きっかけは、「るるぶ台湾」の、この小さな写真でした。
「デザイナー鄭惠中さんの島服で待ってます!」と書いてあります。
ちゃねりは、昔から、こういう服が欲しかったのだそうです。
でもこれは、「堡壘珈琲」というカフェの制服の話であって、デザイナーやファッションの紹介記事ではありません。
「鄭惠中(ヂェン・ホェヂョン)」をネット検索すると、「暮しの手帖(40号)」がヒットします。
ちゃねりは、さっそくその記事(「ヂェンさんが作る日常着」)を読んで、ますますその服が欲しくなったようです。
でも、どういうわけか「暮しの手帖」にも、お店の情報は書いてありませんでした。
仕方がないので、とにかくネットで調べに調べて、ようやく住所がわかったそうです。
そこは、お店というより、自宅兼アトリエでした。
ひとつひとつ染めているんですって。
染料を最後の最後まで使うことで、色のバリエーションを生みだしているらしい。
なので、全く同じ色の服はないそうです。
せっかくなので、私も試しに1着買ってみました。
全体的にゆったりめですが、ダボダボはしていません。
シャツにもズボンにも、手がすっぽり入る大きなポケットついていて、便利です。
何とも言えないまったり感。
似合っているかどうかは別問題。
私も気に入りました。