何でも簡単に撮れるカメラを探し周り、フジのX-S1に辿り着きました。
3月31日入手から、一週間。
試し撮りをしてみましたので記録・備忘録としてアップします。
一番気になっていたのは、ハイライト部分の逆転現象の噂。
(同じセンサーを使っているX-10の使用者によると、気にして使っているがトラブルゼロとのこと。)
新しいセンサーを開発準備中との情報もあったが、レンズ性能・色再現に惹かれての入手です。
サンプルとして、35ミリ換算で600ミリを原寸で切り出し。 白い部分は太陽光が反射しています。
反射板の右の上下に丸みを帯びた白い箇所があります。これのことを云っているのでしょう、多分。
この位であれば、十分に使えると感じています。更に大きい反射部の時に気になるのだろうか?
(手持ちなので多少ぶれている可能性ありですが、これが問題になると言うことは、レンズ性能が凄いという事か。)
全画面はこんな写り具合。
明らかに肉眼(私の眼)を超越しています。シャープで光量落ち少。(近々シグマ50~500ミリと比較テストを計画中。)
これらの写真の上はこんなアンテナ塔です。
市ヶ谷防衛省のアンテナ。(北朝鮮の人工衛星問題で情報収集に多用されているのでしょうか?!)
ズームを引いてみると桜が開き始めており、一年で一番好きな季節となります。
たった一台のネオ一眼とは云え、フジさんの渾身の一台。
検討に検討を重ねての入手、間違いなかったと一安心の8日目です。
右側は、日本の守りの要、防衛省の建物。桜越しにがちらりと見えます。(50ミリ)
ちなみに、近くのビルから眺めた遠景。
一寸霞んでいますが、スカイツリー。 塔の質感もある程度感じられ、逆光でもまず合格のカメラと判定。
近くを通り抜けるヘリを発見、624ミリで追いかけましたが、中々追えません。
この様な俊敏な反応が必要なときには、液晶ビューファインダーは難しかった。
現時点での印象は、
1. 何でも手軽に、そこそこの映りを期待出来る。(90点の評価)
2. EOS Kissと同等のサイズでやや重めの945g。
3. 期待の24~624mmレンズは想像以上の優秀レンズ、素晴らしい!
4. 自慢のセンサーの仕上がりもそこそこ、AWBも優秀な方ではないか・・・。
5. 露出補正・モード切替等調整が慣れていないせいか巧くできなかった。(これから慣れます。)
6. ビューファインダーと裏の液晶画面の明るさと色が違いすぎて驚く。(3絞りくらいか?)
7. 「コマンドダイヤル」がのっぺら坊で、利用するタイミングと画面との関連が??
(単純に露出補正だけのダイヤルにして欲しかった。)
8. ファームウエアのアップグレードを実行すると、今までセットしていた内容が全て消えた。
ファームウエアーのアップで、「工場出荷状態」になるのはおかしい。
早急に、「告知」と「改良部分だけのアップデートに変更」を期待します。
総合的に、撮像素子とレンズ、カメラ本体の造りはネオ一眼でトップだと思う。
残念なのは、ソフトというか使い勝手が非常に悪い。難しい。
この部分をマイナスして88点と評価。 8日間の試運転結果報告です。
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