多苦庵:枯れっぺ

趣味である、釣り、音楽、ウォーキング、読書などの話を中心に進めていきます。

「いねむり先生」[文庫]伊集院 静 (著)

2013年09月28日 | 日記
妻の死後、無為な日々を過ごしていた僕が出会ったのは、小説家にしてギャンブルの神様。色川武大との交流が僕から恐れを取り除いてくれた──。自伝的傑作、ドラマ化!(解説/村松友視)

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最愛の妻である女優と死別し、ボクは酒とギャンブルに溺れる日々にあった。そんな折、友人のKさんが、初めて人を逢わせたいと言った。とてもチャーミングな人で、ギャンブルの神様として有名な作家、色川武大(阿佐田哲也)その人だった。先生に誘われ、旅打ちに一緒に出かけるようになる。先生の不思議な温もりに包まれるうち、絶望の淵から抜け出す糸口を見出していく。自伝的長編小説の最高峰。

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色川氏との交流、特に心の交流が素晴らしいタッチで描かれている。

さすが伊集院氏の文章力というか小説家の力量。


感動的な自伝的小説でした。


たまたま読んでいる最中に、テレビでドラマ放映されていました。
細かな描写は小説とは違ってましたが、ドラマもなかなか面白かったですね。

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2 コメント

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Unknown (ryuji_s1)
2013-09-29 08:28:55
枯れっぺさん
読書の秋
いいです
素適な本をチョイス
ryuji_s1さん (枯れっぺ)
2013-09-29 19:45:01
これはなかなか意味深い、考えさせられる作品でした。

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