銀うさぎの庭(お人形日記)

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「魔王」第4話

2008-07-26 | テレビ等の感想

ドラマ「魔王」第4話の感想です。

一部ネタばれになりますので、まだご覧になってない方はご注意下さいませ。

謎につぐ謎…の展開で、一回見ただけでは何が何だか……。
取りあえず、今回分かってきた謎の答えと新しく出てきた謎の中で気になったものを書いてみます。


11年前の事件について、わかったこと。
不良のいじめっ子グループ=芹沢(刑事)、葛西(芹沢の兄の典良の秘書)、宗田(チンピラ)、石本(前回死亡)
いじめられっ子=山野(雑誌編集者)

山野がいじめグループにやり返すために学校にナイフを持ってきた。
それを見つけた真中英雄(成瀬弁護士の弟)がこんなことをしてはいけないと諭して、ナイフを預かる。
その後、スクラップ置き場の場面で、なぜか芹沢の手にそのナイフがあり、芹沢は真中英雄を刺して死に至らしめた。
芹沢とすでに殺害された熊田弁護士は虚偽の正当防衛を主張し、芹沢少年は無罪になった。


今回何が腹がたったと言って、芹沢が過去の事件のことを「忘れていた」と言った時です!!!
人一人殺害しておいて、あり得ないでしょ。
あろうことか、「誠実に生きていれば神様が許してくれると思っていた」って…
どれだけ自分に都合のいい神様なのですか!
せめて、真実を話し、罪を認めて、罪を購って、なおかつ贖罪の人生を歩んでから言って欲しかったです。
それで許されるかどうかは私には分かりませんけど。

あと、仲良しこよしの同僚刑事達もどうかと。
上司の中西が他の二人の刑事に「過去に何があってもこいつを信じることができるか」と聞きましたが、その答えがあっさりYESですよ。
「どんな苦しいことがあっても自分の過去から逃げ出すような奴じゃあない」という西沢。すでに思いっきり逃げてますから!
「こんなバカ正直で一生懸命な男見たことありませんから」と同僚刑事。はぁ?
芹沢の過去がらみで二件の殺人事件が起きた疑いがあるのですから、もっと慎重に事件全体を見直す姿勢を持って欲しいです。
あと、この渋谷東署の刑事さんたちが何となく暇そうなのが気になります。
いつもみんなで一緒にデスクワークしてるように見えます。
それにしても同僚達にここまで信頼されてこんなことを言われて、芹沢は恥ずかしくないのでしょうか。




過去の事件がらみで山野が怪しいとにらんだ芹沢は山野を呼び出し、以前誘拐されて犯人に利用された少女・空に首実験を依頼する。
しかし、山野の顔を見ても違うと首を振る空。
間違いなく空を連れ出したのは山野だが、空と自分の顔を見ても知らないというよう、約束させていたのだ。


これってすごく疑問に思います。
幼稚園生ぐらいの女の子がここまで否認できるのでしょうか?
お母さんが頼めば正直に話してくれると思うのですが。

山野は成瀬の単なる手駒の一つにすぎないのか?
それとも、復讐のターゲットの一人なのか気になる所です。
多分事件の真相を何らかの理由で証言しなかったようですので、危ないですかね。


刑事達が調べて判明した真中英雄死後の家族の消息。
母親は英雄の通夜の時に心臓発作を起こして死亡。
兄の友雄(実は成瀬)も事件の一年後に死亡していて、真中英雄の遺族は全くいないことがわかった。
英雄の遺族が『雨野真実』ではないかと捜査していたのだが、ここで行き詰ってしまう。


ここで大変な事実が判明。
成瀬弁護士は戸籍を偽造(?)して、自分が死亡したことにしていたのです。
成瀬が花束を持って海沿いの病院にいる車椅子の美しい女性の元を訪れます。
その女性の名は成瀬。成瀬弁護士のことを「領」と呼びます。
これは、真中兄がこの女性の戸籍に何らかの方法で入り込んだといことでしょうか!?



成瀬弁護士は芹沢栄作(芹沢刑事の父)から依頼された顧問弁護士の件を承諾します。
条件として「わたしに隠しごとをしないこと」という約束を栄作にさせます。
成瀬は内部から芹沢財閥の壊滅を図るのでしょうか?
それとも芹沢栄作自身の破滅を図るのでしょうか?

成瀬、芹沢、葛西らの写真を撮っているのは、今回登場したとても怪しい雑誌記者・池畑なのでしょうか。
その目的は? 
池畑もまた復讐のターゲットなのか。それとも予期せぬ伏兵なのか。
あるいは手駒の一人として利用される存在に過ぎないのでしょうか。

サイコメトラーのしおりは、カードに事件がらみの残像があるのは、犯人が見せたい残像を張り付けて(?)いるからと気づきます。
この手のESPの話は良く分からないのですが、そんなことってありえるのでしょうか。
まるで魔法みたいです。何でもあり、になってしまいそう…

オープニングのキャストに「デーモン小暮閣下」の名前が…
歩道橋にいる山野をビルのスクリーンから見下ろしていた巨大な『目』が閣下でしょうね、多分。
成瀬が空ちゃんに聞かせていた絵本は実在するのでしょうか? 気になります。

今回も成瀬領弁護士(大野智)の演技が良かったです。
抑えた感情としおりといる時に時折見せる心の揺らぎ…この役にぴったりの演技だと思います。
というわけで、次回も楽しみです!


*画像はジェニーです。

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(同窓で開きます)


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