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日本の首相回転扉にアメリカも呆れて目をグルリ

2017-06-15 21:25:05 | 日記





(フィナンシャル?タイムズ 2011年8月31日初出 翻訳gooニュース) ワシントン=アナ?ファイフィールド

小泉純一郎氏が2001年に日本の総理大臣になった時、小泉氏は当時のジョージ?W?ブッシュ米大統領から、大統領別荘キャンプ?デービッドで週末を過ごすという最上級のもてなしを受けた。この歓待ぶりは小泉氏が当時話したように、アジアの同盟国に対するアメリカの好意を表していた。

あれから10年。6年間で5人目の総理大臣となった野田佳彦氏は、9月に首相として初訪米する際、ワシントンでオバマ大統領と会談させてもらえればしめたものだ。しかし実際には国連総会の合間にざっと雑談して終わりだろうと専門家たちは言う。

「ホワイトハウスでの首脳会談が実現しなかったら、それは米政府の慎重姿勢のあかしだ。鳩山由紀夫氏に続いた菅直人氏を米政府は好意的に受け入れたが、今回はもっと慎重になっているということだろう」 シンクタンク「新アメリカ安全保障センター(CNAS)」のアジア専門家、パトリック?クローニン氏はこう言う。

辞任がはっきり決まるまで、菅直人前首相はホワイトハウスでオバマ氏と会談する予定だった。新首相となった野田氏のスタッフは、オバマ氏のスケジュールに首脳会談の時間を確保しようと動いているに違いない。

日米両国は、アジア地域安定の柱をなす50年来の軍事同盟で結ばれている。アメリカにとって日本は、アジアで最も近いパートナーだ。しかし小泉氏が2006年に退任した後は短命政権ばかりが続く状態に、ワシントンではいらだちが高まっている。万年野党として政界の荒野を長年さまよった日本の民主党は、ようやく2009年に権力を握ったわけだが、その民主党の仕事ぶりにもワシントンの落胆は募っている。

ホワイトハウスは表向きには、野田氏の首相就任を歓迎した。しかし政府関係者たちは内々には、またしても日本の総理が交代したと呆れかえっている(訳注?タイトルにもある原文の「rolling their eyes」は英語圏の人が、辟易と呆れかえった時に目をぐるりと左右に動かす表情のこと。くらくらするという意味の「目を回す」ではない)。

保守系シンクタンク「ヘリテージ財団」のアジア専門家、ブルース?クリンガー氏は「潮が浜に寄せるのと同じくらい確実に、日本では総理大臣が交代する」と話す。

日本の新リーダーたちにさほどかまう必要などないと、相次ぐ首相交代騒ぎを受けて米政府はそう思っているのだ。


「日本で椅子取りゲームが続くせいで、米政府が個々の総理大臣をあまりまともに取り合わなくなったのは間違いない」。シンクタンク「マンスフィールド財団」の日本専門家、ゴードン?フレイク氏はこう言う。「どうせ長続きしないのだから、時間を費やしても意味がないと思われている」と。

野田氏についても尚更そうだろう。2013年の総選挙が終われば、野田氏はもう首相の座にはいないだろうから。

しかし野田氏の勝利は米政府にとって、歓迎すべきものではある。専門家たちによるとその理由はいくつかあって、たとえばワシントンが好ましく思わない小沢一郎元代表の政治生命が、これでいっそう終わりに近づいたことが挙げられる。となれば、大震災後の経済活性化という困難な役目に野田氏が取り組んだ後、次にとって代わるのは前原誠司元外相だろうと。

さらに、野田氏は暫定的なつなぎの首相だと思われているが、それでも前よりはましだと、ブッシュ政権のアジア担当補佐官だったマイケル?グリーン氏は言う。

「鳩山氏は夢見るポピュリストでまったく仕事が下手だったし、菅氏は何もできなかった。しかしオバマ大統領はもう少しきちんと野田氏の相手をするだろうし、そうすれば野田氏がリアリストだと認識するだろう。大統領はプラグマティストで政策オタクなので、そういう部分で二人は意気投合するはずだ」

とは言うものの、アメリカにとって日米関係の最重要案件が、野田政権で前進するなど、米政府は期待していはいけない。沖縄の米軍基地を人口の少ない地域に移設するという重要案件は、あまりに問題が多すぎる。野田氏が自分の持ち点をそこに費やすとは、とても思えない。




フィナンシャル?タイムズの本サイトFT.comの英文記事はこちら(登録が必要な場合もあります)。

(翻訳?加藤祐子)



From the Financial Times ?? The Financial Times Limited [2012].
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