「魔王」第3話の感想です。
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今回は前回の間接殺人事件(とでもいうのでしょうか?)の種明かしとその後のお話です。
毎回殺人事件があるわけではないのですね。
芹沢刑事の中学時代からの友人・石本の死因は喘息発作による病死とされます。
が、その発作のきっかけを作ったのは、石本に娘の空をさらわれたと思い込んだ多恵でした。
多恵は石本と揉み合いになった際、とっさに雨野真実から宅配で送られた催涙スプレーを使ったのでした。
催涙スプレーを吸い込んだ石本は喘息発作を起こして死亡したのです。
成瀬弁護士によって、多恵の正当防衛があっさり成立しました。
間接的とはいえ、殺人に関与してしまった自分を責める多恵。
一連の事件の犯人に操られているのではないか、と苦しむしおり。
二人の女性の心が清らかで美しいです。
成瀬も二人の心情に触れて心が揺れているようでしたが……(もちろん計画は続行ですね)
さて、第3話にして、物語の核心部分への登場人物の係わりが色々と明らかになってきました。
しおりの元に届いた「女帝」のカードの残留思念に導かれ、芹沢刑事としおりはある中学校にたどり着きます。
そこは、あの過去の事件の舞台となった場所でした。
昔自分が起こした事件が現在の事件とつながっていることに気づく芹沢。
しおりも過去の事件に関係していたのですね。
まさか、しおりちゃんも復讐の対象だった、なんてことはないですよね…?
それにしても、しおりはバスケットボールを手にした時、ボールに宿る残留思念が見えなかったのでしょうか!? ここ、謎です。
さて、成瀬のあの怪しい部屋はどこにあるのでしょうか?
警察に家宅捜査されたら、一瞬でジ・エンドですね。
このドラマはとても映像が素晴らしいです。
無表情な成瀬も格好いいですし、何よりしおりちゃんが可愛いです♪
空を連れ去ったのはだれなのか?
謎の雑誌記者の正体と目的は?
まだまだ謎がいっぱいの「魔王」、次回も楽しみです。
追記(反転してあります)
しおりに届いた「女帝」のカードに残っていた残留思念ですが、どうしても成瀬弁護士の弟のものとしか思えないです。何故!?
あのカードは弟の遺品だったということですか??
*画像はジェニーです。
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