goo blog サービス終了のお知らせ 

ギタコのお気楽ごくらく日記

お気楽に、ごくらくに・・・

梅酒仕込みました

2005-06-18 | 旨もん
いろいろある毎年の楽しみのひとつ、
梅酒の仕込みです。

正確には、仕込みそのものよりも、
出来上がった梅酒を飲むのが、もちろん楽しみではありますが、
(そのために こさえてるんだからね)
今度はどんな味になるのかなー、と思い馳せながら仕込むのは
やっぱりたのしいものです。

今年は青梅の出来が悪いのでしょうか?
gitacoんチのそばのスーパーには、いつまで経っても
青梅が店頭にならびませんでした。

でも、もう6月も半ば。
いい加減、青梅も熟してしまうゾー!と焦っておりました。
一週間前くらいから、やっとスーパーに登場しましたが、
これが高い!キロ1280円 もするんですゾ!
せんにひゃくはちぢゅーえん ダゾー!!!
ぼったくりスーパーなの?
いえいえ、、、きっとまだ出始めだから高いのだ、と
毎回スーパーへ行くたびに値段をチェックしましたが、
一向に安くならない。

それどころか、新しい青梅も出てこなくて
哀れ、青梅は袋の中で、どんどん熟れて黄色くなっていきます。
みんな、考えてることは一緒なのですね、誰も買わないのよ、
だって高いよ、これ。

で、今日、ちょっと先の八百屋さんへ行きました。
そしたらなんと、あーた、
350円で売ってるぢゃないですくわぁー
そうだよ、そうだよ、こんなもんでしょ青梅のお値段って。
やっぱり地元の小売店を愛してあげないとダメよね。

と、突如として地元愛好家に変身したゲンキンな gitaco でした。
ついでに、他の野菜も買いました。
ものにもよりますが、やっぱり八百屋さんのほうが安いのかも。

ただ、ひとつ難点を言えば、たくさん買いすぎちゃうこと。
八百屋さんでは、けっこう一山いくらで売ってることが多いので、
「半分でいいんだけどー」と思って交渉しても、
逆に「2コ100円だけど、3コ持ってってよ、100円でいいよ!」
と八百キチさん(か、どうか知らないけど、八百屋のオヤヂさん)に
オマケされちゃって、冷蔵庫が野菜でパンパンになっちゃうのです。

gitacoんチは外食が多いほうなので、
そんなにたくさんいらないのです。
使わないでダメにしちゃうのは、もったいなさすぎる!

と、思いつつ「持ってってちょーだい」と言われると
どーも断りきれなくて、もらって帰ってしまう gitaco なのでした。

あ、さて、話がズレましたね。
梅酒ですよ、梅酒。

4年前から梅酒作りをはじめてますが、毎年お酒の種類を変えています。
最初は普通にホワイトリカー、梅酒用の焼酎ですね。
翌年はブランデー、その次の年はウォッカ、
そのまた次の年、つまり去年は初心に帰ってまたホワイトリカー。

はてさて、今年は何に漬けようかなー?
と思っていたところに、ネットで「梅酒用日本酒」なるものを見つけました。
ご紹介してくださった方、ありがとうございましたー

というわけで、今年の梅酒は、日本酒漬けでーす!
その名は「千代乃峯(ちよのみね)」といいます。
(なんか、おすもーさんみたいですね
「えー? 日本酒に漬けられるのー?
とみなさん驚きます。gitaco もそうでした。
詳しくは知りませんけど、アルコール度数が低いと、
カビたりして痛みやすいようなのです。

ところが、20~21度の梅酒用日本酒というのがあったのです。
(普通、日本酒は15度前後ですね)
さっそく酒屋さんに注文。
静岡にある酒屋さん「丸河屋さん」です。

作り方は、普通の梅酒と同じでした。
青梅を洗って、ゴミを取り除きます。
つぎに清潔なフキンでひとつづつ水気を拭きながら
ヘタの部分の何ていうのかな、これ、ともかく取り除きます。
 
この真ん中のをひとつひとつ楊枝で取り除きます。

 
取り除くとこんなに可愛いくぼみが。ここに付いてる水もフキンで丁寧にふき取ります。


取り除かれたものたち。ご苦労様でした。

そして、次がちょっと面倒ですが、楊枝で青梅をツンツンつついて穴を開けます。
これをすると梅のエキスがお酒に染み出て、早く梅酒が出来上がるのです。
ツンツン、ツンツン・・・・、これはちょっと根気がいります。
決して青梅の気持ちになってはイケマセン。痛いです。
ごめんね、梅コ。

おー!なんて残酷な図。

そして貯蔵ビンに青梅と、氷砂糖を交互に入れて、


あとはお酒を ジャバじょぼジュビョ~~~ と注げば、はい出来上がり~

簡単なのも gitaco 向きです。

ちなみに、去年つけた梅酒は、半年しても一年経っても
色が薄いのです。味はシッカリ梅酒なんですけどね。

一番左が去年の梅酒(ホワイトリカー)
真ん中が一昨年の梅酒で、Moskovskaya(モスコスカヤ)
というウォッカで漬けました。
モスコスカヤはロシア語で「モスクワっ子」という意味、やや辛口のウォッカです。
これは砂糖も少なめにしたので、生で飲むにはちょとキツイかな。
でも美味しーよ

そして番外編、
いちばん右が gitaco がウォッカの中で一番大好きな「スタルカ(Starka)」です。
ウォッカはいろいろと種類があるのですが、
S区K町のG街で、20種類近くのウォッカを飲ませてくれるお店がありまして、
そこでいろいろと試した結果、一番のお気に入りがこれでした。

スタルカというのは、ロシア語で「古い:OLD」という意味だそうで、
アルメニア・ブランデーをブレンドして、樽で3年以上熟成させて作られています。
「皇帝の酒」と呼ばれているそうですよ。
甘くてハチミツのような風味があります。
飲み方なんて聞かないでね、もちろんロックに決まっとります。
氷の水が溶けて薄まるのでさえもったいないのに、何かで割るなんて・・・
考えられへん。

gitaco は昔は辛口の強いお酒が好みでしたが、
最近は甘いのも辛いのも、すっぱいのも・・・・そんなものはないか、
まぁ、ようするに美味しいものは何でも好きなのです。

こんなこと書くと、まるで呑ん兵衛みたいですけど、
自分ではそうでもないと思っています(人がどう思ってるかは知りません)。
家で飲むことはほとんどないし、たまーーーーーに友人と飲みに行くくらい。
その時も相手がビールなら、gitaco もビールばっかりだし、
ワインにしようかと言えば、それも嬉しいし、何でも飲みます。
ただ、日本酒だけは気をつけないとあきません。
あれは大人になったら、節度をもって飲まないと、
次の日に使い物にならなくなってしまいます。
30過ぎたら気をつけましょう。

で、この日本酒仕込みの梅酒ですが
瓶のラベルにある解説によると、約一ヶ月で出来上がるそうです。
たのしみ~~
(普通は最低3ヶ月。それでもまだ若くて、だいたい半年位からが飲み頃ですのね)

さらにラベルを良く読むと、
「この日本酒は、高品質の原酒なので、そのままでも美味しいぞなもし」
と書いてありました。
へ~、どりゃどりゃ、さっそくお味見。

お~~~っ!!!日本酒だぁ~~!(あたりまえです)
これ、美味しいですよー!
甘すぎもせず、辛すぎもせず、すごく飲みやすいです。
このまま飲んでも十分おいしい!!!
これが梅と合体すると、どんな美酒になるのでしょーね
はやく来月にならないかなー。。

(あらー、今日も長かったですね。読むの大変ですね。お疲れ様でした。ごめんね
だんだんながくなっちょる・・・

勝手に梅酒仲間1:あぷりこっとさんの“せのびをしよう”
勝手に梅酒仲間2:ちょびあ~のさんの“ちょびあ~の”
勝手に梅酒仲間3:キヨカラーさんの“『しょぼ~ん』とやってみよう!”
勝手に梅酒仲間4:よっすぃさんの“部屋の片隅から”

追記
約2週間経って、お味見してみましたよ。→【経過報告を見る】