銀うさぎの庭(お人形日記)

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「魔王」第8話

2008-08-23 | テレビ等の感想

ドラマ「魔王」第8話『許されぬ愛の終わり…復讐、再び』の感想です。

一部ネタばれを含みますので、まだドラマをご覧になってない方はご注意下さいませ。
ご覧になる方は「ドラッグ」または「右クリックですべて選択」でどうぞ。
今回はまるで来週が最終回かと思うような、怒涛の大展開でした。

11年前の芹沢に無罪判決が出た日。

証人として来ていた咲田しおりが土砂降りの雨に困っていると、
「ありがとう。弟のために証言してくれて」と一人の青年から傘を渡されます。
その青年こそ、殺された真中英雄の兄の友雄(=成瀬領)でした。

以前、初対面の筈の成瀬にしおりが「どこかで会ったことが?」と尋ねるシーンがありましたが、この日の記憶だったのですね。
「真中友雄のアナグラム→雨野真実←雨の日に無罪として葬られた真実」ということで、
雨が重要なモチーフとして使われています。


花火大会に成瀬領弁護士を誘う咲田しおりちゃん。
浴衣姿がものすごくキュートです。

急な接見を理由に花火大会が終わってからのこのこやって来た成瀬にも全然怒らないしおりはまるで天使のようです。

この後二人っきりで市販の花火をするのですが、この時のしおりがまた可愛い!
花火の輝きを受けてほほ笑むしおりの美しいこと。
音楽もとてもロマンティックですてきなシーンでした。

でも、この後しおりに「会うのは、これが最後です」と別れを告げる成瀬……
この二人は一体どうなるのでしょう?
幸せになって欲しいけど、やはり無理ですよね…。直接手を下してないとはいえ「真犯人」なのですから。




真中友雄が実は生きているのではないかと必死の捜査をする芹沢直人刑事。
そして、真中友雄が事故で死んだ(と思わせている)事故のとき、一緒にいた少年と入れ替わったのではないかと閃きました。
芹沢は事故当時を知る藤野という作業員に辿りつきます。
ところが、藤野は「本当に何も知らない」と言い張ります。
困惑する芹沢。いや、「参考人」として署にお招きすればいいのでは…?

池畑記者にはぺらぺらと事故当時の話を喋っていたのに、なぜ突然しらを切るのか不思議だったのですが、成程。
藤野にとってまずい写真送りつけて脅していたのですね! さすが成瀬弁護士。抜かりはありません。、

さて、真中友雄に家がなく野宿をしていたことから、補導歴があるのではと思い至り、その方面から再び調べを進める芹沢。

芹沢、鋭いです。
と言うより、刑事らしい推理って初めてでは…?

そして……

真中友雄が補導された時の記録が見つかります……そこには共同行為者として「成瀬領」の名が!!
一方、成瀬から傘を返されたしおりもまた、傘に残っていた残留思念から成瀬領=真中友雄であると気付きます。


宗田と葛西、芹沢の兄の典良と、この辺りもものすごくどろどろとしたものが渦巻いています。
思いつめた表情を浮かべる典良は、秘書の葛西と妻の不倫にどう決着をつけるつもりでしょうか。
何だかこの方は実は大物なのか、やはり小心者なのかもう一つ分からないです。

次回、芹沢としおりが共に成瀬の正体に気付いたことで、物語は一気に新局面を迎えることに!?


*画像はジェニーです。

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(同窓で開きます)




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