積み重ねるということ
日々の出来事です




いよいよ9月になってしまいました。
こうして時が流れるのが年々早く感じてくると人生なんてあっと言う間に過ぎてしまうなって思います。
今日は朝から財布を自宅に忘れ一文無しの私です。

このブログを見てくださってお客様になっていただいたFTRフォワードがデフオイル漏れをおこしているという連絡を受けて緊急入庫となりました。

日頃からご自分でメンテナンスをされているオーナーなのでオイル漏れに気が付かれたようです。
これがオーナー車でなければ気が付かずにデフ焼き付きなんてことになっていたかもしれません。




デフオイルの量は思っているより少ないので高速走行なんかですとあっと言う間にオイル切れを起こしてしまうことがあります。
これも気が付くということが大切ですね。






フランジも交換しようと思っていたのですが当日在庫がなく再利用。思っているよりも摩耗はなく大丈夫のようです。




いすず車全般的にですがリップ部から漏れるではなく金属部が腐食して穴が開いて漏れる事例が多いような気がします。
融雪剤地域特有の現象かもしれませんが。


新しいシールを打ち込んでナットにOリングも新品にして元に戻しデフオイルも抜いているので新しく注入。
下廻りを洗浄し一回り試運転して漏れていないことを確認して完了です。
分解整備記録簿の写しを乗せるを忘れてしまいました…。
請求書と一緒にお送りいたします。すみません。


次はエンジンを始動したら燃料らしきものが噴出しているとヘルプの電話。

動かすことも出来ない位におもらしをしているのでお客様の駐車場まで出向いて点検修理。


見えづらいですが燃料のリターンパイプが折れてしまい燃料が噴出しています。
この時点でエルフに詳しい人ならば「あ!あれか…」となるわけですが私は無知なので普通に修理を始めます。


パイプの在庫もあり脱着も簡単ですので作業はすぐに終わりました。


折れたパイプを眺めていると断面がねじ切れたようになっているんです。
パイプは固定されているのに何故に切れたのか…?ちょっと疑問に思い考えたのですが分かりませんでした。


他の部位の点検と下廻りの洗浄の為に乗って帰ろうと思いエンジンを始動するとオイルランプ点灯。


オイルを点検するとゲージにつかない。流石に乗って帰るのはまずいと思い一旦オイルを持ってでなおし。
4リットル程持ってきて注入したんですがレベルゲージにはつかない…。
とりあえず4リットルは入っているんだし大丈夫だろうと乗って帰りました。


エンジンを掛けておくとエンジンオイルが急に漏れだしてきて慌ててエンジン停止。
よく観察すると何か変だ。サプライポンプの取付部から、なみなみとオイルが出てくる。。
エンジン始動、停止をしていると他の者が「あっサプライポンプがグラグラと動いてます!」と。。


更に観察するとポンプとシリンダブロックの隙間にスタッドが脱落しているのを発見。
サプライポンプの取り付けナットが無くなっていました。
手前側のスタッドはエンジン側で折れ込んでいました。
つまりサプライポンプは燃料パイプだけで宙に浮いているような状態でした。


ここまできてやっとリコールなかったっけ?と頭の中に浮かびます。
調べるとリコールの内容そのまんまの故障でした。。。
早速販売店さんに連絡し対応してもらうことになりました。
エンジンは載せ替えだそうでリビルトエンジンは来週の入荷になる模様でお客様にも説明し治るまで待っていただくことになりました。
普段リコールやサービスキャンペーンの情報には目を通していますが全てを記憶することは不可能ですね。
なんとなく頭の片隅に残っている程度でしたのでリコールに該当してないか確認できましたが。
全く何にも考えずに普通の故障の扱いで修理していたら大変なことになっていでしょう。
気が付いてヨカッタ。。

そうそう全く関係ない話ですが最近ハマッているのがキュウレンジャー。
あれですよ戦隊モノのテレビ番組ですよ。
日曜の朝早くから放送しているんですがね毎週楽しみで日曜日だってのに早起きなんかしちゃって見てるんですよ。
テレビなんてニュースくらいしか見ないのに。いい歳したオッサンが見てるんですよ。
仕事でもキュウレンジャーのように団結できたらいいですね。

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