"STATE OF MIND" Raul Midon
produced by Arif Mardin and Joe Mardin
1. State of Mind（ステイト・オブ・マインド）（3:23）
2. If You're Gonna Leave（イフ・ユーアー・ゴナ・リーヴ）（3:51）
3. Keep on Hoping（キープ・オン・ホーピング）［duet feat. Jason Mraz］（4:32）
4. Mystery Girl（ミステリー・ガール）（4:21）
5. Waited All My Life（ウェイテッド・オール・マイ・ライフ）（4:36）
6. Everybody（エヴリバディ）（4:00）
7. Expressions of Love（エクスプレッションズ・オブ・ラヴ）［feat. Stevie Wonder - harmonica solo］（2:49）
8. Sittin' in the Middle（シッティング・イン・ザ・ミドル）［dedicated to Donny Hathaway］（3:32）
9. Suddenly（サドゥンリー）（3:32）
10. Never Get Enough（ネヴァー・ゲット・イナフ）（3:45）
11. Sunshine（I Can Fly）（サンシャイン［アイ・キャン・フライ］）（4:33）
12. I Would Do Anything（アイ・ウッド・ドゥ・エニィシング）（3:34）
13. All in Your Mind（オール・イン・ユア・マインド）（3:18）
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Bonus Track:
14. Devil May Care（デヴィル・メイ・ケア）（3:01）
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CD Extra:
15. State of Mind（ステイト・オブ・マインド）［music video］（6:17）
16. Sunshine（I Can Fly）（サンシャイン［アイ・キャン・フライ］）［music video］（5:35）
パーカッシヴなアコースティック・ギターと、温かくソウルフルな唄声が "魂 "に響くラウル・ミドン のデビュー・アルバム "ステイト・オブ・マインド" ーーー。
プロデューサーはアリフ・マーディン（ "CHAKA" "What Cha' Gonna Do For Me" ）と、その息子のジョー。
未熟児でこの世に生を受けたラウルは、目を覆われずに保育器に入れられてしまったため、すべての光を失ってしまう ーーー。その後、母が亡くなり父に育てられたラウルは、５歳の頃からパーカッションを始め、音楽に夢中に。彼にとって音楽は "人生そのもの" であり、本アルバムのコンセプトについて《タイトルそのものがテーマだね。"State Of Mind" というのは『自分の（置かれた）状況をどのように見るか？』という意味。例えば盲目という自分の状況を『悪いこと・酷いこと』と考えることもできるし、逆に『恵まれている』と捉えることもできる。つまり "自分の気の持ちようで、状況はいくらでも変えることができる" と伝えたいんだ》・・・と語っており、これだけで本当に頭が下がります（尊敬）。
とにかく彼の音楽をじっくり聴いて、そしてパフォーマンスを観てください。心に訴えかけてくるメッセージを感じながら。
Raul Midon: acoustic guitar, guitar and mouth trumpet solo, vocals / Shedric Mitchel: hammond b-3 organ
まずは、本作に収録されているこのビデオをご覧ください。
"パーカッションを叩くように弾く" ギターに、口でトランペットを吹く "ヒューマン・ホーン" ーーー 初めて観た方はきっとぶっ飛ぶ（＝驚く）ことでしょう。'パーカッション・ヴォイス' と言われたアル・ジャロウ（ "TENDERNESS" ）や、胸などを叩きながら唄うボビー・マクファーリンも初めて観たときは驚きましたが、彼は "それ以上" です（感嘆）。大好きな一曲（← マーカス・ミラーとのライヴ ver. はこちら）。
Raul Midon: acoustic guitars and vocals / Stevie Wonder: harmonica solo / Stefon Harris: vibraphone / Lisa Fischer: additional background vocals
同じ盲目のアーティストで、彼に強い影響を与えたスティーヴィー・ワンダー（ discography ）との共演 ーーー。
Raul Midon: acoustic guitar, guitar and mouth trumpet solo, vocals / Jerry Barnes: electric bass / Daniel Sadownick: percussion
音楽的に影響を受けたダニー・ハサウェイ（ filmography ）に捧げた一曲。
Raul Midon: acoustic guitars and vocals / Gregorie Maret: harmonica solo / Eric Revis: acoustic bass / Cyro Baptista: all percussion
ちなみに彼はスパイク・リー（ filmography ）の映画 "She Hate Me" に楽曲を提供しています。
・・・何か伝わってくる or 感じるものがあった方は、ぜひ歌詞をじっくりかみしめながら聴くことをお奨めします。
>> 'funky_soulful'（CD/LP）- discography
