原理に帰りましょう

真のお父様の御聖和以降、混迷する統一教会(家庭連合)。
もう一度我々は、原理とお父様のみ言に立ち返ろうではないか。

「天情時代」とは、お一人の神様の心情に回帰する天一国の時代

2016-10-06 16:15:01 | 最後の宗教の使命は、「愛の革命」の成就
 お父様の遺言とも言われている最後の講演文を見てみましょう。

 人類歴史の流れを摂理史的な目で見てみると、時代の変遷は大きく三段階に大別されます。一番目は「物情時代」、すなわち物本主義的物質優先時代です。そして二番目には、「人情時代」、すなわち人間の知識と感情を前に立てて世界を支配してきた人間中心主義時代です。

 しかし、このような時代は過渡期的時代です。人間が堕落性を脱ぎ捨てて本然の姿を取り戻し、神様を父として侍り、統一された一つの家族をなして暮らす時代に入っていく上で経ていくべき過程的な時代なのです。祝福結婚を通して内外両面で聖別された基台の上に絶対的な基準を立て、「ために生きる人生の道」を行くべき最後の段階の時代が「天情時代」です。すなわち、お一人の神様の心情に回帰する天一国の時代を開いていく時が、今日の私たちが生きている、まさにこの時代だということを肝に銘じてくださることを願います。
(『天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会』講演文)


 人類歴史は、物質優先の「物情時代」、人間の知識と感情を中心とした「人情時代」を経て、最終的には、お一人の神様の心情に回帰する「天情時代」に入ってゆくのだと講演文の中で語られています。

 先回の記事では原理講論を引用しながら、堕落人間が神様の命のみ言によって、神様に対する心情を復帰し、それによって霊肉共の救いを受け、神様の血統を受け継ぐことができる、と記しました。

 お父様が講演文で言われた「天情時代」とは、堕落人間が神様に対する心情を復帰して、神様の血統を受け継ぎ、神様とともに暮らしていくことができる時代であり、霊肉共の救いが完成する時代なのです。

 それは、神様の愛だけあれば何もいらないという、神様と人間の絶対的な愛の関係、すなわちお父様が何度も強調された「絶対性」の心、神様の前に影の無い「正午定着」の心が実現される時代です。

 そして私たちが生きているまさにこの時代に、「天情時代」を自らの責任分担によって開いてゆかなければならない、と言われているのです。

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    ⇒原理に帰りましょう18「最後の宗教の使命は、神様の心情を体恤させて愛の革命を成就すること」