■真実の瞬間(第235話) 発表1984年4月
評価 ★★
依頼人 KGB
ターゲット 元ソ連第一副首相 現フィンランド大使 ヨセフ・イワノビッチ・クレーメル
報酬 不明
今回弾丸発射数 1/ 通算弾丸発射数 1,343
今回殺害人数 1/ 通算殺害人数 1,445
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 81
<ストーリー>
ソ連の大物政治家クレーメルがアメリカに亡命を希望。CIAはクレーメルの替え玉を立てて陽動作戦を展開、KGBはクレーメルの狙撃をゴルゴに依頼する・・・
<この一言>
・・・
<解説>
ソ連の大物政治家「ヨセフ・イワノビッチ・クレーメル」がアメリカに亡命を希望。CIAはクレーメルの替え玉を立て、KGBを欺いてクレーメルの亡命を成功させようとする。一方のKGBは亡命を阻止せんとゴルゴにクレーメルの狙撃を依頼。クレーメルを巡りCIAとKGBの心理戦が展開される。
クレーメルは酒に溺れていおり、素面の時には利き腕の右手が震えるため左手で挙手、酒が入ると手の震えが消えるため右手で挙手する、というクセがあった。
一度はスコープに替え玉を捉えたゴルゴであるが、酒を飲みながら左手で挙手するクレーメルを替え玉と見破り、飛行場にて本物のクレーメルを仕留める。
僅かな仕草から真贋を見極めるゴルゴの観察眼が鋭い。トリックとしてはよく練られているのであるが、物足りなさを感じてしまう短編。
ズキューン
ゴルゴ13 (68) 巻掲載
ゴルゴ13 144巻(最新刊)発売
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