顔面神経麻痺 治療５回目

「ハント症候群ですね」と言われはや数日
未だ耳に水泡は出来ず。

この耳周辺のヘルペス、難聴／めまいなど、顔面神経麻痺、の３つが条件だそうですが、
それがそろうと完全型ハント症候群と言って予後もちょっと悪い、との説明でした。

「言っとくけど『重症』なんですよ。このまま時間掛けることは得策じゃない。
視力失っちゃう場合もあるんです」
また先生にビビらされた。

傷ついた角膜は、確実に再生されているんだけど
不思議とメガネを手放せない。
この酷い顔を誰かに直に見られたくないからなのか
一枚何かで覆いたくなる。

これから顔面麻痺はもう少しひどくなって、全然動かなくなるとも、
このままkeepとも、回復とも今はなんとも言えないそうだ。

5日目の治療、ビタミン剤注射と星状神経節へのブロック注射は受けたのだが、
良くなったという言葉は、看護婦からも誰からも出ない。

やっぱ…

まじ1週間経ち、相変わらず目は瞬きができず、
目を休めるときは手でまぶたを閉じなければなりません。
食事も、口の中で右側に行ってしまうと左に戻すのに一苦労。
そして右側の唇と歯茎の間にご飯がたまってしまいます。
そんな感じ。

さらにここ数日目まいもひどい。
頭を振る動作で世界がぐるんと回ります。
電車から降りるとき、階段を下りるとき、
手すりがないと心配です。
できるだけ壁伝いに歩かないと恐いです。

喉から耳にかけての痛みはだいぶ収まりました。

ただ、夕食後の抗ウィルス薬のバルトレックスを飲み忘れる
耳の奥の痛みが出てくる。
めまいの中、終電車で帰宅
家で痛みに耐える。

今日から睡眠導入剤も処方されました。