原発はいらない西東京集会実行委員会

「原発はいらない!」を地域でアピールするために集まった個人参加の会。西東京市でデモや集会をしています。リンク転載歓迎☆☆

9.18集会アピール

2011年09月20日 18時08分21秒 | 日記
9.18 原発はいらない西東京集会は、好天の下、市内のみならず、市外からも沢山の方にご参加いただきました。ありがとうございました!

あらやしき公園の前集会では前回より多くの方が参加され、次々に原発問題について熱心なご発言が続き、30分間の予定をオーバーする程でした。
最後に、以下のアピールに参加者一同拍手でご賛同いただきました。
アピール文は、参加者一同の総意として、福島第1原発事故を教訓として、一日も早く、政府が原発全廃の決定を行うことを要請する旨を付け加えて、本日、首相官邸に送りました。
なお、前集会・デモ・後集会ゲンパツイラナイトの参加者は200人でした。
ご報告は別立てにさせていただきますので、少々お待ちください。

9.18 原発はいらない西東京集会アピール

メルトダウンから6ヵ月。福島第1原発事故はいまだに、収束の見通しが立たない。
溶けた核燃料は一体どうなっているのか。
建屋のコンクリートを突き抜けているのか。
崩壊熱を冷却後、原子炉内の様子が分かるようになるのは10年先とも言われている。
経験したことがない事故処理は、多数の被曝労働者を生み出し、
長い年月と膨大な経費を必要とする。
地震国日本に原発がある限り、第二、第三の事故がいつでも起こりうる。
政府は、日本と世界をこれ以上汚さないために、今回の事故を教訓として、
運転中の原発11基を直ちに停止する責任がある。

私たちは今、被曝と向き合う生活を強いられている。
大気中に浮遊したり大地に落ちた放射性物質から出る放射線による外部被曝と、
呼吸や食べ物により体内に取り込まれた放射性物質からでる放射線による内部被曝に
さらされているのだ。
野菜、果物、魚介類、肉類、茶など多くの食品から放射性物質が検出されている。
政府は、食品の安全基準について、チェルノブイリ原発事故後に定めた輸入基準値
370ベクレル/kgに対して、今回の事故後、国内の暫定基準値を500ベクレル/kgと
設定。基準値以下のものを安全だという。
しかし、放射線は存在自体が危険なのだ。「閾値」はなく、増えるほどに危険性は増す。
私たちは、「ただちに健康に影響はない」という言葉に騙されない。

首都圏で、下水汚泥から、腐葉土から、ごみ焼却炉の飛灰(すす)から、
高濃度の放射性物質が検出された。
すると、政府は、一般廃棄物としての処理基準を8000ベクレル/kgまでから
10万ベクレル/kgに緩和した。

政府が、公衆の健康・命、環境を守らないことに、私たちは怒りを覚える。

一日も早く、この国が「原発から足を洗う」ように、私たちは各地で原発全廃を
求めて運動する人々と、とりわけ福島で声を挙げる人々と連帯し、
地域から「原発いらない」の声を挙げ、さらに、行動を続けていく。

2011年9月18日  原発はいらない西東京集会参加者一同

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1 コメント

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やれた(?)と思う! (トシアキninnbenn)
2011-09-20 22:45:47
この指とまれの旗を立ててくれた皆様、また参加された皆さん、きびしい陽射しの中、お疲れ様でした。
「何かおかしいいぞ」、の感覚をにぶらせず、思いがたとえ1人にでも広がれば、の気持ちで
また歩こうと思ってます。
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