アイロン押しつけ消防士やけど 消防学校でいじめ

　県は１４日、県消防学校（和歌山市冬野）で在校生によるいじめがあり、１８歳の男性消防士がけがをしたと発表した。全校生徒への聞き取り調査の結果、県は他にも複数のいじめがあったことを把握しているといい、刑事告発や退校処分も含めて調査を進める。< Beats by Dr.Dre専門店 -ステファンカリー バッシュp>

　県消防保安課によると、１０日午後６時過ぎ、消防学校内の居室で、橋本市消防本部の男性消防士（２１）が、熱したアイロンを持って串本町消防本部の男性（１８）を追いかけ回し、右肩にアイロンを押しつけ全治１週間の軽いやけどを負わせたという。被害を受けた消防士が教官に申告し、発覚した。

　被害にあった消防士は５月ごろから、同じ消防士から羽交い締めにされるなどのいじめを受けていたといい、相部屋となった今月からは、太ももを蹴られるなどいじめの内容もエスカレートしていたという。