HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

RADIO CRAZY 2011(1日目29日木曜日)

2011年12月30日 | 邦楽
RADIO CRAZYが始まって以来毎年行っているわけですが
年々、フェスとして成長していってるのがすごくわかるし
こういう風にフジロックとかサマソニとかCDJとか
大きくなっていったんだなと思う訳です。

が、ひとつのしかもローカルな関西のFM局(FM802)が主催する音楽フェスなんて
他にあるでしょうか?これって凄くないですか?
今日、朝入場前の長~い長~い列に並びながら思った訳です。
もちろん、ひとつの雑誌社が始めたRIJとかCDJも凄いと思います。
こういうのって日本だからできるのかなとも思いました。

きめ細かい心遣いとコツコツ努力して何かを成し遂げようとする気質。
海外ではひとつの雑誌社とか放送局ではできないと思う訳です。

だから日本の雑誌社にもFM局にも心から拍手したいです。

さて、今年はすごいメンツが揃ったので
(単独ならすぐにソールドアウトの人たちばかり)
29日の分は完売だったようです。

私は結局Man with a missionには間に合わず
NICO Touches the Wallsからの参戦になりました。

結構前で肉眼で彼らがしっかりと見えるところで
ライブを見る事が出来ました。

「今年の辛いことをすべていっしょにここに吐き出して行こうぜ」
というような言葉とともにエネルギッシュなライブが展開されました。

彼らはこの日が今年のライブ納めだったようなので
セットリストを書きますと

Diver
Broken Youth
バイシクル
THE BUNGY
Endless roll
手をたたけ

バイシクルが聴けたのですごくよかったです。
THE BUNGYは今まで行ったニコのライブで
聴かなかったことがない曲ですね。
「夜の果て」が聴けなかったのはちょっと残念。
でも、光村さんのMCを聴いていて
「手をたたけ」に込められた意味がやっとわかったような
気がしました。震災後の多くの人への彼の思いが
今になってやっとわかりました。
楽器も何もなくても、自分の声と手があれば
音楽を奏でられるっていうことであり
そうすることで人は楽しい気持ちを取り戻せる
こともできるということを。

彼らを最初に見たのが梅田シャングリラ
その時も素晴らしかったけれど
今年の夏のサマソニで見て
そしてRADIO CRAZYで見て
彼らの歌が同じ歌でもこんなに
艶が出て来たんだとほんと驚きましたし
その成長に感動しました。

なんか偉そうなことを書いて申し訳ないけれど
私よりはずっと若い人たちなのでそういう風に
姉心あるいは母心のように言うことを許して下さい。

光村さんはいつもあの細い体にもかかわらず
伸びやかなボーカルを聴かせてくれて
ほんとうに素晴らしいボーカリストだと思います。

古村さんもやっぱり素敵なギタリストでした。
ギターいつの間にか変わったんだね。
ってだいぶニコのライブ見てなかったし
サマソニでも違ったっけ?

さて、NICOの次は
Nothing 's Carved In Stone

彼らのライブは結成後結構すぐぐらいのライブを
心斎橋クアトロで見て以来ですが
ほんと凄いことになっていました。
頭脳集団っていう感じでしょうか?
彼らもオーケストラのようでした。

結構前方で見たので
しっかり見れましたが
村松さんはだいぶ歌い方が変わりましたね。
堂々として、まっすぐ前を見て。

アブストの時はどこ見てるかわかんないかんじで
よく体をゆらしてギターを弾いているのが特徴的でしたが
もうそれもなくなっちゃったように見えました。
ちょっとそれは寂しかったかな。
あの揺れる村松さんが好きなんです。

生形さんはほんとうに楽しそうで
笑顔また笑顔っていう感じで
エルレの時のあまり笑わない感じとは
対照的な感じでした。

なんか生形さん見てたら当分エルレが
始動することはないなって思いました。

November15thとTruthが聴けてよかったです。
inside outという新曲も聴けたのもラッキーでした。

ナッシングスが終わって
すぐに別のステージでやっている
ONE OK ROCKを見に行きました。

「C.h.o.a.s.m.y.t.h」はやってくれるだろうなと
期待してたらやっぱりやってくれました。
本当に会場を包み込むような壮大さで
感動的な名曲でした。

ワンオクも去年に続き今年も見ましたが
彼らもいうように本当に一段とスケールが
増したように感じました。

彼らの10年後が見たいです。
10年後でも今の細美さんより若いですよね?
一体どんなバンドになっていくのか
本当に楽しみです。
最後「完全感覚Dreamer」で最高に盛り上がって
なんか「すべてを吐き出した!」って感じがしました。
柱によじ上ってTAKAはすごいことになってましたが
しっかりと歌い続けてくれました。すごいボーカル力!

ワンオクはある意味すごくバランスのとれたバンドだと
思っています。アイドル性もありつつ、ロック力もあり
メロディや歌詞は個性的でありキャッチーな部分と
ロックファンもうならせる部分をも持ち合わせ、彼ら自身は努力を
常に重ねて、辛いことも何度も超えて今を勝ち取ってきている
そんなバンド。こうしてロックフェスでもしっかり認められて
年々力を増して来ているのが凄いです。
日本のマイケミになれそうな感じです。


さて、次に見る予定だったボウディーズは
やめました。彼らが凄いのはわかっているし
見たい気持ちもありましたが、ここで
エネルギーを消耗してしまう可能性があったので
休憩に入りました。もう誰もが認めるバンドですからね。

で、avengers in sci-fi
の途中から戻りました。

この戻った時に特別ゲストとして木村カエラちゃんが「BANZAI」で
ボーカルで入って来て、ラッキーでした。
カエラちゃんはやっぱりすごくチャーミングでした。
avengersもいい感じで、好きだなと初めて聴いたけれど
思いました。

この次はSEKAI NO OWARIです。

スターライトパレードから始まりました。
新曲も披露してくれました。
それはやはり平和と戦争の話。
戦争がなくなると平和もなくなるという矛盾みたいな。
「Love the Warz」というタイトルみたいです。

とにかく彼らはレーザー光線やシャボン玉など
視覚的にも素晴らしかったです。
また時間があればそれを詳しく書くかもしれませんが
今はざっとだけ。
「幻の命」はやっぱり感動しますね。

トータル的にはこの日のバンドの中で一番よかったかもしれません。

そして、私の今日のラストは
ストレイテナー。

ほんと、どれだけこの日を待ったことか!

しかもちょっと前の曲の私の大好きな
「Melodic Storm」をやってくれた時は
うるっとなりました。

「SIX DAY WONDER」も好きな曲だったので
ほんとやってくれるとは予期してなかったので
うれしかったです。
 
「羊の群れは丘を登る」は最近の作品の中では
特に好きだったのでこれを聴けた時も体から
魂が飛んでいきそうでした。

あ~生のホリエさんを見たとほんと
それも感動でした。

私が10代ぐらいのまだ夢見る年齢なら
ホリエさんに惚れていたことでしょう。
こういうタイプが好きみたいです(笑)
って今はそういうことはないですが。

本当に充実していた1日目でした。

今日同じステージでNothing's carved in stoneと
SEKAI NO OWARIを見たのもなんか感慨深かったです。

2年ぐらい前かな?
ブログで検索したらわかるけれど

ナッシングスの村松さんがまだABSTRACT MASHでも
やっていた頃。アブストのライブを京都MOJOに
見に行って、そこでメンバーと話ながら
「次に京都で対バンするのが世界の終わりっていうバンドなんだよね。」
って話になり、「へぇ~どんなバンドなんだろうね。」
ってお互いに聴いた事がなかったので「ミッシェル系なのかな?」とか
話してました。でも、私は気になったのでタワレコ限定の「幻の命」を
購入して初めて聞いたら、まったくミッシェル系ではなくて、
とても不思議な世界観のあるバンドでピアノの音が印象的でした。
このバンドも是非聴きたいと、仕事の関係でその対バンの日が
都合がつくか微妙だったのをなんとかがんばって行って
そこで初めて当時は漢字で名乗っていた世界の終わりの
ライブを見たわけです。そこで世界の終わりのメンバーとも
お話して、サインももらったわけですが、そんなまだ
こじんまりした世界で、このRADIO CRAZYでの最前にいて
目の前にいるセキュリティの人よりも近い距離にいた
村松さんと世界の終わりのメンバーが
こんなにもでっかくなってすごい人を動員するステージに
同じ日に立っているっていうのが感動でした。

なんかまるで姉か母の気持ちですね。
えらそうにごめんなさい。でもこれからも
ずっとファンですからね。

もちろん遠くなりすぎて寂しい気もしますが
ずっと音楽を発信し続けてくれるだけで幸せです。


本当にこの日は見たかったライブをいっぱい見れた一日でした。






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