がんばれ福島原発!

福島第二原発の建設から福島第一原発のメンテナンスをしていた経験から、現在苦境にある福島第一原発の現況を分析し、応援します

セシウム放出量が増加しています

2012年01月31日 | 原発
国民の多くが気にしている(?)原発からの放射性物質の放出量が増加しています。

都内を歩いていると、原発事故など無かったかのように雪が降ろうが、雨が降ろうが

風が吹こうが、事故前と変わらない感覚でいる方が多いように感じます。


東電の発表によると、大気中へ放出されるセシウムの量が推定で、1~3号機からの放出量

合わせて毎時7200万ベクレルで、昨年十二月より1200万ベクレル多かった。

この原因を東電は、2、3号機の原子炉建屋内での作業が増え、床などに積もったセシウムが

舞い上がったことが原因としている。

こんな事をさらっと言いのける東電をこのままにしていいのだろうか?

記者発表では罪悪感のかけらも感じないのだ。


良く考えて下さい。

毎時7200万ベクレルということは、24時間で17億2800万ベクレルです。

1ヶ月で518億4000万ベクレルにもなります。

この量の放射性物質が未だに放出され続けているという事実を再認識する必要があるのでは

ないでしょうか?

東電は、除染を政府に任せ「知らんふり」しているが、除染した場所に新たに放射性物質を

ばら撒いている。そして、謝罪の言葉も無いのです。


もう一つここで東電が原因として挙げた「床などに積もったセシウムが舞い上がったことが原因」

としていることが重要ポイントです。

我々の周りにも、未だに放射性物質は存在します。

これが、簡単に舞い上がることを意味しています。

これから、スギ花粉の舞い上がる季節が来ますが、この中には当然放射性物質が含まれていることを

念頭にマスク等の対策を講じることをお勧めします。

スギ花粉は、「人体にすぐに影響がでます」が放射性物質は「人体にすぐに影響はありません」

スギ花粉は、「黄色く目に見えます」が放射性物質は「全く目にみえません」

政府の方針は「自分の身は自分で守れ」ですので、それを肝に銘じて生活しましょう。


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ボロボロの汚染水処理設備・・・本設はいつなんだ?

2012年01月30日 | 原発
事故収束宣言後に細野君は「今後も福島原発では、小さなトラブルが出る」と言っていた。

確かにトラブルが納まらない!  トラブルの大きさの基準は別にして・・・・・

汚染水処理装置は、全長4kmの配管が引き回されており、その大部分が塩ビ管といわれる

いわゆるビニール管なのだが・・・

もちろん廃炉作業が開始されても、このままの状態を保たなければならない。

ということは、この先何十年もこの状態を保つことになる。


しかし、原子炉に水を送るポンプ3台のうち1台の近くにある弁から水が漏れているのを

作業員が発見した。漏れたのは、放射性物質を取り除く処理をしたあとの水およそ9リットルで、

ポンプを停止したところ水漏れは止まり、海などへの流出はないとされている。

その後、正午ごろ、汚染水を処理する設備でも2か所の弁から水が漏れているのが発見された。


稼動から半年程度で、今までに何度も水漏れを起こしている。

こんな状況では、全く改善されることは望めない。

事故収束宣言以来、現場経費が圧縮される中、この配管ルートの改善については、未だに設計段階で

現場作業に反映されるまでには、まだまだ時間がかかる。

この配管は、仮設であって本設への切り替え工程が発表されないのは、経費削減が優先だからか?


東電が、敷地内への水漏れは全く意に介さずにいる姿勢でるように見て取れるのは、私だけだろうか?

国土を汚した東電よ!その自覚を持って、「不退転の決意」(どこかで聞いたが)で事故収束と

国土の浄化を進めよ!

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政府の原発事故対策等会議議事録未作成・・・本当か?

2012年01月29日 | 原発
どうも、疑ってかかるのが板についてしまったのか・・・政府の会議議事録が未作成と

わざわざ発表するのが、どうしても疑わしい。

これは、法律違反ということを認識した上で発表する・・・誰が責任を取るんだ?

いや・・・誰が法律で裁かれるんだ?

そして、議事録を未作成とされた会議が

▽原子力災害対策本部内における会議

▽政府・東電統合対策室内における会議

▽原発事故経済被害対応チーム

▽被災者生活支援チーム

▽経済情勢に関する検討会合

▽電力需給に関する検討会合

▽電力改革及び東電に関する閣僚会合

▽官邸緊急参集チーム▽各府省連絡会議

なのだが、会議議事録は存在するも、とても公表出来ないあるいは残したくないという意思の

元に廃棄されたように感じる。

事故当時、政府自身がパニックになって”暴言”が飛び交った結果・・・残せないとなったのでは

ないだろうか?

現場では、専門家が集まってもトラブルが発生直後には良くあることで、何も分からない政治家と

原発の現場を知らない東電関係者が会議をしても会議にはならないのは、手に取るように分かる。

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除染工程が発表・・・また巧妙な騙しのテクニックで

2012年01月28日 | 原発
政府から除染工程が発表になった。

発表内容を読むと、何だか除染が終わったら直ぐに住めそうな気になる。


その内容は、年間被曝(ひばく)線量に応じて3分類した上で、住民の早期帰還につなげるため、

最も低い20ミリ・シーベルト以下の地域の除染を最優先で進める。

20~50ミリ・シーベルトの地域は2014年3月までに居住できる20ミリ・シーベルト以下

への除染を目指すが、最も高い50ミリ・シーベルト超の地域では具体的計画を示さなかった。

警戒区域と計画的避難区域は、国が直轄で除染する「除染特別地域」で、4月1日をメドに

〈1〉生活環境が復旧すれば帰還できるとみられる避難指示解除準備区域(年間被曝線量20ミリ・シーベルト以下)

〈2〉数年後に帰還できるとみられる居住制限区域(同20~50ミリ・シーベルト)

〈3〉帰還まで5年以上かかるとみられる帰還困難区域(同50ミリ・シーベルト超)に再編される。

居住環境の前提が入っていないのだ。

住居およびその周辺の除染が終わったとしよう。

通勤・通学路に森や林があったら、そこは避けて生活するのか?

ペットの散歩は行けるのか?

私たちの生活は、自由に選択できるはずだ。

しかし、放射線源が取り除けない森や林そして池などがある場所は、立ち入り禁止等々の制限付きで

住めます!と宣言するのだろう。


完全に元に戻すことは出来ないという前提で、現状の汚染割合よりは、良化するのだろうが、

本当に意味のあることなのだろうか?

政府の考えを押し付ける形にしか思えてならない。

放射能汚染は、見えないところで着々と広がり、進行している。

そして、2年後には顕著にその影響が出てくるだろう。


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セシウム以外も除去できる設備開発・・・今年の秋

2012年01月27日 | 原発
原発で発生する高濃度汚染水から、ほぼすべての種類の放射性物質を除去できる設備を

今年秋までに設置すると東電が発表した。

その中で東電は「現在の処理設備では主にセシウムしか除去できないが、新たな設備が稼働すれば、

骨に蓄積する危険性が指摘されているストロンチウムなども除去できるようになる」としている。

現在、基礎試験で除去できることが確認され、2月から設計を、3月から工事が始まる。


マスコミは大きく取り上げないが、事実の隠蔽がここでも発覚した。

国が除染をすれば戻れます!と言っているが、それは対象放射性物質がセシウムのみであったのだ。

プルトニウムは、質量が大きく重いため広範囲への飛散の可能性は低いが、ストロンチウムは

セシウムと一緒に広範囲へ拡散している。

ストロンチウムはチェルノブイリ原発事故処理でも、大きな障害となっていて、未だにその除去方法が

確立されていないやっかいな放射性物質なのだ。

政府は、セシウムによる汚染地図は公表しているが、それ以外の核種については公表していない。


今回の開発で、汚染水に対する放射性物質の除去がある程度できるようになった事は、

大きな前進だ。

我々が飲む水の水源地でも、今後設置される事になるだろうが・・・


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