真夜中の映画&写真帖 

渡部幻(ライター、編集者)
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写真家Peter Lindebarghによる「俺たちに明日はない」(HARPERS`BAZZER)

2010-05-05 | 映画




「俺たちに明日はない」はアーサー・ペン監督が「エスクワイア」の記者ロバート・ベントンとデヴィッド・ニューマンの二人が書いた脚本を映画化した伝説的傑作。フェイ・ダナウェイとウォーレン・ビーティを主演、ジーン・ハックマン、エステル・パーソンズ、マイケル・J・ポラードが脇を固める。大恐慌時代に実在したギャング“ボニーとクライド”を描いたアメリカン・ニュー・シネマの代表作で超スローモーションで描かれる87発の射殺シーンは見たものの脳裏から離れない。
そんな名作を写真家Peter LindebarghがAnna SeleznevaとWes Bentleyで写真にして発表した。
映画でフェイ・ダナウェイが演じたボニー役のファッションは67年当時話題になり“ボニー・ルック”としてもてはやされたことを思えば、43年の時を越えてまた取り上げられたのも、なるほどである。





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