前田憙孝の牢人日誌

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懲罰ナシ!バッチの色で変わる処遇

2011-01-13 06:31:45 | 日記
ここでは、服役の状況によって囚人の階級
が、白,黄色、青、赤と変化する。階級と
言っても、バッチの色が変わるだけだが、
それぞれに進級の期間があり、半年、一年
二年半と上になるほど長くなる。

もちろん、懲罰行きになる度、階級は下が
り無事故が続くと、また上がる。懲罰を再
三起こす人は,上がったり、下がったりしな
ければならないのだ。

では、このバッチの色でなにが違うかと言
うと、所内の処遇である。刑務官は,意外
にこの色を確認しているから、監視のター
ゲットから逃れられる。

それだけではない。面会の回数である。白
は月一だが、青になると月三回、赤だと月
五回になる。

また、青、赤になると、自費で食べ物(菓
子) が買えるのである。普通囚人は食べ物
は買えない。青、赤だとそれが出来るのだ。
もっとも、買えると言っても限度がある。青
は300円、赤は500百円。と言っても自
由に菓子を選べるわけではない。

月一回教誨堂で行われる青会(その名称はな
いのだが)でビデオを見せてもらいながら、
与えられたお菓子を食べることとなる。

月によっては、美味しくない菓子が出て、愚
痴をこぼすことになるが、買えないものが買
えるのだから、まず満足している。

これが、赤になると500百円のお菓子だ。
かなりの量をビデオを見る間に食べてしま
わなければならない。しかし、それが不思
議と完食していまう。

赤は、青のときも出席できて、費用は30
0+500=800円で二回の特典を受け
ることとなる。




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