野暮用でも、なんでも旅には違いない。

ま、交通機関に身を任せて移動するってことだけなんですが、旅の一つには違いないか？と

思ったりしております。

本当の旅というものは、なかなか良いものである。

一番の効用は、普段の生活の「垢」みたいなものを削り落としてくれることかな？

つまり、ある一定の間、非日常的な時空に身を置くことで、頭の中からさして重要ではない

ことを忘れさせる力がある。

旅から帰って机の前に座るとなんだか、妙に気持ちがすっきりしていることがある。

例によって、朝は早く出かけますな。



高速で走る列車の窓から、記憶に残る景色を探しますね。



ここは浜名湖の東の外れなんですが、この松ノ木が生えているところに、オイラが学生の頃

から、しっとりと落ち着いたお宅があって、新幹線でウロウロするときは、いっつもこのお宅を

眺めるのを楽しみにしていました。

しかし、世代が変わり、生き方も変化する中で、そのお宅もこのように変わったものでしよう。

また、京都から名古屋の辺りに掛けては、美しい瓦屋根の家並みが多かった記憶があるん

ですが、最近は焼いた瓦を屋根に乗せた家が少なくなった感があります。

そういう移ろいの中で、やはり富士の山は変わりませんが、ひどく汚れているとか聞くと、

やはり寂しいものがあります。



旅の良いところには、やはり友達に会うというイベントがつきものですね。

それも、この数年会ってなかった人に出会える喜びはひとしおですな。

で、こんなことになってしまう。



でも、人間なんて、池波正太郎のセリフぢゃないが、毎日のご飯が食べられて、ほどほどに楽しく生活を送って、やがて死んでいく・・・ただそれだけのことと考えれば、まぁ、よいではないか？のぉ～安正？みたいな・・・

帰りの駅弁は、オイラがお勧めの奴があります。

東京駅で新幹線の改札を入ってから、斜め左へ進んだところにある駅弁屋さんのもの。

No.13と指定すれば、今の処はこれが買える。

でも、時々売り切れになることもあるから、なるべく早い時間帯に東京駅へもぐりこむべし！！



中味はこんなもの。



どのご飯（4種類のご飯が入ってる）も、オカズもとっても良い味がしている。

気味の悪い食材が一切無いという点だけでも、優秀である。

オカズの味付けは、江戸前風しっかり味、上方風薄味、それに名古屋風味噌仕立て味と

変化に富む。

一度ご賞味あれかし。

ふむふむ。まぁ、よかろうと思われたら、クリックしてくれますか？そうでなければ無視して下さい。