像の神に真実な意味があるとか、言おうとしているのでしょうか。いや、彼らのささげる物は、神にではなくて悪霊にささげられている、と言っているのです。私は、あなたがたに悪霊と交わる者になってもらいたくありません。」(Ⅰコリント10:19~20)。

 聖書の語るところによれば、人類に偶像礼拝を教え、偶像を造らせ、偶像を拝ませ、偶像に仕えさせているのは一体だれなのかと言うと、それは悪魔であると教えています。悪魔は人類最大の敵であります。そして、昼夜を問わず、人間を真の神から離し、人を地獄に引き入れ、滅ぼすために働いているのです。悪魔は霊的実在者であり、実際に生きて働いているのです。私たちは、科学が進歩し、物質文明が豊かな時代に生きていますが、戦争の危機は増すばかりであり、日常化した殺人事件のニュース、自殺者は増加し、人類は益々不幸になっています。その背後に巨大な悪魔と悪霊の働きがあることを知る必要があります。

【4】偶像崇拝の罪に対する神のさばき。
●「私たちは、神の中に生き、動き、また存在しているのです。・・・・・・神を、人間の技術や工夫で造った金や銀や石などの像と同じものと考えてはいけません。神は、そのような無知の時代を見過ごしておられましたが、今は、どこででもすべての人に悔い改めを命じておられます。なぜなら、神は、お立てになったひとりの人(イエス・キリスト)により義をもってこの世界をさばくため、日を決めておられるからです。そして、その方(イエス・キリスト)を死者の中からよみがえらせることによって、このことの確証をすべての人にお与えになったのです。」(使徒の働き17:28~31)。

●「いのちの書に名の記されていない者はみな、この火の池に投げ込まれた。・・・・・しかし、おくびょう者、不信仰の者、憎むべき者、人を殺す者、不品行の者、魔術を行なう者、偶像を拝む者、すべて偽りを言う者どもの受ける分は、火と硫黄との燃える池の中にある。これが第二の死である。」(ヨハネの黙示録20:15,21:8)。


【5】人々が偶像より神に立ち返るのを忍耐して待つ愛の神。
●「主のことばが、あなたがたのところから出てマケドニヤとアカヤに響き渡っただけでなく、神に対するあなたがたの信仰はあらゆる所に伝わっているので、私たちは何も言わなくてよいほどです。私たちがどのようにあなたがたに受け入れられたか、また、あなたがたがどのように偶像から神に立ち返って、生けるまことの神に仕えるようになり、また、神が死者の中からよみがえらせなさった御子、すなわち、やがて来る御怒りから私たちを救い出してくださるイエスが天から来られるのを待ち望むようになったか、それらのことは他の人々が言い広めているのです。」(Ⅰテサロニケ1:8~10)。

●「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。 」(ヨハネの福音書3:16)。


 聖書は神からの愛の手紙であると同時に、実に多くの警告に満ちている書物であります。聖書を読む時に、自分の気持ちにぴったり合うところ、好きな聖句だけを選んで読む人がいます。また、神からの慰めだけを求めて読む人もいます。しかし、聖書66巻のすべては神に霊感されて書かれた永遠の真理の書であり、聖書の真理のすべてを受け入れる時に真の平和と幸福を得ることができるのであります。偶像に仕えて不幸になっている人類を憐れみ、神は救い主として、ご自身の御子をお遣わしになられたのです。十字架上で深紅の血にまみれた御子イエス様の姿を見上げて下さい。そこに神の愛のすべてが表されているのであります。キリストの十字架はあなたを永遠の地獄から救うためであったのです。人間の罪とさばきについての記述も真実でありますが、その恐ろしい滅びからの救いの記述も間違いのない真実なのであります。これを信じるか否かは、あなたの永遠の運命に関わる重大事であります。

◆(E-mail): goo1639@mail.goo.ne.jp 管理人:「北国のこひつじ」 

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