東京都武蔵村山市議 すどう ひろし(須藤博)のページ

真実の政治・住民本位の政治が私の信条です。

横道孝弘 衆議院議長を囲む 勉強会

2010-02-28 18:33:21 | Weblog
2月25日、衆議院議長の横道孝弘議員を講師とする地方議員仲間の勉強会があった。一昨年もお話を聞かせて頂いたが、改めて横道議長から、今の政治状況の中での地方議員の役割について講演をしていただくという内容で、テキストには、議長が丹念に収集した国政データ集が用意されていた。

ところが、その日、衆議院議長の不信任決議案が出たため、横道議長は国会を出れられなくなり、代わりに参議院の小川敏夫議員から国会や党内情勢のお話を伺った。地方議員にとって、国会や党内のドロドロした情報というものは滅多に聞けるものではないので、渦中にいる国会議員の話はとても参考になる。

小川議員はお堅い検事出身ながら、ものすごく鋭敏な政治感覚を持っておられることが、お言葉の端々から伺われた。勉強会を終えてから、会場近くの赤坂の大衆酒場で打ち上げを行った。横道議長の講演が聞けなかったのは残念だったが、小川敏夫参議院議員を囲んで大いに盛り上がった一夜だった。



リコール隠し体質!トヨタ自動車

2010-02-06 09:24:17 | Weblog
以前から知る人ぞ知る問題だったが、やっとトヨタ自動車のリコール隠し体質が暴かれた。しかも、アメリカで発覚したというのが、この問題の本質を物語っている。

トヨタ自動車の欠陥率は、実は発売数以上に上るというのは、マイニュースジャパン社の記事でずっと前から報じられていた。http://www.mynewsjapan.com/reports/1189

トヨタは、三菱自動車と同じように、部品の欠陥に気付くと正式なリコール届けはせずに、密かに対策を行って顧客に謝りもしない、との指摘は私自身も友人からの相談で経験した。
販売台数よりもリコールが多いようでは、ちょっとやそっとの欠陥でいちいちリコールしていたら、経営は成り立たないということなのか。

問題なのは、トヨタでリコールが多発している事実を国民が知る機会が無かったということだ。今回のプリウスのブレーキの不具合にしても、アメリカだから問題になったわけで、国内だったら100%押さえ込まれていただろう。事故が起きて死人が出ても自己責任にされていたに違いない。

薬剤被害で厚生省の体質が問題になったが、自動車行政では国土交通省の対応には疑問がある。マイニュースジャパン社によると、国交省はメーカー別のリコール台数の開示さえ拒んでいたという。消費者よりも、メーカーを大事にする体質だと言っても過言ではない。

マスコミも、トヨタの日本一の広告費の威力によって沈黙させられていたとすれば、トヨタは北朝鮮よりもすごい!? クルマの欠陥は人命に直結するのだ。消費者がおかしいと感じて国交省に寄せた情報は、すべて開示するくらいの情報公開が必要なのではないのか。
※この場合、匿名の情報は公開しないという条件が必要だろう。

※国交省のホームページでは、国民からの情報の受付付けとか、リコール情報の開示が出来るようになっているが、操作してみても、どのメーカーもさっぱり問題が出てこない。操作方法が間違っているのか、それとも、開示しているという格好だけなのか?

※友人の事故情報とは、トヨタのカムロードというキャンピングカーで走行中に、安定装置のスタライザーが外れてローリング状態となり、高速道路で横転したというもの。トヨタでは、すでに外れる原因をつかんでいたらしく、すでに対策部品が作られていて、変更後の部品で修理しておきながら決して欠陥だとは認めず、お客の側が修理代を支払ったという。

※私は国土交通省に、国会議員を通じて同様の事故や訴えがないかどうか情報開示を求めたが、何も情報は得られなかった。インターネットで、同じ問題を見かけたことや、対策部品が作られていた事実を考えると、国交省に苦情が一件も寄せられなかったとは考えられないのだが。