第2次大戦中にドイツ軍が使った有名な暗号機にエニグマがある。
簡単な構造で難攻不落の暗号機と呼ばれた。
1文字入力する毎に3重程度のロータリー式のスクランブラーが回転し暗号化を行う仕掛である。
特徴としてスクランブラー終端には反転ローターがついておりこれにより暗号化、復号化が共通の
回路で出来るという仕掛になっている。
但しAは暗号化の際絶対にAにはならないという宿命の欠陥もせおっている。
(同文字には暗号化されない。)
この欠陥と運用上の不注意でポーランドとイギリスに読み破られたのである。
簡単に回路を示しておく。本来はA-Zの26文字分のスイッチ回路が付くが図では4個に省略
3重のスクランブラ-とプラグボードも簡略化して書いてある。
Aの暗号化スイッチを入れるとZに暗号化される。また反転ローターのおかげでこの状態でZの
スイッチを入れるとAのランプが付くという巧妙な仕掛になっている。(欠陥もあるが)
ここで反転ローターを廃止して欠陥を改善した場合どうなるか推定してみた。(エニグマ改)
ランプスイッチ類は暗号化用と復号化用の2セット必要になりほぼ2倍の規模になる。
(但し第2次大戦の頃の場合、適当なダイオードが無いので実際は暗号化用機と復号化用機の2台運用が実用的だと思う。)
簡単な構造で難攻不落の暗号機と呼ばれた。
1文字入力する毎に3重程度のロータリー式のスクランブラーが回転し暗号化を行う仕掛である。
特徴としてスクランブラー終端には反転ローターがついておりこれにより暗号化、復号化が共通の
回路で出来るという仕掛になっている。
但しAは暗号化の際絶対にAにはならないという宿命の欠陥もせおっている。
(同文字には暗号化されない。)
この欠陥と運用上の不注意でポーランドとイギリスに読み破られたのである。
簡単に回路を示しておく。本来はA-Zの26文字分のスイッチ回路が付くが図では4個に省略
3重のスクランブラ-とプラグボードも簡略化して書いてある。
Aの暗号化スイッチを入れるとZに暗号化される。また反転ローターのおかげでこの状態でZの
スイッチを入れるとAのランプが付くという巧妙な仕掛になっている。(欠陥もあるが)
ここで反転ローターを廃止して欠陥を改善した場合どうなるか推定してみた。(エニグマ改)
ランプスイッチ類は暗号化用と復号化用の2セット必要になりほぼ2倍の規模になる。
(但し第2次大戦の頃の場合、適当なダイオードが無いので実際は暗号化用機と復号化用機の2台運用が実用的だと思う。)