我が家の三獣士と王子の日常♪

今は亡きみぃの姐御を筆頭にキャラの濃い仲間達と翻弄される召使い(飼い主)の日常を綴ったブログです(*・ω・)ノ

猫伝染性腹膜炎(FIP)ベンジョーズの保護記録

2018-05-05 07:36:50 | 
久っっっっっっしぶりのブログになっちゃいました😅


もう、本当に忙がしくてブログまで手が回りませんで、、、
この半年間、いろいろあったんです。


とにかく猫の保護、新家族募集に追われてました。


並行しながら、保護猫は増えていき、見るからに死にそうな子猫達も持ち込まれました。


シルバータビーの長毛猫と黒猫。

名前はベンとジョー。



そして、ベンは2018年4月25日(水)、午後7時頃に推定0歳10ヶ月の短い生涯を終えました。

原因は、いまだに画期的な治療法が無い、猫伝染性腹膜炎、FIPでした。


今もその病に懸命に立ち向かう猫と家族の方々がいると思います。本当に苦しくて辛い日々も沢山あります。


役に立つかは分かりませんが、我が家で保護したベンの記録を残したいと思い、まだ闘っている猫達の助けになれればとなるべく時系列で記したいと思います。



とても劣悪な環境で産まれ、とにかく糞尿にまみれてました。とても汚い公衆トイレの臭い。




仮の名前はベンとジョー。


最低なネーミングです。でもそれ以外に付けられないくらい強烈です。

たった200g以下の子猫2匹でこの悪臭。一体家はどうなってるのか、、、


とにもかくにも、ガリガリに痩せていて衰弱も激しい子猫達。


話し合いの結果、私が引き取り治療し生存してくれたら、その後新しい家族を探すことにしました。


自宅に帰り、とにかく臭いをなんとかしないと鼻がおかしくなりそうでした。

衰弱しているけど、糞尿まみれのままも不衛生すぎるので、可哀相でしたがシャンプーしました。しかし、1度洗いでは臭いどころか汚れも落ちず、最終的に3度洗いとなりました。






(↑これ一匹分、、、)
それでも完全に匂いが取れず、、、


すぐにドライヤーで乾かし、体温が下がらないように湯たんぽも入れました。


本当によく頑張った。生きててくれた。


次は食欲です。




ベンはなんとか自力で離乳食を食べましたが、ジョーは食べません。結局、強制給餌でしたが数日で自分で食べれるように。

ちなみに歯は生えてるので、この時点で3週間程は絶ってるはず、、、だけど200g台。

ちなみにベンジョーが産まれた家の主はベンは6月中旬、ジョーは6月下旬に産まれてるとの事。

保護したのが8月なので、2匹ともに最低でも1ヶ月は確実ってこと。


いやいやいやいや、1ヶ月の子猫で200gって!いや、死にかけで保護される子もいるけどさ。その後は猫自身の生命力に賭けるしかない訳で。

しかも母猫は家主の実家に引き取ってもらったと。母乳も飲まず1週間は経っていたとの事でした。


本当に死んでもおかしくない状況。


そして、ジョーは更に不安要素が


脱肛、骨折。



ジョー自身が痛がってないので、骨はあの時点で既にくっついてたんだと思います。

また脱肛に関しても重度ではない為、成長と共に筋力が付いて改善すれば良いかと思って、様子を見ながら今に至ります。


これがベンジョーの最初でした。