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"The Sting"(1973)

2008-09-11 00:40:42 | Crime, Gangster, Drug Dealer

 スティング

cast >> Paul Newman, Robert Redford, Robert Shaw, Charles Durning, Eileen Brennan, Ray Walston, Sally Kirkland, Charles Dierkop, Dana Elcar, Dimitra Arliss, Robert Earl Jones, Avon Long, Harold Gould, John Heffernan, Jack Kehoe, James Sloyan, Arch Johnson ...
director >>George Roy Hill(129min)
music >> Marvin Hamlisch
soundtrack>>


《どうせやるなら、大きく騙せ! 愛すべきイカサマコンビ、一世一代の大博打!!》
マーヴィン・ハムリッシュの軽快な音楽のリズムに乗って、騙し騙されるゲームが小気味よく展開する犯罪ドラマの傑作 ーーー。『明日に向かって撃て』のジョージ・ロイ・ヒル監督( "The World According To Garp" "A Little Romance" )× ポール・ニューマン × ロバート・レッドフォードが再び組み、娯楽の神髄を魅せてくれる作品。アカデミー賞7部門【作品賞 / 監督賞 / 脚本賞 / ミュージカル映画音楽賞 / 美術監督・装置賞 / 衣装デザイン賞 / 音響賞】受賞。


1936年、シカゴ ーーー ジョニー・フッカー(R・レッドフォード   filmography)は、詐欺で日銭を稼ぐ若いイカサマ師。ある日、いつものように通りがかりの男を引っかけて思いがけない「大金」を騙し取ったが、その金はニューヨークの大物ギャング、ロネガン(ロバート・ショウ ← 51歳で他界  "Black Sunday" "JAWS" "From Russia With Love" )が所有する賭博場の「上がり金」だった。そのせいで、ジョニーの師匠であり親同然だったルーサー(ロバート・アール・ジョーンズ ← ジェームズ・アール・ジョーンズの父  "The Cotton Club" "人間の証明" )が、組織に殺されてしまう。復讐を誓ったジョニーは、ルーサーの旧友で“伝説”の賭博師ヘンリー・ゴンドーフ(P・ニューマン  filmography )を訪ねる。彼に協力を求めるが、FBIに追われているヘンリーは渋る。しかしロネガンの名を聞くと、彼の内なる闘争心に火がつき “一世一代” の大博打を企てることに・・・・・。

スナイダー刑事をチャールズ・ダーニング( "Dog Day Afternoon" "TOOTSIE" )、J・Jをレイ・ウォルストン( "Of Mice And Men" "Fast Times At Ridgemont High" "The Apartment" )、FBI捜査官ポークをダナ・エルカー( "The Champ" "2010" )らが演じている。

名優たちの巧みな演技はもちろん、二転三転するストーリー展開、洒落た台詞に、リズミカルでテンポの良い演出・・・そして驚きのラスト・シーン。このパッケージ・デザインにも「イラスト」が使われていますが、作品中もページをめくるように「イラスト」を使ったインデックスがつけられていて、小粋で気に入っています。1930年代という時代設定で、35年前に撮られた作品もかかわらず、いまだ色褪せない名作です(秀逸)。

>>  Crime, Gangster, Drug Dealer - filmography(クライム・ギャング・ドラッグディーラー  映画作品一覧)
>>  70's movie  - filmography('70年代  映画作品一覧)

 


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4 Comments

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こんな面白い映画はない! (jamjam)
2008-09-11 16:50:15
funkeymeg_mさんへ

この映画の音楽がジャズの初期のスタイルとよく取り上げられますが、どれをとっても素晴らしいの一言の映画。アカデミー賞7部門を受賞ですから一級品の作品ですよね。(その頃は賞のことはまったく知らずに、一人で盛り上がっていました。)古い話ですが、初めて観た時には周りの人に、「観た?観た?」と声を掛けたの思い出します。

今考えると「明日に向かって撃て」と同時にこの作品を観てポール・ニューマンに注目するようになったのかもしれません。レッドフォードはあまり気に掛けてはいなかったかもしれません。

映画の中で使われているスコット・ジョプリンの曲を弾いているラグタイムのアルバムがあるのですが、ジャケットだけが残っていて中身は無し。帽子じゃなく僕のレコード何処にいったのでしょうね。聴いたら自動的に消えるわけでもないし、この映画の話題の度にいつもこの話をしています。メグさんは何処かに行ってしまった映画ありませんか。
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“唯一無二”の作品のひとつでしょう。 (funkymeg_m)
2008-09-11 20:47:04
to jamjamさん


たとえどんなに優秀なスタッフ&豪華なキャストでリメイクしたとしても、これ以上の "The Sting" は生まれないでしょう。「アカデミー賞」を受賞しなくても秀逸な作品はたくさんありますが、コレはまさに値千金の作品です。

『明日に向かって撃て』は1969年の作品。P・ニューマンはレッドフォードより12歳年上で、この時点ですでにスター。知名度が違うので、当然ニューマンの印象の方が強かったんじゃないでしょうかね?

ちなみに私には「何処かに行ってしまった」なんていう、レコードもCDもDVDもありませんよ(あり得ない!・笑)。誰かに「あげちゃった」なんてのもありません(笑)。すべて愛しい“コレクション”ですから。
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P.S. (funkymeg_m)
2008-09-11 21:23:19
to jamjamさん

「帽子じゃなく僕のレコード・・・」、さすがジャム×2さん!(褒&笑)
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確か、ホテルニューオオタニだったかな。 (jamjam)
2008-09-12 09:45:03
funkymeg_mさんへ

お褒めに預かり恐縮です。角川映画全盛の時ですよね。ジョー山中のヴォーカル、なかなか良かったですよね。

それにしても、次は「追憶」ですか。まいったなぁ。この場を借りてのコメントですが、500枚の紹介を追えて、東京のメンバーからお祝いにドドット新譜のCDが届いて、調べたり、聴いたりしなきゃならないので、コメントは一段落ついてからにします。(知らないヨーロッパのアーティストばかりなんです。)
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