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原武史のノンフィクション100選:和書その1
※コメントは選者ご本人によるものです

わが半生―「満州国」皇帝の自伝〈上〉 (ちくま文庫)
わが半生―「満州国」皇帝の自伝〈下〉 (ちくま文庫)
愛新覚羅溥儀/小野忍ほか訳
ちくま文庫/1992年
嘘をついているという意味ではノンフィクションではない。しかし、その嘘から昭和史の一齣が浮かび上がるという意味ではすぐれたノンフィクションである

アーロン収容所 (中公文庫)
会田雄次
中公文庫/1973年
「やっぱり、とうとう書いてしまったのか」という冒頭の一文が重い。学者が記した貴重なノンフィクション作品

南蛮阿房列車 (光文社文庫)
阿川弘之
光文社文庫/2007年
狐狸庵、マンボウを同伴しての珍道中に、中学、高校時代の私は幾度笑わされたか

朝倉毎人日記〈大正15年~昭和8年〉 (1983年) (近代日本史料選書〈9-1〉)
朝倉毎人日記 (昭和9年~昭和11年) (近代日本史料選書 (9‐2))
朝倉毎人日記 昭和12年~昭和15年6月 (近代日本史料選書)
朝倉毎人日記 昭和15年7月~昭和17年 (近代日本史料選書)
朝倉毎人日記〈昭和18年~昭和20年〉 (近代日本史料選書)
朝倉毎人日記〈昭和21年・自伝草稿・関係書簡〉 (近代日本史料選書)
朝倉毎人/阿部武司ほか編
山川出版社/1983年
政府が定めた「国民奉祝の時間」や「全国民黙祷時間」に忠実に従う経済人の姿が何ともおかしい

ヒトラー全記録―20645日の軌跡
阿部良男
柏書房/2001年
ヒトラーの自決までの日々の記録。眺めているだけで飽きない

寒村自伝〈上巻〉 (1975年) (岩波文庫)
寒村自伝〈下巻〉 (1975年) (岩波文庫)
荒畑寒村
岩波文庫/1975年
明治社会主義者のなかで最も長く生きた人物の自伝。大学時代に読み、岩波文庫に入ったことを素直に喜ぶ無邪気さに好感をもった

三島由紀夫「日録」
安藤武
未知谷/1996年
三島由紀夫の日記に代わり得る、自決までの日々の記録。三島に言及することが多いので愛用している

人間革命〈第1巻〉 (1965年)
新・人間革命 (第1巻) (聖教ワイド文庫 (011))
池田大作
聖教新聞社/1965年、2003年
小説の体裁をとっているが、創価学会の歴史を知る上には欠かせない

若き日の日記 (1) (聖教ワイド文庫 (021))
若き日の日記〈2〉 (聖教ワイド文庫)
若き日の日記 (3) (聖教ワイド文庫 (023))
若き日の日記 (4) (聖教ワイド文庫 (024))
池田大作
聖教ワイド文庫/2005年
池田大作が戸田城聖にいかに私淑していたかがわかる。この日記が「若き日」に書かれたままの文章であることを信じたい

Emperor of Japan
伊奈英次
Nazraeli Press/2008年
神武から昭和までの天皇陵の写真集。忘れられた時代の記憶がここにある

兵役を拒否した日本人―灯台社の戦時下抵抗 (岩波新書)
稲垣真美
岩波新書/1972年
明石順三率いる灯台社の戦時下における苛烈な抵抗に胸を打たれる

パンツが見える。―羞恥心の現代史 (朝日選書)
井上章一
朝日選書/2002年
こういう研究を真面目にやることで成り立つノンフィクションもあることを教わった

ペルソナ―三島由紀夫伝 (日本の近代猪瀬直樹著作集 2)
猪瀬直樹
小学館/2001年
猪瀬自身が明大大学院出身ということもあり、三島と橋川文三の関係を重視しているところに魅力を感じた

ミカドの肖像 (小学館文庫)
猪瀬直樹
小学館文庫/2005年
いろいろ言いたいこともあるが、プリンスホテルと皇族の関係に光を当てた功績はやはり認めねばなるまい


「和書その2」に続く


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