Cogito

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

国民審査

2017-10-18 15:53:25 | 日記
衆議院選と一緒に最高裁の裁判官7人の国民審査が行われている。

国民審査とは、憲法79条に定められている制度で、最高裁の15人の裁判官は任命後初めての衆院選と、その後10年を経過するごとの衆院選の時に審査を受ける。国民は罷免すべきだと思う裁判官に×印を付け、有効投票の過半数で罷免となる。とはいえ、過去に罷免された例はないが、それでも不信任票は7%前後と増えているそうだ。

最高裁の判事など、関心のある判決時に、うん、この人、覚えておこうなどとは思うものの、いつしか忘れてしまうことが多い。ましてや一般の国民は日常と直結していないから、関心事も低い。また信任投票も、白紙(実際には黄色だが)なら有効で「信任」なってしまうから、「わからないから棄権」のつもりで白票を投じたものが、有効、信任にカウントされてしまって、まず「不信任」になることはない。
やり方を代えて、逆に、信任したい人に○をつけるような制度にしたら、関心はもっと増えるだろうに。

審査公報で7人の主張、と言っても文字が細かくて私の目には辛いので、「裁判官としての心構え」だけを拾い読みした。そういえば、昔「婦人有権者同盟」が国民審査のとき、個々の裁判官の事例を取り上げわかり安く解説してパンフにしていたのを思い出した。そこで検索すると、婦人有権者同盟は16年に、解散してしまっていた。会員の高齢化と会員数の減少のため、と言うことだった。そういえば有権者同盟の知人たちはみんな故人になっている。

さて「わからない」という人に対して選管がどう対応しているのか知りたかったのだが、明確な回答はなかった。お利口だね、下手なことは言えなよね。無効票にするには、用紙を持ち帰るか、全体に×をつけるかすればいいのかも。でもそうせずに、書き込み欄にちゃんと有効な×をつけてきた。過去に×を付けた票はすべてカウントから外してしまった例が、千葉だったかな、あったそうだ。国民の関心のないところでは、なにが行われても、まず明るみには出ない。

毎日雨だが今日だけ晴れるというので朝っぱらからシーツと毛布を洗い、干し、まずは9時に朝倉医院に送ってもらった、往復歩かせててはPapasanにはロングウェイ、ちょっときつかろうと思ったからだ。来月の検診の時にインフルエンザ予防の注射を二人分、予約してきた。

岩のこの道は好きなんだ、と言いながら私は相変わらずちろきょろしながら歩いているが、Papasanはわき目も降らずに歩いている。余裕がないのかも。通りのお宅の門の石積みを、いいねと指さし、本小かな、新小かな、この積み方なんて言うのかな、など、石の詳しい人に聞きたいものだと言いながら歩いている。

工芸室によって、まずは隣で選挙。この間の町議選より出足が多い。受付に並んだほど。
工芸室に戻って、お茶をごちそうになって、セイジョーに処方箋を届け、ゆっくりと歩いて帰ってきた。昼食を済ませ、33年前、日蝕のコロナのときに現れたという太陽の輪を追っているのを見ていたのだが、気だ付くといつしか眠ってしまい番組は終わっていた。以前、見たからいいや、と負け惜しみを言っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする