源氏物語歌集 770
巻五十三 手習 04 妹尼君
うつし植ゑて 思ひ乱れぬ をみなへし
憂き世をそむく 草の庵に
2009-0630-ysg770
Kad10-162
□・・・、人に似ぬ人にてなむ、
（妹尼君）うつ・・・庵に」
とあり。□
巻五十三 手習 04 妹尼君
うつし植ゑて 思ひ乱れぬ をみなへし
憂き世をそむく 草の庵に
2009-0630-ysg770
Kad10-162
□・・・、人に似ぬ人にてなむ、
（妹尼君）うつ・・・庵に」
とあり。□
源氏物語歌集 769
巻五十三 手習 03 中将
あだし野の 風になびくな 女郎花
われしめゆはむ 道遠くとも
2009-0629-ysg769
Kad10-162
□・・・、たたう紙に、
（中将）「あだ・・・とも」
と書きて、・・・□
巻五十三 手習 03 中将
あだし野の 風になびくな 女郎花
われしめゆはむ 道遠くとも
2009-0629-ysg769
Kad10-162
□・・・、たたう紙に、
（中将）「あだ・・・とも」
と書きて、・・・□
源氏物語歌集 768
巻五十三 手習 02 浮舟
我かくて うき世の中に めぐるとも
誰かは知らむ 月の都に
2009-0628-ysg768
Kad10-154
□・・・、つくづくとうちながめて、
（浮舟）「我か・・・都に」
今は限りと思ひはてし程は、・・・□
巻五十三 手習 02 浮舟
我かくて うき世の中に めぐるとも
誰かは知らむ 月の都に
2009-0628-ysg768
Kad10-154
□・・・、つくづくとうちながめて、
（浮舟）「我か・・・都に」
今は限りと思ひはてし程は、・・・□
源氏物語歌集 767
巻五十三 手習 01 浮舟
身を投げし 涙の川の 速き瀬を
しがらみかけて 誰かとどめし
2009-0627-ysg767
Kad10-154
□・・・、手習に、
（浮舟）「身を・・・めし」
思ひのほかに心憂ければ、・・・□
巻五十三 手習 01 浮舟
身を投げし 涙の川の 速き瀬を
しがらみかけて 誰かとどめし
2009-0627-ysg767
Kad10-154
□・・・、手習に、
（浮舟）「身を・・・めし」
思ひのほかに心憂ければ、・・・□
源氏物語歌集 766
巻五十二 蜻蛉 11 薫
ありと見て 手にはとられず 見ればまた
ゆくへもしらず 消えしかげろふ
2009-0626-ysg766
Kad10-137
□・・・、蜻蛉のものはかなげに飛びちがふを、
（薫）「あり・・・ろふ
あるかなきかの」と、・・・□
巻五十二 蜻蛉 11 薫
ありと見て 手にはとられず 見ればまた
ゆくへもしらず 消えしかげろふ
2009-0626-ysg766
Kad10-137
□・・・、蜻蛉のものはかなげに飛びちがふを、
（薫）「あり・・・ろふ
あるかなきかの」と、・・・□
源氏物語歌集 765
巻五十二 蜻蛉 10 薫
宿かさば ひと夜は寝なむ おほかたの
花にうつらぬ 心なりとも
2009-0625-ysg765
Kad10-132
□・・・、さだめ聞こえさせむ」と言へば、
（薫）「宿か・・・とも」
とあれば、・・・□
巻五十二 蜻蛉 10 薫
宿かさば ひと夜は寝なむ おほかたの
花にうつらぬ 心なりとも
2009-0625-ysg765
Kad10-132
□・・・、さだめ聞こえさせむ」と言へば、
（薫）「宿か・・・とも」
とあれば、・・・□
源氏物語歌集 764
巻五十二 蜻蛉 09 弁の御許
旅寝して なほ心みよ をみなへし
盛りの色に うつりうつらず
2009-0624-ysg764
Kad10-132
□・・・、にくく侍り」とて、
（弁の御許）「旅寝・・・らず」
さてのち、・・・□
巻五十二 蜻蛉 09 弁の御許
旅寝して なほ心みよ をみなへし
盛りの色に うつりうつらず
2009-0624-ysg764
Kad10-132
□・・・、にくく侍り」とて、
（弁の御許）「旅寝・・・らず」
さてのち、・・・□
源氏物語歌集 763
巻五十二 蜻蛉 08 中将の御許
花といへば 名こそあだなれ をみなへし
なべての露に 乱れやはする
2009-0623-ysg763
Kad10-132
□・・・、のどやかに、いととく、
（中将の御許）「花と・・・する」
と書きたる手、・・・□
巻五十二 蜻蛉 08 中将の御許
花といへば 名こそあだなれ をみなへし
なべての露に 乱れやはする
2009-0623-ysg763
Kad10-132
□・・・、のどやかに、いととく、
（中将の御許）「花と・・・する」
と書きたる手、・・・□
源氏物語歌集 762
巻五十二 蜻蛉 07 薫
をみなへし 乱るる野辺に まじるとも
つゆのあだ名を われにかけめや
2009-0622-ysg762
Kad10-132
□・・・、思ふ身ぞくち惜しき。
（薫）「をみ・・・めや
心やすくは思さで」と、・・・□
巻五十二 蜻蛉 07 薫
をみなへし 乱るる野辺に まじるとも
つゆのあだ名を われにかけめや
2009-0622-ysg762
Kad10-132
□・・・、思ふ身ぞくち惜しき。
（薫）「をみ・・・めや
心やすくは思さで」と、・・・□
源氏物語歌集 761
巻五十二 蜻蛉 06 薫
荻の葉に 露ふきむすぶ 秋風も
ゆふべぞわきて 身にはしみける
2009-0621-ysg761
Kad10-126
□・・・、思ふ身ぞくち惜しき。
（薫）「荻の・・・ける」
と書きても添へまほしく思せど、・・・□
巻五十二 蜻蛉 06 薫
荻の葉に 露ふきむすぶ 秋風も
ゆふべぞわきて 身にはしみける
2009-0621-ysg761
Kad10-126
□・・・、思ふ身ぞくち惜しき。
（薫）「荻の・・・ける」
と書きても添へまほしく思せど、・・・□