11月16日(水)午後7時過ぎに牛たんなどを食べた後、目的のバーを探して歩いて行きました。マップなどで調べてあったので入店しているであろうビルは直ぐに見つかったのですが、ビルの角にある看板に店名が見当たりませんでした。それで、シュウマイの店頭売りをしている人に聞いてみると、建物の角を右に回るとあるかもよ、と言われたので行ってみました。
そうしたら、ありました!!これは入り口です。なんと「スコットランド国旗」を掲げているではありませんか!?
これは、スコッチの品揃えにかなり期待が持てそうと思いました。店名「レサシエル・バール」です。
店内は、カウンター8席ほど、4人掛けのテーブル2つと、こじんまりした作りでした。
入り口ドアの中にもこのように「スコットランド国旗」を使っていました。
頂いたオーナーマスターの名刺です。
その大宮マスターと従業員の「杏奈」さんお二人です。普段はマスターが一人の営業で、杏奈さんは週何日かの出勤、この日は出番の日とのことでした。
(杏奈さんは、以前はこのお店の客として来ていたが、今はマスターから頼まれて働いているそうです。)
さてさて、ウイスキーの方ですが、やはり良いものがありましたぁ。これは、左がカーデュー、右がタリスカーですが、いずれもオールドラベルで、1970年代にボトリングのものとのことでした。
味はどうか?もちろんこの頃のスコッチは、深いパワーを感じさせてくれるように思いました。


これは、国分町(仙台の一番の飲食店街だそうです。)の中のBarの案内マップです。どのようにして作ったのかお尋ねしました。
これは、界隈のBarのオーナーさんたちが話し合って、「バーテンダーが選ぶオススメ飲食店」として、自前で3年くらい前に作成したものだそうです。
面白い取り組みだと思います。
この日は、下の赤枠の店でしたが、大宮マスターにお願いして別な店を紹介してもらいました。それが左上黄色い枠の「ルバール カワゴエ」でした。
初めての街で飲む時は、やはり教えていただくのが一番です。
こちらは、マップの裏面の案内図です。行きたいお店が直ぐに分かるようになっています。
レサシエル・バールには、翌日17日も飲みに行きました。前日の杏奈さんはお休みでした。
それで、マスターと今年の3月11日大震災の被害のことをいろいろお聞きしました。このお店では、ほぼ被害が出なかったとのことでした。
そのポイントは幾つかあります。
まず、お店はこの大信ビルという築年約40年ほどの1Fに入っていますが、このビルは地下にも店舗があり古いビルではあるが基礎が頑丈に施工されていたようだということです。
もう一つは、レサシエル・バールの店内の作りと地震の揺れる方向との関係です。
上記とも関連がありますが、お店がビルの構造柱ほぼ2本の間に作ってあること、特にバックバーは柱と柱の間に作り付けになっていました。
そして、幸いなことに地震の揺れが南北方向だったそうですが、バックバーとボトルの棚などは、南北に沿っていたとのことでした。
それで、他のお店でバックバーなどが揺れにクロスする東西に設けられていたところでは、お酒のボトルの落下がかなりあったということでした。
さらに、もう一つ、大宮マスターは小さい頃に大地震を経験していて、お店の開店に当たって、しっかりと対策をしていたのです。
その一つが、この写真のように「吊り下げ式のボトルラック」2列です。
もう一つ、写真はないですが、バックバーに木製扉を付けて、上下にタイプの違う鍵を取り付けていました。(下の写真の木製の壁のように見えるのが、そのバックバーです。
ただ、お店の入り口の床に何本かひび割れがあると言われたので、見てみると確かにありました。
やはり「備えあれば憂い無し」ということが実感できました。
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