銀うさぎの庭(お人形日記)

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「コード・ブルー」第3話

2008-07-18 | テレビ等の感想

「コード・ブルー」第3話の感想です。

一部ネタばれを含みますので、まだドラマをご覧になってない方はご注意下さいませ。(反転してありません)

今回は、派手な緊急搬送のシーンはありませんでした。
が、「明日は我が身?」と思わせるような怖い場面や、医師としての成長を感じさせるストーリー展開でした。
スピード感・緊迫間は少しもの足りなかったです。

藍沢、白石、緋山、藤川のそれぞれが問題を抱えた患者を抱えて悩む中、四人だけで当直の当番を務めることになります。
その夜救急車で運ばれてきた男性患者は、一見軽症のように見えましたが、深夜、突如急変します。
一刻を争う事態。しかし、先輩医師・黒田が病院へ到着するまで待っていたら患者の命が危ういのです。
この種の手術経験がないにもかかわらず、開腹手術を行う決意をする藍沢。
四人で力を合わせてこの場をしのぎます。

この場面は本当に怖かったです。ドラマでは何とか患者さんの命を救うことに成功しましたが、失敗しても全然おかしくないような事態でした。
どんな名医でも初めは新米さん、とは頭では分かっていますが、やはりこういうドクターに自分や大切な家族の命を預けたくないです。

そして、医師としての成長をみせる四人。
でも、でもですよ?
『患者を一人の人間としてみる』とか、『患者は実験台ではない』って――それ、学部生の間に心に刻んでおいて欲しかったです。
できれば、そういう倫理感を身につけている人だけに医学部を受験して欲しいです。

現役の若いお医者さんでこのドラマをご覧になっている方は、どんなふうに感じていらっしゃるのでしょう?
『こんな奴めったにいないよ―』なら良いのですが、『あるあるあるー』だったらいやだ……

今回秀逸だった場面。
脳腫瘍の患者・本山は、二年前に幼稚園生だった息子を亡くしていました。
思い出を『忘れるから苦しい』と静かに語ります。このシーン、切なかったです。
で、結局手術に同意したのでしょうか?

ストーカー撃退の場面。ストーカー事件の多い昨今、『こんなに簡単に解決したら苦労しないよね…』と思わず呟いたのは私だけではない筈。
手術をしたくて仕方ない緋山のにっこり笑顔が、ものすごく怖かったです! 

「コード・ブルー」に関する豆知識。(朝日〇新聞より)
「コード・ブルー」とは、容体急変、緊急集合を意味する隠語だそうです。
医師と看護師が同乗するドクターヘリは、現在全国に14機あり、一時間飛ぶと約50万円かかります。
患者は支払う必要はなく、税金で負担しているそうです。


*画像はジェニーです。

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