４号機の内部公開・・・細野のいまさらの視察

昨年12月に収束宣言を出して、それから５ヶ月以上も経過して初めて細野が現場を視察した。

収束宣言時「何度も現場に行って見ています！」と言っていた細野が「そんなこと言ったか？」

とでも言うのか今回「あれほど過酷な環境の中で作業しているのは、中に入り、初めてわかりました。

楽観的に見るのではなくて、厳しく認識して、再度安全性について確認することは、東京電力にやってもらいたい」

なんてしゃあしゃあと言っている。

こんな大臣が未だに存続している事自体が大問題なのだろうが・・・

日本は、何も変わろうとしていない。臭い物には蓋をして「見えないように・臭くないように」してしまう。

事故直後から、帰宅困難地域が発生することは分かっていたはずなのに、それさえも事故から１年以上が

経過してから発表し、山の汚染が深刻との発表はしたものの、それが水源地へあるいは河川に流れ出し、

飲料水への影響が懸念されることすら発表しない。

河川を下った汚染物質は、当然海へと流れるが、それが外洋に繋がる場所であれば希釈されるのであろうが

東京湾のような場所に注ぎ込んだ場合は、そこに沈着することは、誰もが考えられることだ。

各地で行われているガレキの受け入れ反対集会・脱原発集会等については、マスコミは全く報道しない

情報統制により、原発反対派の数がどれ程多いかという認識をさせないようにしている。


公開された映像は編集されており、見せたくない部分がカットされているのだろう。
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220526027.html

私が気になる部分が一切写っていない。

例えば原子炉建屋２Fにある制御棒の動きを制御するHUCと言われる水圧制御ユニットの状態など、

運転していない状態であった４号機で、どんな状態になっているのか？

それが、他号機の損傷状況に照らし合わせて考えられるからだ。

こんな映像で安全だと言われて、信じる人がいるのだろうか？


最近、少しずつ報道されるようになっているが、汚染の拡大と集中については、以前の記事で

指摘しているので、是非参考にして頂き、その日のための参考にして頂ければと思う。

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