PARC Audioのウッドコーンユニット用エンクロージャーキットが発売になりました。コイズミ無線なんかでは、お客さんが「このユニットに合うエンクロージャー無い?」と聞いているのを見掛けるので、ある程度需要はあるのではないかと思います。
で、発売記念と言うことで、こういうキットを組立てるのに、どういう道具が要るかというエントリーをでっち上げてみようと思います。対象はAタイプです。
まず絶対必要、無いと形になりませんというもの。
木工用ボンド、ドライバー、半田ごてです。半田ごては内部ケーブルとターミナルを接続するのに必要なはず(多分)。写真に出ているボンドは「タイトボンド」って奴で、スピーカービルダーで使っている人が多いですね。ホームセンターで一番見掛けるタイプの木工ボンド(白い奴)は硬化してもやわらかい樹脂みたいな感じですが、これはプラみたいな感じに固く硬化します。東急ハンズで売っていますが、検索を掛ければ通販で扱っているところも見つかります、横浜ベイサイドネットでも取り扱っていますね。
次は無くても出来なくはないけど、出来るだけ欲しいもの
ハタガネです。
こういう風に使います
ハタガネという道具は「普通の人」と「そうでない人」を分ける分水嶺みたいなものですね。スピーカーを作るのなら絶対欲しい。しかし結構なお値段がするので、最初は買うのに躊躇します。まぁここを踏み越えると泥沼です。嘘、素晴らしい世界が待っています(笑)。なんつっても、「せっかくハタガネがあるんだから、またスピーカーでも作るか」って気分になります。
自分は5組10本持っていますが、15L位までならなんとかこれで組めます。贅沢を言うとあと2組欲しいかな。しかしこのハタガネはソマックスという会社のものですが、原料高騰で製造を中止してしまったようです。これは有効長30cmで2本で1500円とリーズナブルだったのですが、残念です。はぁ~、去年もう少し買っとけば良かった。
意外と便利だった品
キリです。ターミナルの固定なんかには木ねじを使うのですが、少し下穴を空けておくと楽です。
これは「丸」の細工かんなです。角を丸める面取りに使います。バッフル面のエッジが立っていると、なんか音に悪いよーな気がしますので、自分はこれでせっせと丸めています。わりと綺麗に面取りできるので気に入っています。
あとは塗装の道具ですかね。これは人によって、刷毛で塗ったり、スプレーで吹いたり、螺鈿を施したり(嘘)、いろいろなので、ここでは取り上げません。
この位かな。ハタガネだけなんか突出してる印象ですが、スピーカーの筐体というのは強度と気密が重要ですから、あると無いとではそこそこ差が出ると思います。
ちなみに自分はこんな感じの道具を使っています。
マンションの一室で作るとなるとこのくらいが限界かな。もちろん、なかにはパネルソーとか持っていて、カットからやっちゃう人とかもいますよ。
さて、PARCのキット群ですが、自分のお薦めは10cmウッドコーンですね。コンパクト(4L)で、なかなかの音が出ます。ボリュームを上げても大丈夫ですし、能率もわりとあるので扱いやすいと思います。
そしてA,Bタイプですが、「工作自体に興味のある人」はAタイプをお勧めします。これで様子が分かれば、次々とスピーカーを作りたくなってしまうこと間違い無しです(おいおい)。
「リーズナブルに高音質を得たい人」にはBタイプをお勧めします。上の道具の値段を合計して貰えば分かると思いますが、Aタイプ+1万円足してもBタイプには成りません。Bタイプならドライバーがあればおっけーです。
個人的には10cmウッドコーンはPARCサウンド入門には一番いいユニットだと思います。少しでも興味のある人には聴いてみて欲しいですね。
で、発売記念と言うことで、こういうキットを組立てるのに、どういう道具が要るかというエントリーをでっち上げてみようと思います。対象はAタイプです。
まず絶対必要、無いと形になりませんというもの。
木工用ボンド、ドライバー、半田ごてです。半田ごては内部ケーブルとターミナルを接続するのに必要なはず(多分)。写真に出ているボンドは「タイトボンド」って奴で、スピーカービルダーで使っている人が多いですね。ホームセンターで一番見掛けるタイプの木工ボンド(白い奴)は硬化してもやわらかい樹脂みたいな感じですが、これはプラみたいな感じに固く硬化します。東急ハンズで売っていますが、検索を掛ければ通販で扱っているところも見つかります、横浜ベイサイドネットでも取り扱っていますね。
次は無くても出来なくはないけど、出来るだけ欲しいもの
ハタガネです。
こういう風に使います
ハタガネという道具は「普通の人」と「そうでない人」を分ける分水嶺みたいなものですね。スピーカーを作るのなら絶対欲しい。しかし結構なお値段がするので、最初は買うのに躊躇します。まぁここを踏み越えると泥沼です。嘘、素晴らしい世界が待っています(笑)。なんつっても、「せっかくハタガネがあるんだから、またスピーカーでも作るか」って気分になります。
自分は5組10本持っていますが、15L位までならなんとかこれで組めます。贅沢を言うとあと2組欲しいかな。しかしこのハタガネはソマックスという会社のものですが、原料高騰で製造を中止してしまったようです。これは有効長30cmで2本で1500円とリーズナブルだったのですが、残念です。はぁ~、去年もう少し買っとけば良かった。
意外と便利だった品
キリです。ターミナルの固定なんかには木ねじを使うのですが、少し下穴を空けておくと楽です。
これは「丸」の細工かんなです。角を丸める面取りに使います。バッフル面のエッジが立っていると、なんか音に悪いよーな気がしますので、自分はこれでせっせと丸めています。わりと綺麗に面取りできるので気に入っています。
あとは塗装の道具ですかね。これは人によって、刷毛で塗ったり、スプレーで吹いたり、螺鈿を施したり(嘘)、いろいろなので、ここでは取り上げません。
この位かな。ハタガネだけなんか突出してる印象ですが、スピーカーの筐体というのは強度と気密が重要ですから、あると無いとではそこそこ差が出ると思います。
ちなみに自分はこんな感じの道具を使っています。
マンションの一室で作るとなるとこのくらいが限界かな。もちろん、なかにはパネルソーとか持っていて、カットからやっちゃう人とかもいますよ。
さて、PARCのキット群ですが、自分のお薦めは10cmウッドコーンですね。コンパクト(4L)で、なかなかの音が出ます。ボリュームを上げても大丈夫ですし、能率もわりとあるので扱いやすいと思います。
そしてA,Bタイプですが、「工作自体に興味のある人」はAタイプをお勧めします。これで様子が分かれば、次々とスピーカーを作りたくなってしまうこと間違い無しです(おいおい)。
「リーズナブルに高音質を得たい人」にはBタイプをお勧めします。上の道具の値段を合計して貰えば分かると思いますが、Aタイプ+1万円足してもBタイプには成りません。Bタイプならドライバーがあればおっけーです。
個人的には10cmウッドコーンはPARCサウンド入門には一番いいユニットだと思います。少しでも興味のある人には聴いてみて欲しいですね。
ところでタイトボンドですが、私は知らなかったのですが、かなり強度は高そうですね。ただ気になるのは、乾燥が非常に速い(5分くらい?)ということで、これは(私のような)工作素人の人にはちょっと危険かも知れません。というのも、木工ボンドのいいところは何か失敗があった時に簡単にばらしてもう一度組み直しができることで、私も自信が無い時は木工ボンドも速乾タイプではなくわざと通常のタイプを使ったりしています。
逆に木工に自信がある方や、補強桟の接着にはこの速乾というのは非常に便利でしょうね。私も勉強になりました。
このボンドは口のところがすごく良くできていて、塗りやすいですし、簡単にきちんと閉るので、買ってから1年以上経っていますが、中身が固まったりということがありません。この辺りの使い勝手の良さも気に入っているところです。