Ginza Fashion Academia

Giza Fashion Academiaとはメンズファッションの原理原則を学ぶ場、よりファッションを楽しく。

Ginza Fashion Academia 第二期生 募集要項

2017-06-25 15:15:08 | 応募のお知らせ
Ginza Fashion Academia 第二期生を募集します。第二期のテーマは「フォーマルウェアについて」です。人が生きていく上で必ず着用する社会性の高い服、正しい着こなしの原点はやはりクラシックにあります。しかしそれだけでしょうか?

第二期の内容とスケジュールです。是非本来の意味、本質を学んでいただきたいと思います。
時間は全て15:00-17:00です。
①7/8(土) 「フォーマルウェアの掟」       
②7/22(土) 「日本の常識は世界の非常識」   
③8/5(土) 「フォーマルウェアは誰の為に着るのか」
④8/26(土) 「モーニング·コートの歴史」
⑤9/9(土) 「ディナー·ジャケットの歴史」
⑥9/23(土) 「なぜブラック·タイを結ぶのか」
      GFAファッションキュレーター3級認定試験
      ディプロマ発行
場所:銀座

第二期生募集にあたり、出石先生に特別寄稿していただきました。

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フォーマル・ウエアの快感(主任講師 出石尚三)

「フィッシュ・アンド・スープ」fish and soup という表現があります。これもまた俗語では、「燕尾服」の意味になります。
正式な晩餐では、まず最初にスープが出て、それから前菜の魚が出ることになっているからです。つまり正式の晩餐会には燕尾服が欠かせないからなのです。
もちろん、「スワローテイル・コート」の俗語もあります。背中のテイルが燕の尻尾に似ているから。この「スワローテイル・コート」をそのまま日本語にして、「燕尾服」の言葉があるわけです。
正しくは、「イヴニング・ドレス」と言います。「夜会服」とでも訳せば良いでしょうか。
また一般には、「ホワイト・タイ」とも。燕尾服には白ピケの蝶ネクタイを結ぶことになっているので。
燕尾服は窮屈で、という意見もあるでしょう。でも、今なお、音楽家はまず例外なく、イヴニング・ドレス着用ということになっています。一年の大半を燕尾服で過ごしたいなら、演奏家になるに限ります。
また、見方を変えるなら、服装におけるタイムスリップでもありましょう。二十一世紀にいながら、十九世紀の衣裳を堂々と着こなせるのですから。そんな機会はめったにありません。二十一世紀にいながら十九世紀の紳士の気分を味わえるのは、なんと良い気持であることか。
一度でも燕尾服を着てみれば、今のスーツがいかに楽な服装であるかが、理解できます。今日のダーク・スーツに先輩はディナー・ジャケットで、そのまた先祖は燕尾服であってみれば、スーツの着こなしは恐るに足らず。
燕尾服を着るのは、快感。そしてスーツの運転が上手になること、間違いなし。
フォーミュラ・カーでレース場を走ったら、一般道でのファミリー・カーが巧みに操れるようになるのに、似ているでしょう。

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Ginza Fashion Academiaは出石尚三先生の話を直接聞くことが出来る

「日本で唯一の講座」です。

是非お問合せください。
詳しくは「メールを送る」ボタンから
お名前、メールアドレス、「第二期生 説明資料希望」と書いて送信していただければ詳しいご案内を差し上げます。あなたのご参加をお待ちしています。



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