Duke MBA 日本人ブログ

Duke University - Fuqua School of Business(非公式)

Why MBA?

2009-11-07 18:16:15 | MBA受験
はじめまして、FYのToluckyです。今回が初投稿になります。

早いもので、ダーラムに来て4ヶ月、Fall Term 2も3週目に入ろうとしています。思い返せば、1年前はまだTOEFL・GMATの勉強に追われながら、エッセイにも着手し、“Why MBA?”“Why this school?”を限られた字数やスペースの中でどうやって伝えきるかということに腐心していました。Fuquaは第1志望だったこともあり、1ヶ月以上、考えに考え抜いて、「これでダメなら仕方がない」と思えるエッセイに仕上がった記憶があります。

私はメーカーからの社費派遣ですが、入社してから10年間、製造・技術部門で仕事をしてきました。私自身のWhy MBA?は「技術力に根ざしてグローバルに事業展開を図ろうとする企業には、経営を知り、幅広い視点で企業戦略を考えられる技術屋が必ず必要。自分がそのような“スペシャリストの中のゼネラリスト”として、会社の成長に貢献できる人材になろう。」というところに端を発しています。入社してからすっかりモノづくりの魅力に取りつかれ、大好きな製造現場の第一線や仲間から離れるということは寂しくもあり、非常に迷いましたが、熟慮した上での決断でした。

そんな“Why MBA?”もいざ留学して、日々の学生生活に忙殺されていると、いつの間にかあまり意識しなくなり、熱い思いもどこか片隅に追いやられてしまっていることに最近、気づきました。私費で留学している日本人同級生は、来夏のサマーインターン獲得に向けて就職活動がピークを迎えていて、“Why MBA?”や“Why this company?”を日々意識していると思いますが、社費派遣の私はそうしたこともなく、留学して時間が経つにつれて、会社のことが日々意識から遠ざかっていく始末…。ほぼ純ドメで英語にも苦労している私は、授業をフォローしAssignmentをこなすだけでほぼ精一杯で、いつも頭の中はタイムマネジメントと勉強のことばかり。大きな初志をすっかり忘れ「なりたい自分にどれだけ近づけているか」という振り返りも十分にできていなかったと反省しました。恥ずかしながら、そのことに気づいたのは最近少しずつ増えてきた日本人ビジターの方への対応を考えているときでした。「そう言えば1年前は…」てな感じで。どんなことからでも、学びや気づきはあるものです。

もう少ししたら、次ターム以降のElective科目をどう専攻するか具体的に考えださないといけないのですが、もう一度初志に立ち返り、留学して新たにわかった自分の強み・弱みも踏まえながら、自分のゴール達成に向けた科目選びをじっくり考えようと思います。「初志貫徹」って言うは易しですが、非常に大事ですね。

これから本格的にピークを迎える受験生の皆さんも、志望校合格に向けて「初志貫徹」で頑張って下さい!Fuquaでお待ちしています!

Tolucky