積み重ねるということ
日々の出来事です




もう気が付けば師走。今年も残り3分の1を過ぎていますねと定番の書き出し。

12月というと車検等の入庫は少ないんですが自社の対象車が多いのと今年は乗用車のお客様が多くて工場に入りきりません。
預かり修理の車は順番待ちをしていただいている状況で大変申し訳ない思いです。
特に事業用の3か月点検の来社が多くて朝から晩まで入庫が絶えない状況が続いています。
自社の車のスタッドレス交換も残り数台なのですが未だに終わっていないのです。

タイヤ交換と言えば交換後の増し締め。
トラックの場合は走って帰ってきますから増し締めは実施できるのですが問題は乗用車のお客様。
規定トルクで締めた後のことなのです。
また来週にでも増し締めしに来てくださいなんて言っても??となりますし面倒ですから来ないですよね。
ならば交換後に実際に走って一度馴染ませてから、もう一度トルクレンチで締めることにしました。
幸いにも会社の敷地は広いのでトルク締めした後に敷地内を走行しトルクレンチにて再増し締め。
ぐっと加速してブレーキも少し強めに踏んでホイールに負荷をかけるイメージで走行します。
とても面倒なのですが緩んで外れてしまうことを考えればね。
トルクレンチで締めました!だから後で緩んでも関係ないですとは言えませんから。

年間5万キロ以上走るハイエースのお客様がいるのですが実際に緩んでホイールが外れました。
タイヤを外す整備をしてから丁度1か月後の出来事だったのですが。
整備してからホイールが外れるまでの走行距離が5千キロオーバーでした。
月間1000キロ走行の乗用車ですと5か月分を走行したことになります。
外れたホイール以外の箇所でもナットが緩い箇所もありました。
間違いなくトルクレンチで増し締めを実施していますしナットが緩んで外れたのも事実です。

外れるまでには異音や振動があったとは思いますが今更何を言っても仕方ないです。
事故にならなくて幸いだったと思うしかありません。
なのでホイールを脱着した場合は二度締めを実施する取り決めにしまた。
勿論ハブの当たり面の錆等の点検も欠かせません。


じっさい二度締め時に少し締まることがあるのでホイール脱落事故防止には有効な手立てだと思います。




自社のトラックの交換が主だといえ乗用車の交換もそれなりの台数になりますので事故防止には気をつけたいのです。




ここまでなるのにそうとうな振動と音があったと思うのですが突然外れた!とのこと。
そう言うんですから仕方ないですね。
タイヤ交換だけではなく車検整備や一般整備でホイールを外した場合も二度締めを実施しています。
とにかく気をつけましょう。


DPDの清掃といえば車検整備の基本メニューに加えてもよいんじゃないかと思う作業です。

エルフとかフォワードですと最近ではアッセンブリで外しません。


こんな感じで。


車上で後ろ側は残して時短です。
錆びついたフランジを触ると時間が掛かりますし酸素で炙ったり切断したり。
なので面倒な後ろ側は残して脱着です。




ミニインパクトでバリバリーって作業しています。

やっと自家用車のスタッドレス交換をしました。
仕事が終わってからとか思うと全然作業できないので出社して一番に交換作業をしました。
終業後ですと何時になるかも分からないですし何より一日の体力気力を使い果たしていると自分の車の作業が億劫になり…。
やっぱり明日にしよう…。そして何時まで経っても終わらないということに陥ります。
なので出社して先ず!自分のスタッドレス交換。
無事に終わりました。
今朝に作業しなかったら今日も絶対やってなかったな…。

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