先週は映画をたくさん観まして・・・。
2人のジャコブ、演劇論、ベトナム戦争・・・・なんだかよく分からないうちに FINE が出てしまい、「えっ・・・?」とつぶやいた
公式HPには監督の「・・・・問題を未解決なまま放置した作品・・・」とありまして、じゃあ、わからなくてもいいのかな、と思ったりもします でもわからないけど決してタイクツではないんですよね。不思議な映画。
同じ日に観たのが孤独な天使たち ベルトリッチ監督10年ぶりの新作なんだそうです。
予告編のボウイの音楽を聴いたら、観に行かずにはいられない!!!
周りになじめない、ちょっとオタな感じ?14歳の孤独な少年ロレンツォ。学校のスキー合宿をさぼってその期間地下の物置部屋に隠れて過ごそうと、1週間分の食料を買って地下室にこもります。
そこへ離れて暮らす腹違いの姉オリヴィアがやって来た。追い払おうとするけど、行くところがないからと、居座る姉。
自分の父を奪ったロレンツォの母を憎んでいて、ヘロイン中毒でその禁断症状に苦しんでいるオリヴィア。ロレンツォとオリヴィアが、ふたりで過ごした7日間。
問題を抱えた2人ですが、最後は前を向いて、空を見上げて歩き出す。
お互いにもう逃げないということを約束するシーンで姉が口ずさんだ歌が「ロンリーボーイ・ロンリーガール」でした。「スペース・オディティ」のイタリア語バージョン。
この映画のこのシーンのために用意されたかのようなその歌詞にじんと来ました。
(イタリア語バージョン自体は69年に出ていたそうなのですが、今の今までその存在を全く知りませんでした。)
エンディングではオリジナルの「スペース・オディティ」が。
スクリーンからこの曲が流れてきたとき涙ぐんでしまいました・・・。
パンフレットによると原作本の結末と映画の結末は変えてあるんだそうで、こういう結末で本当によかった!
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