気象庁は１０日、エルニーニョ現象が今夏に発生する可能性が低くなったと発表した。エルニーニョが原因で冷夏となる心配はほぼなくなり、レブロン13モンスターハートビーツ後１カ月の気温は北日本と西日本で平年並みか高く、東日本は高い見込みという。
同庁によると、指標となる東太平洋の海面水温は４月から平年を上回り続けたが、７、８月は当初予測ほど上がらない見込みとなった。この海域に吹く風が強く、水温の上昇を抑えるためという。
《楽しむ》料理?脇雅世
■しっかり煮立てたクリームのせて
さあ、夏レブロン13モンスターハートビーツみ。フルーツがたくさん入ったデザートを親子で作りませんか。料理研究家脇雅世さんのおすすめは「スコップケーキ」です。
デコレーションケーキのようにナイフで切り分けるのではなく、スコップ（スプーン）ですくいとるケーキ。生地の上…
○オリックス４－３日本ハム●（５日?帯広の森）
同点の九回、オリックスは先頭の糸井が死球で出るも、続くＴ－岡田は遊ゴロ併殺打。チャンスはついえたかに見えた。ここで日本ハムは左腕?宮西に代え、速球派右腕カーターをマウンドに送り、万全を期す。そんな状況で、打席に向かうペーニャは「しっかりボールをとらえることだけを考えた」。初球の変化球を空振りのあと、２球目、直球をフルスイングすると、打球は左翼席に陣取るオリックスファンたちの頭上をはるか越え、場外へと消えた。ペーニャは「とらえた瞬間、ホームランになると思ったが、どれだけ飛ぶかは分からなかった」と振り返った。
ペーニャは２点を追う五回にも反撃の口火を切る左中間ソロを放っていた。２振りで連敗ストップに貢献した主砲を、森脇監督は「素晴らしい集中力。『素晴らしい』の言葉以外、何もない」と大絶賛だ。
オリックスは前半戦を首位で折り返したものの、オールスター後はこの試合前まで勝率５割ペースで、ソフトバンクに抜かれた。この日も一度は逆転しながら、日本ハム?中田のソロで追いつかれるなど、苦しい展開だった。「しんどくないゲームはない。『こういうのに耐えきれるか』と試されたゲーム」と森脇監督。踏ん張りどころの夏場につかんだ１勝の意味を、かみしめた。【江連能弘】