Duke MBA 日本人ブログ

Duke University - Fuqua School of Business(非公式)

Board of Visitors dinner

2009-11-07 14:20:38 | 課外活動
SYのMiyagiです。

今晩は、ひょんなことからBoard of Visitorsのディナーに参加してきました。

Board of Visitorsというのは、Fuquaにとっての相談役会のようです。
調べてみると、企業のCEOやFuquaの卒業・現役生などが会員となっており、
学校の運営・カリキュラムの改善のための意見交換会が
定期的に開催されているようでした。

私も、いつの間にやらこれらのお歴々に肩を並べるようになった!
わけでは決してなく、ディナーの余興として演奏をしないかと
同級生に誘われたのでした。

# おそらくFuqua Idolでのマンドリン演奏を覚えてくれていたんでしょう♪
http://blog.goo.ne.jp/fuqua2007/e/89f03480ca832b3c39f5f5106f3799f9

頼まれたときには詳しいイベントの趣旨も分からず
「1曲演奏するだけだし、まあ良いか」と気軽に引き受けてしまったものの、
蓋を開けてみれば、列席者はかなりの重鎮揃い。
http://www.fuqua.duke.edu/about/leadership/bov/

しかも、演奏だけでなくディナーにも同席し、
演奏も同級生2人が歌った後でトリを務めろ、と
こりゃ思ったよりも責任重大だぁ、と知ったのは前日のことでした。。。

本番当日、久々のスーツで会場のFox Center(学生食堂)に到着し、
私はHealth Sector Managementの授業でおなじみのDavid先生夫妻、
ロンドンで投資会社を営む女性経営者らと共にテーブルを囲みました。

夏のインターンや女性のキャリア観、ヘルスケア業界の
動向といったやや真面目なテーマから、
めいめいの家族の話題などで話に花が咲き、
ワインに焼き鴨といった料理に舌鼓を打ち、気持ちも良くなってきた、、、

そのとき、テーブルに現れたのはDean Sheppard。
曰く「そろそろ出番だけど、きみたち、良いかな?」

そうか、タダ飯ではなかったな、と気を取り直し、
ナプキンで手の汗を拭いつつ、前の2人の歌を聞いて待機。
が、かなり上手いんですね、これが。

ギターの伴奏に乗せて、同級生のJim、Emilyの甘いボーカルが
会場に木霊します。
次は出番と思うと、さらに汗ばむ我が手・・・・・・。

2人の歌が終わり、ステージに登壇して曲紹介。
「マンドリンはイタリアの楽器ですが、
今日は日本の伝統民謡"Sakura"を演奏します。
日本人は桜、それ以上に花盛りの桜の木の下で
酒盛りをするのが殊のほか好きで(会場に笑い)、云々」

つかみは上々、そして、いざ、演奏開始!

曲は古謡の「さくら さくら」の主題を元に
無伴奏のマンドリン演奏のために編曲されており、
トレモロ奏法で主旋律を奏でた後、越後獅子風の中間部、
三味線や琴の調べを思わせるカデンツァを経て
アルペジオで主旋律が再現される、と、
ナカナカ凝った作りになっています。

何とか無事に演奏を終えると、うれしいことに
皆さん温かい拍手で応えてくださいました。

演奏後、挨拶に登場したDeanも
「Fuquaではこのように、InternationalなStudentも
様々な場面で活躍してくれている」とご満悦の様子。

プチInternational代表としての面目は保てたようで一安心でした。

デザートも終わり、散会後も参加者の中で
「今日の演奏、とっても良かったわ!」と
声をかけてくださる方もいらしたり、
またDeanとも握手を交わすなど、
音楽家、もとい、芸人冥利に尽きる一幕もありました。


周りの日本人同級生、または卒業生を見ていても、
・クラブの代表を引き受ける
・飲み会に毎回顔を出す
・自宅をパーティー会場として提供する
・スポーツイベントに助っ人として参加する
・Tutorなどアカデミックな分野で活躍する
など、それぞれの分野でFuquaコミュニティへ貢献されており、
私も自分なりのやり方でFuquaへの自分の露出度を高めて
一味違った留学生活を楽しもう、をモットーに2年目を過ごしています。

次の演奏機会までは間が空きそう(Fuqua Idol? 出場はコミット出来る?? 予選を勝ち残れる???)
ですが、他の活動にも時間を作って色々と首を突っ込んでみようと思います。