原理に帰りましょう

真のお父様の御聖和以降、混迷する統一教会(家庭連合)。
もう一度我々は、原理とお父様のみ言に立ち返ろうではないか。

神の国は、実にあなたがたのただ中にある

2017-12-25 20:02:52 | 神の国である実体的天一国はどこにできるのだろうか
真のお父様は、実体的天一国、つまり神の国がどのように実現されるかについて、次のように語っておられます。

「神の国の基準がなければなりません。実際に、神の国はどこで見出せるでしょうか。私達の内で、心と体の二つのうち、どちらがその基準を定めたり、基準を見出したりするのでしょうか。私達は既に、それが肉体からではなく、心から出発できるという結論に到達しました。神は決して変わらず、永遠なる究極的な実体であり、神の国もそのような性質のものであります。私達の体は、それに適合できるでしょうか。それは不変で永遠なるものではありません。
私達の心は、そのゴールを得ようという傾向を持っていますが、今のところその基準よりはるかに下です。しかし、神おひとりで、神の国を建てることができるでしょうか。できません。神は神と似た、あるいは神と一つになった人と一緒に、その仕事を成し遂げようとされます。神の国の建設は、そのような一人の人間から出発しなければなりませんが、このような人間を、どこで捜し出せるでしょうか。その人は、ただ道徳的な価値を持った人間であるだけでしょうか。道徳的価値を言う時、それは、心に根ざしていることを意味します。私達は、そのような人を道徳的な人々の間だけでなく、宗教的な人々の間に捜さねばなりません」( 神と神の国 1975年8月11日)

すなわち、
① 神の国は、肉体ではなく、不変で永遠である心を基準に創られる、
② 神おひとりでは神の国を建てることができない、
③ 神は神と似た神と一つとなった人と一緒に、神の国を成し遂げようとされる、
④ そのような人を道徳的な人々、宗教的な人々の間に探さなければいけない
と述べておられます。

イエス様も、パリサイ人に「神の国はいつ来るのか」と問われ、「神の国は、見られるかたちで来るものではない。 また『見よ、ここにある』『あそこにある』などとも言えない。神の国は、実にあなたがたのただ中にあるのだ」(ルカによる福音書17:20~21)と述べておられます。

真のお父様は、メシヤとしてのイエス様の使命を最終的に成就するために降臨されました。それゆえ、イエス様が成そうとされた神の国と、再臨主が成そうとされた天一国は、根本的に同じ国であるはずなのです。(‥‥続く)


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神の国である実体的天一国はどこにできるのだろうか

2017-12-15 17:00:19 | 神の国である実体的天一国はどこにできるのだろうか
 当ブログの題名『原理に帰りましょう』とは、今は原理でない状態に陥っているので、そこからあるべきところに帰っていきましょう、ということです。そして、あるべきところとは、真のお父様なのです。
 イエス様は、「私は道であり真理であり命である」、と言われました。まさしくメシヤは、み言の実体です。したがって再臨のメシヤである真のお父様こそ、その実体がみ言であり原理なのです。ですから、原理でない状態にあるとは、お父様から離れていること、お父様と一緒にいない状態のことです。
 「原理に帰る」ということは、まさに「お父様に帰る」ということなのです。


 真のお父様は、2010年の『天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会』において、2013年天暦1月13日の基元節を「実体的天一国の始発」と語られました。そして、この天一国のことを「神様が太初から願ってこられた理想天国」とも言われています。ですから、実体的天一国とは、神様が天地創造の最初において願われた、地上天国と同じであると言って良いでしょう。

 ではその実体的天一国とは、目に見える「国境をもった国」の形で天国が創られるのでしょうか?そのように考えている人達からするならば、「基元節を迎えたけれども、実際は何も変わっていないじゃないか。やはり2013年の宣布は、象徴的なものだったんだ。天一国は、まだ来ていないんだ」、と思われることでしょう。
 また、現実の家庭連合をとりまく現状を見ながら、「真のお父様が亡くなられた今、神の国である天一国などもう無理でしょう……」、そのように考えておられる方も多いのではないでしょうか?

 しかし、真のお父様は、御聖和される直前に「すべてを成した!」と祈られました。第3アダムとして、そして最後のメシヤとして来られたお父様がそのように仰られたのですから、その祈りの内容に間違いがあるはずはありません。お父様は、必ず実体的天一国を勝利されたに違いないのです。
 では、お父様が語られた「実体的天一国」とは、いったいどのような国なのか?私達は、真摯に祈り、それを探し求めなければならないのではないでしょうか。
 ここでは、私たちがこれまで一貫して行ってきたように、原理(み言)に立ちかえって、これらの事について、もう一度確認してゆきたいと思います。(‥‥続く)


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