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ハッスル&フロウ パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン このアイテムの詳細を見る |
cast >> Terrence Howard, Anthony Anderson, Taryn Manning, Taraji P. Henson, DJ Qualls, Isaac Hayes, Ludacris, Paula Jai Parker, Elise Neal ...
producer >> John Singleton
writer / director >>Craig Brewer（116min）
soundtrack >>
ラッパーになるのをあきらめ、ストリートでしがない "pimp（客引き）" をしていた負け犬の男に巡ってきたラスト・チャンス。人生のすべてをかけ、湧き上がる魂のラップで “夢” を掴もうとするサクセス・ドラマ ーーー。
脚本・監督は本作の舞台でもあるメンフィス出身の新鋭クレイグ・ブリュワー（ "Black Snake Moan" ）、製作にジョン・シングルトン（ filmography ）。
かつてはプロのラッパーとして成功する夢を追っていたＤジェイ（テレンス・ハワード filmography ）だったが、メンフィスのストリートでポン引きとして汚れた商売に手を染めるうちに、夢をみるのも忘れて希望のない毎日を送っていた。
そんなある日、ラッパーとして大成功を収めた同じ町出身のスキニー・ブラック（リュダクリス "2 FAST 2 FURIOUS" ← 監督と組む "CRASH" ）が地元メンフィスで凱旋公演をすると知ったＤジェイは、ラッパーとしての自分を売り込む最後のチャンスに賭けようと、旧友でサウンド・エンジニアのキー（アンソニー・アンダーソン filmography ）の協力を得て、デモ・テープ作りを始めるのだが・・・・・。
すべてのラップ・シーンを吹き替えなしで演じきったテレンス・ハワードはアカデミー賞主演男優賞にノミネート。本作で一気にメジャー・シーンに飛び出した。 もともと彼の演技には定評があるが、どん底から這い上がろうとする情熱・挫折・苦悩・希望・絶望・怒りと、様々な感情を織り交ぜた芝居で圧倒。"Mr. Holland's Opus" で映画デビューを果たしたハワードは、"The Best Man" で達者なギターの腕前も披露。特別好きな人ではないハズのに、なぜか作品を観るたびに印象が強く残る、気になる役者（← コレ、好きってことか・笑）。
Ｄジェイと共に暮らす女たち、彼に “投資” する肝の据わった娼婦ノラをタリン・マニング（ "8 Mile" ）、彼に養ってもらっている元娼婦の妊婦シャグをタラジ・P・ヘンソン（ "Four Brothers" "Baby Boy" ← 共にシングルトン監督作品 filmography ）、バーの店主アーネルをアイザック・ヘイズ（ "SHAFT" "The Super Session" ）、ビートを生み出す "light skin" のシェルビーをＤＪクオールズ（ "Chasing Holden" "The New Guy" ）らが好演。
本作品にラップは欠かせません！
ラップ好きの方もそうでない方も "It's Hard Out Here For A Pimp" とか "Whoop That Trick" など、リリック（歌詞）に込められたＤジェイの “魂” を感じながら聴いてみてください。
私には彼らのような暮らしは想像できませんが、抜け出せるチャンスがあれば当然 “賭け” るでしょうね。
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2008-06-01
