日本におけるクーエ氏の自己暗示の出版の歴史の調査
国立国会図書館サイトを、キーワード: クーエで検索しました。
A.要約
エミール・クーエ氏の自己暗示の本の英語版Better and Better Every Dayの初版は1922年です。「ハリー・ブルックス氏による調査報告」と、クーエ氏の著作「意識的自己暗示による自己支配」「教育はいかにあるべきか」を1冊の本にまとめたものです。
日本では、1922年に日本読書協会甲種会報 第22号で、「心理学的自疆術－クーエ氏の新法－（ブルックス著 安原清太郎訳）」が報告されています。
翌1923年に日本精神医学会が「クーエ式自己暗示法」と題して、ハリー・ブルックス氏による調査報告の部分を出版しています。
43年後の1966年に、法政大学出版局が、「自己暗示」と題して、「ハリー・ブルックス氏による調査報告」と、クーエ氏の著作「意識的自己暗示による自己支配」「教育はいかにあるべきか」を1冊の本にまとめて出版し、現在まで版を重ねています。
2009年には、かんき出版が、「暗示で心と体を癒しなさい! : 不安・緊張・悩みが消える : 1日2回のクーエ・メソッド : 薬を使わず自分でできる精神療法」と題して、クーエ氏の著作である「意識的自己暗示による自己支配」の部分を出版しています。
日本では、クーエ氏の自己暗示は、92年の歴史がありますが、一般に広く出回り始めたのは、高度成長期の1966年の法政大学出版局による出版以降であると思われます。
B.詳細情報
1.日本読書協会甲種会報 第２２号
日本読書協会／編 日本読書協会 1922
詳細情報
タイトル 日本読書協会甲種会報
著者 日本読書協会／編
出版地 東京
出版社 日本読書協会
出版年 1922
大きさ、容量等 ２７２ｐ ; ２３ｃｍ
巻次 第２２号
部分タイトル 心理学的自疆術－クーエ氏の新法－（ブルックス著 安原清太郎訳）
社会主義批判（オイケン著 三上正毅訳） 民心指導の理（マギッド著 近藤金次郎訳） 優生学及び他の弊害（ヂー・ケー・チェスタートン著 小林彦五郎訳） 欧州近代劇の精神（ジェームソン著 前田河広一郎訳）無可有国再訪記（サミュエル・バットラア作 栗原古城訳） 恐怖の征服（ベージル・キング著 二木彦著） 支那に科学なき理由（橘仁太郎訳）
出版年月日等 １９２２
当該情報資源を採取・保存した日 1999-12-14
NDC ０５１
対象利用者 一般
資料の種別 図書
2.クーエ式自己暗示法
Brooks, Cyrus Harry,変態心理編輯部,ハーリー・ブルツクス 著,変態心理編輯部 訳 日本精神医学会 1923 (通俗精神医学叢書 ; 第2編)
永続的識別子 info:ndljp/pid/977478
タイトル クーエ式自己暗示法
著者 ハーリー・ブルツクス 著[他]
出版者 日本精神医学会
出版年月日 大正12 (1923年)
シリーズ名 通俗精神医学叢書 ; 第2編
請求記号 516-113-(2)
書誌ID 000000588234
公開範囲 国立国会図書館／図書館送信参加館内公開
クーエ式自己暗示法 [131]
・ 標題
・ 目次
・ 第一篇 クーエ式自己暗示療法
・ 第一章 エミール・クーエの治療所/1
・ 第二章 クーエ氏治療の實例/34
・ 第三章 兒童治療所/49
・ 第二篇 自己暗示の性質
・ 第四章 思想は力なり/71
・ 第五章 意志と想像/92
・ 第三篇 自己暗示法實習
・ 第六章 一般的法則/117
・ 第七章 一般的公則/134
・ 第八章 特別暗示/155
・ 第九章 苦痛除去法/178
・ 第十章 自己暗示と子供/189
・ 第十一章 結論/204
・ 附録
・ エミール・クーエ氏小傳/225
3.自己暗示
ブルックス，Ｃ．Ｈ．,クーエ，エミール／著,河野徹／訳 法政大学出版部 1966
4.自己暗示
Ｃ．Ｈ．ブルックス 著,エミ－ル・ク－エ 著,河野徹 訳 法政大学出版局 1985
5.自己暗示
Ｃ．Ｈ．ブルックス 著,Ｅ．クーエ 著 法政大学 1992
6.自己暗示
C.H.ブルックス, エミール・クーエ 著,河野徹 訳 法政大学出版局 2010
7.暗示で心と体を癒しなさい! : 不安・緊張・悩みが消える : 1日2回のクーエ・メソッド : 薬を使わず自分でできる精神療法
エミール・クーエ 著,林陽 訳,林泰 監修 かんき出版 2009
以上
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A.要約
エミール・クーエ氏の自己暗示の本の英語版Better and Better Every Dayの初版は1922年です。「ハリー・ブルックス氏による調査報告」と、クーエ氏の著作「意識的自己暗示による自己支配」「教育はいかにあるべきか」を1冊の本にまとめたものです。
日本では、1922年に日本読書協会甲種会報 第22号で、「心理学的自疆術－クーエ氏の新法－（ブルックス著 安原清太郎訳）」が報告されています。
翌1923年に日本精神医学会が「クーエ式自己暗示法」と題して、ハリー・ブルックス氏による調査報告の部分を出版しています。
43年後の1966年に、法政大学出版局が、「自己暗示」と題して、「ハリー・ブルックス氏による調査報告」と、クーエ氏の著作「意識的自己暗示による自己支配」「教育はいかにあるべきか」を1冊の本にまとめて出版し、現在まで版を重ねています。
2009年には、かんき出版が、「暗示で心と体を癒しなさい! : 不安・緊張・悩みが消える : 1日2回のクーエ・メソッド : 薬を使わず自分でできる精神療法」と題して、クーエ氏の著作である「意識的自己暗示による自己支配」の部分を出版しています。
日本では、クーエ氏の自己暗示は、92年の歴史がありますが、一般に広く出回り始めたのは、高度成長期の1966年の法政大学出版局による出版以降であると思われます。
B.詳細情報
1.日本読書協会甲種会報 第２２号
日本読書協会／編 日本読書協会 1922
詳細情報
タイトル 日本読書協会甲種会報
著者 日本読書協会／編
出版地 東京
出版社 日本読書協会
出版年 1922
大きさ、容量等 ２７２ｐ ; ２３ｃｍ
巻次 第２２号
部分タイトル 心理学的自疆術－クーエ氏の新法－（ブルックス著 安原清太郎訳）
社会主義批判（オイケン著 三上正毅訳） 民心指導の理（マギッド著 近藤金次郎訳） 優生学及び他の弊害（ヂー・ケー・チェスタートン著 小林彦五郎訳） 欧州近代劇の精神（ジェームソン著 前田河広一郎訳）無可有国再訪記（サミュエル・バットラア作 栗原古城訳） 恐怖の征服（ベージル・キング著 二木彦著） 支那に科学なき理由（橘仁太郎訳）
出版年月日等 １９２２
当該情報資源を採取・保存した日 1999-12-14
NDC ０５１
対象利用者 一般
資料の種別 図書
2.クーエ式自己暗示法
Brooks, Cyrus Harry,変態心理編輯部,ハーリー・ブルツクス 著,変態心理編輯部 訳 日本精神医学会 1923 (通俗精神医学叢書 ; 第2編)
永続的識別子 info:ndljp/pid/977478
タイトル クーエ式自己暗示法
著者 ハーリー・ブルツクス 著[他]
出版者 日本精神医学会
出版年月日 大正12 (1923年)
シリーズ名 通俗精神医学叢書 ; 第2編
請求記号 516-113-(2)
書誌ID 000000588234
公開範囲 国立国会図書館／図書館送信参加館内公開
クーエ式自己暗示法 [131]
・ 標題
・ 目次
・ 第一篇 クーエ式自己暗示療法
・ 第一章 エミール・クーエの治療所/1
・ 第二章 クーエ氏治療の實例/34
・ 第三章 兒童治療所/49
・ 第二篇 自己暗示の性質
・ 第四章 思想は力なり/71
・ 第五章 意志と想像/92
・ 第三篇 自己暗示法實習
・ 第六章 一般的法則/117
・ 第七章 一般的公則/134
・ 第八章 特別暗示/155
・ 第九章 苦痛除去法/178
・ 第十章 自己暗示と子供/189
・ 第十一章 結論/204
・ 附録
・ エミール・クーエ氏小傳/225
3.自己暗示
ブルックス，Ｃ．Ｈ．,クーエ，エミール／著,河野徹／訳 法政大学出版部 1966
4.自己暗示
Ｃ．Ｈ．ブルックス 著,エミ－ル・ク－エ 著,河野徹 訳 法政大学出版局 1985
5.自己暗示
Ｃ．Ｈ．ブルックス 著,Ｅ．クーエ 著 法政大学 1992
6.自己暗示
C.H.ブルックス, エミール・クーエ 著,河野徹 訳 法政大学出版局 2010
7.暗示で心と体を癒しなさい! : 不安・緊張・悩みが消える : 1日2回のクーエ・メソッド : 薬を使わず自分でできる精神療法
エミール・クーエ 著,林陽 訳,林泰 監修 かんき出版 2009
以上
