茂木港に来るとアオサギによく出会う。
早朝、「ギャーッ」と鳴き声が聞こえた。声がしたほうを見ると、がけの途中の木にアオサギがいた。
大きな鳥なのですぐにその所在がわかる。
今日は、船に留っていた。
船が傍を通り過ぎても動じない。
ところで、川では小魚を獲ったりするが、海では餌をどうやって獲るのだろうか。
(2008.06.29 昼 長崎市茂木港にて撮影)
早朝、「ギャーッ」と鳴き声が聞こえた。声がしたほうを見ると、がけの途中の木にアオサギがいた。
大きな鳥なのですぐにその所在がわかる。
今日は、船に留っていた。
船が傍を通り過ぎても動じない。
ところで、川では小魚を獲ったりするが、海では餌をどうやって獲るのだろうか。
(2008.06.29 昼 長崎市茂木港にて撮影)
雨も上がりそうである。
僕は、「アオバズク」に会いに茂木町へ出かけた。
アオバズクは、栴檀の木のいつもの場所にじっと留まっていた。
時々、眠そうに目を細めている。
大きな音がすると目を見開き大きな金色の目になる。
写真を撮っていると町の人たちから何人も声をかけられる。
子供、老人や中年の女性などなど。
皆、この鳥が大好きでいとおしく思っている様子が伝わってくる。
子供達は、向こうの木でアオバズクが鳴いているから一緒に見つけに行こうと僕を誘ってくれる。
一緒に行って探したが、鳴き声を聞くことも見つけることもできなかった。
残念。鳴き声もぜひ聞きたい。
中年の女に、今年は、2羽来ているのか尋ねてみた。
もう1羽は、洞の中で雛をかえしているところとのこと。
あと1週間後には2羽揃い、雛が飛べるようになれば3羽で帰っていくとのことだ。
2羽や3羽のアオバズクファミリーを見てみたいものだ。
川沿いに2本栴檀の木がある。
この手前の木に、毎年、アオバズクは大陸から渡ってきて子育てをしている。
親子代々続いているのだろうか?
今年生まれた子供が来年戻ってくるのだろうか?
それとも全く別のとりなのだろうか?
なかなか疑問は解けない。
(2008.06.29 朝 長崎市茂木漁港)
僕は、「アオバズク」に会いに茂木町へ出かけた。
アオバズクは、栴檀の木のいつもの場所にじっと留まっていた。
時々、眠そうに目を細めている。
大きな音がすると目を見開き大きな金色の目になる。
写真を撮っていると町の人たちから何人も声をかけられる。
子供、老人や中年の女性などなど。
皆、この鳥が大好きでいとおしく思っている様子が伝わってくる。
子供達は、向こうの木でアオバズクが鳴いているから一緒に見つけに行こうと僕を誘ってくれる。
一緒に行って探したが、鳴き声を聞くことも見つけることもできなかった。
残念。鳴き声もぜひ聞きたい。
中年の女に、今年は、2羽来ているのか尋ねてみた。
もう1羽は、洞の中で雛をかえしているところとのこと。
あと1週間後には2羽揃い、雛が飛べるようになれば3羽で帰っていくとのことだ。
2羽や3羽のアオバズクファミリーを見てみたいものだ。
川沿いに2本栴檀の木がある。
この手前の木に、毎年、アオバズクは大陸から渡ってきて子育てをしている。
親子代々続いているのだろうか?
今年生まれた子供が来年戻ってくるのだろうか?
それとも全く別のとりなのだろうか?
なかなか疑問は解けない。
(2008.06.29 朝 長崎市茂木漁港)
今朝6時前に築町市場(長崎市)を覗き、それから茂木港へ行った。
いつもはおかみさんたちで賑やかな茂木ショップは、シャッターが閉まっている。
昨夜の漁がなかったのだ。風が強く海が時化ていたのかもしれない。
おかみさんたちの元気に働く姿を見てから行こうと思っていたのに残念である。
茂木港では、漁船の動きが全くない。
いつもなら、漁船が何隻か港から出航していく。
写真を撮りながら港の周りを散歩していたら、小雨からとうとう本降りへと雨行が変わってきた。
以前寄ったことのある岸壁近くの漁師小屋へ行って雨宿りする。
そこでは二人の漁師がくつろいでいる。僕と同世代である。
年上の漁師に漁がなかった理由を尋ねてみると、
「漁協の総会が今日あるのでその前夜の漁はしない」とのことである。
漁師は、最近の燃料費の高騰で大変困っていた。
漁船の燃料は重油である。
漁に2回出るとドラム缶1本分の重油を使ってしまう。この重油がドラム缶1本で、以前の6千円から2万円以上に騰がっている。漁での失敗が許されないので、これまでのようには漁に出られないとのことである。
また、魚価はここ10年間近く上がっておらず、逆に輸入品の影響で下がっているように感じているようだ。
漁師は子供にあとを継がせる気持ちも失っており、僕はしんみりした気持ちになった。
なかなか漁師が元気になる方法が浮かばない。
いつもはおかみさんたちで賑やかな茂木ショップは、シャッターが閉まっている。
昨夜の漁がなかったのだ。風が強く海が時化ていたのかもしれない。
おかみさんたちの元気に働く姿を見てから行こうと思っていたのに残念である。
茂木港では、漁船の動きが全くない。
いつもなら、漁船が何隻か港から出航していく。
写真を撮りながら港の周りを散歩していたら、小雨からとうとう本降りへと雨行が変わってきた。
以前寄ったことのある岸壁近くの漁師小屋へ行って雨宿りする。
そこでは二人の漁師がくつろいでいる。僕と同世代である。
年上の漁師に漁がなかった理由を尋ねてみると、
「漁協の総会が今日あるのでその前夜の漁はしない」とのことである。
漁師は、最近の燃料費の高騰で大変困っていた。
漁船の燃料は重油である。
漁に2回出るとドラム缶1本分の重油を使ってしまう。この重油がドラム缶1本で、以前の6千円から2万円以上に騰がっている。漁での失敗が許されないので、これまでのようには漁に出られないとのことである。
また、魚価はここ10年間近く上がっておらず、逆に輸入品の影響で下がっているように感じているようだ。
漁師は子供にあとを継がせる気持ちも失っており、僕はしんみりした気持ちになった。
なかなか漁師が元気になる方法が浮かばない。
茂木港の入口近くで写真を撮っていた。
すると親子が自転車に2人乗りでやってくる。
僕の前で自転車から降りると二人は岸壁から海を覗き始めた。
何をしているのか尋ねると、
「息子が昨日、海に落としたタモ(網)を探しに来た」とのことである。
父親は小型の釣竿を準備して、失ったタモを釣上げるため海の中を探り始めた。
なかなか見つからぬ。
半時間後に、その親子が僕が雨宿りしている漁師小屋の前を通った。
前かごに息子のタモ。
よかった。
(2008.06.28 朝 長崎市茂木港にて撮影)
すると親子が自転車に2人乗りでやってくる。
僕の前で自転車から降りると二人は岸壁から海を覗き始めた。
何をしているのか尋ねると、
「息子が昨日、海に落としたタモ(網)を探しに来た」とのことである。
父親は小型の釣竿を準備して、失ったタモを釣上げるため海の中を探り始めた。
なかなか見つからぬ。
半時間後に、その親子が僕が雨宿りしている漁師小屋の前を通った。
前かごに息子のタモ。
よかった。
(2008.06.28 朝 長崎市茂木港にて撮影)
今朝、小雨の中、茂木港を散歩した。
港の側に架かる弁天橋のたもとに、茂木びわの記念碑が立っている。
石碑には、茂木びわが中国から今から170年以上前にもたらされたことが刻んである。
僕は、外国からのものとは思ってもいなかった。
この時期、毎日食べている。
茂木びわを育ててくれた先人達、そして現在の農家に感謝である。
(2008.06.28 朝 長崎市茂木港にて撮影)
(参照)
http://www.e-nagasaki.com/contents/guide_books/biwa/con1_qa/index.html
茂木びわは江戸時代末期の天保・弘化年間、長崎に女中奉公に来ていた三浦シオが長崎の出島から唐びわの種を持ち帰り、 畑(現在の長崎市北浦町)に播いたのが始まりといわれています。
港の側に架かる弁天橋のたもとに、茂木びわの記念碑が立っている。
石碑には、茂木びわが中国から今から170年以上前にもたらされたことが刻んである。
僕は、外国からのものとは思ってもいなかった。
この時期、毎日食べている。
茂木びわを育ててくれた先人達、そして現在の農家に感謝である。
(2008.06.28 朝 長崎市茂木港にて撮影)
(参照)
http://www.e-nagasaki.com/contents/guide_books/biwa/con1_qa/index.html
茂木びわは江戸時代末期の天保・弘化年間、長崎に女中奉公に来ていた三浦シオが長崎の出島から唐びわの種を持ち帰り、 畑(現在の長崎市北浦町)に播いたのが始まりといわれています。
今朝は、梅雨らいい日である。
雨がしとしとと降り続いている。
港の中は、波ひとつなく鏡のように景色を写している。
梅雨空と海の景色ではあるが、季節感があり、これはこれで美しい。
空の鳥は、(*)鳶である。
(2008.06.28 朝 長崎市茂木港にて撮影)
(*)鳶 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トビは、タカ目タカ科に属する鳥類の一種。関西などではとんびとも言う。
ほとんど羽ばたかずに尾羽で巧みに舵をとり、上昇気流に乗って上空へ舞い上がる様や、「ピーヒョロロロロ…」という鳴き声はよく知られており、日本ではもっとも身近な猛禽類である。タカ科の中では比較的大型であり、体長は60~65cmほどで、カラスより一回り大きい。翼開長は150~160cmほどになる。体色は褐色と白のまだら模様で、眼の周囲が黒褐色になっている。地上や樹上にいるときは尾羽の中央部がへこんでいるが、飛んでいるときは尾羽の先端が揃う。タカ科の中では比較的大型であり、体長は60~65cmほどで、カラスより一回り大きい。翼開長は150~160cmほどになる。体色は褐色と白のまだら模様で、眼の周囲が黒褐色になっている。地上や樹上にいるときは尾羽の中央部がへこんでいるが、飛んでいるときは尾羽の先端が揃う。また、飛んでいる時は翼の先端近くに白い模様が見える。
滑空中のトビ主に上昇気流を利用して輪を描くように滑空し、羽ばたくことは少ない。視力が非常に優れていると言われ、上空を飛翔しながら餌を探し、餌を見つけるとその場所に急降下して捕らえる。
雨がしとしとと降り続いている。
港の中は、波ひとつなく鏡のように景色を写している。
梅雨空と海の景色ではあるが、季節感があり、これはこれで美しい。
空の鳥は、(*)鳶である。
(2008.06.28 朝 長崎市茂木港にて撮影)
(*)鳶 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トビは、タカ目タカ科に属する鳥類の一種。関西などではとんびとも言う。
ほとんど羽ばたかずに尾羽で巧みに舵をとり、上昇気流に乗って上空へ舞い上がる様や、「ピーヒョロロロロ…」という鳴き声はよく知られており、日本ではもっとも身近な猛禽類である。タカ科の中では比較的大型であり、体長は60~65cmほどで、カラスより一回り大きい。翼開長は150~160cmほどになる。体色は褐色と白のまだら模様で、眼の周囲が黒褐色になっている。地上や樹上にいるときは尾羽の中央部がへこんでいるが、飛んでいるときは尾羽の先端が揃う。タカ科の中では比較的大型であり、体長は60~65cmほどで、カラスより一回り大きい。翼開長は150~160cmほどになる。体色は褐色と白のまだら模様で、眼の周囲が黒褐色になっている。地上や樹上にいるときは尾羽の中央部がへこんでいるが、飛んでいるときは尾羽の先端が揃う。また、飛んでいる時は翼の先端近くに白い模様が見える。
滑空中のトビ主に上昇気流を利用して輪を描くように滑空し、羽ばたくことは少ない。視力が非常に優れていると言われ、上空を飛翔しながら餌を探し、餌を見つけるとその場所に急降下して捕らえる。
今朝早く茂木港を訪ねた。
目的は、アオバズク。
自宅を出るときから小雨が降っていた。
天気予報は、一日雨である。
アオバズクが棲んでいる栴檀の木を見上げて探すがいない。
やはり雨が振っているので木の洞に隠れているのだろう。
2日前に通りがかったときには、1羽が枝にじっと留まっていた。
町の人に聞くと今年は、一羽しか来ていないようである。
一羽では雛どころの話ではない。
この栴檀の木は、港に注ぐ川沿いにある。
僕は、川沿いに歩き弁天橋を渡り港へ行く。
港のそばには、トビがあちこちに留まっている。
電線、屋根、船などなど。
僕は海から離れた内陸部に育ち、そこでは鳶を見たことがない。
海で初めて鳶を見たとき、ワシと勘違いし怖かったのを覚えている。
(2008.06.28 朝 長崎市茂木港にて撮影)
(2008.06.29 昼 長崎市茂木港にて撮影)
目的は、アオバズク。
自宅を出るときから小雨が降っていた。
天気予報は、一日雨である。
アオバズクが棲んでいる栴檀の木を見上げて探すがいない。
やはり雨が振っているので木の洞に隠れているのだろう。
2日前に通りがかったときには、1羽が枝にじっと留まっていた。
町の人に聞くと今年は、一羽しか来ていないようである。
一羽では雛どころの話ではない。
この栴檀の木は、港に注ぐ川沿いにある。
僕は、川沿いに歩き弁天橋を渡り港へ行く。
港のそばには、トビがあちこちに留まっている。
電線、屋根、船などなど。
僕は海から離れた内陸部に育ち、そこでは鳶を見たことがない。
海で初めて鳶を見たとき、ワシと勘違いし怖かったのを覚えている。
(2008.06.28 朝 長崎市茂木港にて撮影)
(2008.06.29 昼 長崎市茂木港にて撮影)
築町市場にある茂木ショップは、よくワタリガニを売っている。
このカニが、とにかく大きく立派である。
この写真のカニは全部メスである。
甲羅の裏側に、橙色の座布団見たいなものが雌とのことである。
食べられるのがわかるのか足をばたばたして抵抗している。
このカニが、とにかく大きく立派である。
この写真のカニは全部メスである。
甲羅の裏側に、橙色の座布団見たいなものが雌とのことである。
食べられるのがわかるのか足をばたばたして抵抗している。
最近、歯が痛む。
会社近くで、夕方まで診療してくれるところをネットで探すがなかなか少ない。
やっと栄町に一軒見つけ、今そこで診療を受けている。
そこは中央公園前の居酒屋の2階にある。
決してよい看板ではない。
味もない。
見かけも悪い病院だが、不思議と診療を受ける雰囲気は良い。
医者1名、看護士2名、受付1名で平均年齢は、僕より少し下ぐらいである。
当初、歯科の看護士は若い人という先入観もあり少し戸惑った。
しかし、年齢が近い分、安心感があるのかもしれぬ。
僕は理髪店で時々眠ってしまうが、歯の治療中に眠ったのは今回が初めてである。
会社近くで、夕方まで診療してくれるところをネットで探すがなかなか少ない。
やっと栄町に一軒見つけ、今そこで診療を受けている。
そこは中央公園前の居酒屋の2階にある。
決してよい看板ではない。
味もない。
見かけも悪い病院だが、不思議と診療を受ける雰囲気は良い。
医者1名、看護士2名、受付1名で平均年齢は、僕より少し下ぐらいである。
当初、歯科の看護士は若い人という先入観もあり少し戸惑った。
しかし、年齢が近い分、安心感があるのかもしれぬ。
僕は理髪店で時々眠ってしまうが、歯の治療中に眠ったのは今回が初めてである。
この店は賑町にある。
賑町は、今年のくんちの踊り町でだ。
この店のガラス戸には、くんちの案内と賑町の出し物の絵が張ってある。
この町の出し物は、代々、「傘鉾」と「大漁万祝恵美須船」である。
この店で朝早くから洋菓子を焼いている青年もくんちに出る。
もう、出し物の「大漁万祝恵美須船」の練習を近くの公園で練習している。
今朝は、町内の男が、この青年に声をかけていた。
「ずいぶん体が締まったね。」
これは、くんちの激しく厳しい練習を物語っている。
くんちまであと4ヶ月。
街中がくんちの匂いで満ちてくる。
(写真 2008.06.25 朝 長崎市賑町)
今年の出し物
http://www.nagasaki-np.co.jp/event/kunti/2008/syoukai.html
賑町は、今年のくんちの踊り町でだ。
この店のガラス戸には、くんちの案内と賑町の出し物の絵が張ってある。
この町の出し物は、代々、「傘鉾」と「大漁万祝恵美須船」である。
この店で朝早くから洋菓子を焼いている青年もくんちに出る。
もう、出し物の「大漁万祝恵美須船」の練習を近くの公園で練習している。
今朝は、町内の男が、この青年に声をかけていた。
「ずいぶん体が締まったね。」
これは、くんちの激しく厳しい練習を物語っている。
くんちまであと4ヶ月。
街中がくんちの匂いで満ちてくる。
(写真 2008.06.25 朝 長崎市賑町)
今年の出し物
http://www.nagasaki-np.co.jp/event/kunti/2008/syoukai.html